たまには家でお菓子作りをしようとい思い立ち、家に材料があったのでタルトを作ってみたら、あれ!?なんだかうまく焼けていない。
レシピ通りに作ったのに、タルトの生地が生焼けだった…
という経験したことありませんか?
見た目はきれいに焼けているのに、食べてみたらなんだか様子がおかしいこと、ありますよね。
そこで、タルトの生地が生焼けになっていないかどうかの判断方法と、もし生焼けだったときの対処法をご紹介します。
タルトが生焼けかどうか判断する方法は?
タルトの生地が生焼けになっていることは、もしかしたら、「タルト作りあるある」かも!?
それくらい、けっこう経験することが多い失敗だと思います。
もちろん、私も経験がありますよ!(堂々と言えることではないですが・笑)
焼き上がってすぐのタルト生地はしっとりして柔らかいですが、ちょっと冷ますと、硬くなってサクサクとした感じになります。
しかし、もしタルト生地が生焼けであれば、冷めても食べてみると粉っぽくなっていたり、しっとりしています。
全体的に軽く押しながらさわってみると、柔らかいことが多いです。
そんな時は食べずに、タルト生地を焼き直しをすることをおすすめします。
タルトが生焼けのときの対処法は焼き直し!
タルトが生焼けになっていた時は、もう一度焼き直します。
ただ、焼き直す場合は焦げないように、弱火で生地の上にアルミホイルをかけて焼くと良いですよ。
もしオーブンが冷めてしまった場合は、もう一度オーブンを予熱しましょう。
オーブンを温め直すのが面倒であれば、オーブンを使わなくてもトースターで焼き直すこともできます。
ただ、タルト生地が入る大きさのトースターであることが前提ですが…
オーブントースターで焼き直す場合も、オーブンと同じように、焦げを防ぐためタルト生地にはアルミホイルをかぶせて焼きましょう。
タルト生地がすでにこんがり焼けていることが多いと思いますので、くれぐれも焼き過ぎないように注意してくださいね。
タルトが生焼け 食べたらお腹を壊すの?もし食べたらどうすればいいの?
タルト生地はちょっとぐらいの生焼けなら大丈夫かしら!?
なんて思って食べてしまう方もいるかもしれませんが、それはしないでくださいね!
というのも、生焼けの小麦粉はお腹で消化するのに時間がかかります。
下手すると、でんぷんが腸の壁を刺激してお腹が痛くなったり、お腹を壊すこともあるんですよね。
うっかり食べてしまって、あとでお腹が痛くなって後悔しないためにも、絶対食べないでください。
ただ、ほんの少しならそれほど問題はありませんので、あまり気にしすぎなくても大丈夫ですよ。
生焼けかな?と気づいた時点で、食べるのはやめてくださいね。
タルトが生焼けにならないようにするには?
タルト生地が生焼けになってしまうのは、生地の混ぜ方が原因のことが多いです。
材料がしっかり混ざっていないと、生地を均一に平らにのばすことができず、焼きムラができてしまうのです。
タルト生地を作る場合は、まず、バターを常温に戻してから使うことが大事です。
常温に戻したバターは、しっかりと生地に練りこみ、こねてくださいね。
バターを冷蔵庫から出してすぐの状態だと、バターを生地にしっかり混ぜることができず、ツブが残ってしまいます。
また、小麦粉はしっかりとふるいにかけておいてくださいね。
小麦粉をふるいにかけて均一にすることで、なめらかなタルト生地ができますよ。
卵もバターと同じように常温に戻してから使いましょう。
これらのことに気をつければ、なめらかな生地を作ることができます。
なめらかな生地であれば、均一に火を通すことができるので、生焼けを防ぐことができますよ。
あとは、型に生地を敷く時も、しっかり均等に平らになるように敷いてくださいね。
厚さが揃っていないと、それだけで焼きムラができてしまいます。
ただし、厚さを揃えたいからと言って、強く指で押さえすぎないようにしましょう。
押さえすぎると、そこだけ生地が硬くなり、焼き縮みが起きてしまうこともあります。
案外、デリケートなんですね、タルト生地は(笑)
タルトの生焼けの原因としてとっさに思い浮かべるのは、オーブンの火加減と時間ですよね。
それももちろん重要ですが、生焼けを防ぐためには、実は生地を混ぜるところがポイントなのです。
私は面倒臭がり屋なところがあるので、ついつい、バターや卵を常温に戻すのを忘れたり、時間を短縮してしまいがちです。
このズボラ体質はタルト作りには大敵ですね。
今まで失敗した理由がわかりました。。。これからは気をつけなくては!
タルトの生焼けの判断と対処方 まとめ
タルト生地の生焼けの判断と対処法についてご紹介しました。
もしタルトの生地が生焼けだったら、そのまま食べずに焼き直しをしましょう。
タルト生地の焦げを防ぐために、アルミホイルを被せて再度オーブンか、オーブントースターで焼きます。
タルト生地の生焼けを防ぐには、実は生地の材料を準備するところがポイントです。
バター、卵は常温に戻してから混ぜてくださいね。
材料をしっかり混ぜ合わせ、生地を均一にするのが生焼けを防ぐポイントです。