未開封で冷蔵庫に入れておいた豆乳。
飲もうとしたら、ドロッとした固まりがありました。
これは腐っているのでしょうか?
豆乳は、未開封で賞味期限内で、味や臭いに変化がなければ飲んでも大丈夫ですよ。
豆乳はいつまで飲めるのか?開封前と開封後ではどう違うのか、腐るとどうなるのかをご紹介します。
未開封の豆乳が固まったのはなぜ?冷蔵庫に入れておいたから飲んで平気?
未開封で賞味期限内の豆乳が、ドロドロに固まっていました。
未開封なのに、どうしてドロドロになったのでしょうか?
豆乳には、調整豆乳と成分無調整豆乳があります。
調整豆乳は、美味しく飲めるように味や口当たりが調整されています。
これに対して無調整豆乳は、ゆでてすりつぶした豆の搾り汁そのもの。
味付けも加工もされていません。
そのため、激しく降るなどの刺激が加わると、成分が偏って凝固することがあります。
でも未開封で賞味期限内なら、成分に問題はありません。
飲んでも大丈夫ですよ。
ただし、においや味に違和感を感じたら、飲むのはやめてください。
パックに小さな穴が開いて、菌が入ってしまうこともあるからです。
臭いや味がおかしいと思ったら、賞味期限内でも飲むのはやめましょう。
豆乳を開封後冷蔵庫に入れたら分離…まだ飲める?
豆乳を開封した後は、どれくらい日持ちするのでしょうか?
開封したら、冷蔵庫に保存して2~3日中に飲み切るようにしたほうがいいですが、4日目でも、においや味に変化がなければ飲むことができます。
ただし、開封して何日か経った後に豆乳が分離していた場合は、傷んでいる可能性がありますので、どうか飲まないでください。
でも、開封してからまだ3日も経っていないのに分離してしまうのは、なぜなんでしょうか?
3日以内なら飲めるんじゃないの!?とも思いますよね。
豆乳のパックは、開封した後しっかり冷蔵庫に入っていたでしょうか?
飲んだ後、しまい忘れて常温に置かれていませんでしたか?
豆乳パックの注ぎ口を直接手で触って、菌が入ったかもしれません。
口をつけてゴクゴク飲んだりしたら、口の中の菌がパックの中に入って繁殖してしまいます。
もし開封後の豆乳が分離していたら、開封後3日以内でも飲むのはやめましょう。
パックの注ぎ口を清潔に保つのも、長く保存する秘訣です。
豆乳腐るとどうなるの?見分け方は?
では、豆乳が腐るとどうなるのでしょうか?
まず、味に違和感を覚えます。
味が薄くなったような、なんとなく「美味しくない」感じです。
もし酸味を感じたら、その豆乳は傷んでいますから飲まないでください。
豆乳が腐ると、臭いも変化してきます。
見た目も、タンパク質が変化してドロドロしたり、分離したりします。
コップに注いで、固まりがないか確かめてみましょう。
凝固していたら品質が劣化していますので、飲むのはやめましょう。
腐った豆乳は加熱すれば飲んでも大丈夫?
豆乳が腐ってるような気もするけど、加熱したら飲めるんじゃない!?
なんて思う人がいるかもしれませんね、、
腐った豆乳を加熱すると、タンパク質は凝固します。
見た目も味も、元の豆乳のようにはなりません。
それに、加熱して菌が死んだとしても、菌の作った毒素は残ります。
豆乳は栄養豊富な分だけ傷むのも早いので、加熱しても効果はありません。
何より、マズイです。
豆乳が傷んでしまったら、速やかに処分してください。
賞味期限よりも長く豆乳を楽しみたい?
それなら、200mlのパックを冷凍して、豆乳アイスにしましょう。
何も難しいことはありません!
パックをそのまま冷凍するだけです。
冷凍した豆乳は、パックの紙を切って中身を押し出しながら食べます。
特にフルーツやコーヒーなど味がついた豆乳は、わざわざ凍らせて食べたくなるほどおいしいですよ!
でもこの方法は、アイスとして楽しむだけにしてくださいね。
解凍すると、豆乳が劣化してしまいます。
豆乳に戻して飲むことは、しないでくださいね。
まとめ
豆乳は、未開封でも凝固することがあります。
無調整豆乳は成分が不安定なので、振るなどの刺激で分離するからです。
賞味期限内で臭いや味に変化がなければ、飲んでも構いません。
逆に、臭いや味が変化していたら、賞味期限内でも飲むのはやめましょう。
開封した後に分離した豆乳は、傷んでいます。
残念ですが、速やかに処分しましょう。