冷凍の塩サバがスーパーで安売りしていたので、まとめ買いしたんですが、うちの冷凍庫だとどれぐらい日持ちするんでしょうか。
家に帰るまでに少し溶けてしまったんですが、解凍した冷凍サバを再冷凍するのはアリなんでしょうか。
通常はあまり日持ちしないサバは、冷凍塩サバであれば、買ってきてすぐに冷凍保存すれば、案外長持ちしますよ。
ただし、一度解凍したら、冷蔵でも短期間、再冷凍はNGです!
冷凍塩サバの賞味期限と日持ちする上手な保存方法をご紹介します。
冷凍塩サバの賞味期限と上手な保存方法とは?
いわゆる「光りもの」と呼ばれる青魚は、もともと日持ちしない魚ですよね。
昔は実家でサバを三枚おろしにした後、干物にして保存していました。
脂質が多いサバは、そのままだと油分が酸化するのと、水分のせいで、あっという間に腐ってしまいます。
干物にして保存するのは、古くからの知恵なんですね。
今はマンション暮らしなため、狭いベランダにサバを干すわけにもいきません。
そこで、冷凍のサバは安いし、冷凍なので長持ちしそうなので、ひんぱんに買うようになりました。
塩サバは、旬の時期は脂が乗っておいしいですよね~!
冷凍状態で売っている塩サバは、そもそもどれぐらいの賞味期限なんでしょうか。
加工メーカーにもよりますが、冷凍塩サバは、家庭用の冷凍室で保存しても1〜2ヶ月は保存できます。
家の冷凍庫で冷凍塩サバを保存する場合は、1切れずつラップに包み直して、ジッパーバッグに入れて密封します。
こうしておけば、食べたい時に食べたいだけ取り出せるので便利ですよ。
最初から真空パックされているものは、そのまま冷凍庫に入れればOK!
簡単に保存できるし、解凍後も美味しくいただけます。
魚をおいしい状態で冷凍するコツは「密封」です。
しっかり密封せずに保存してしまうと、解凍する時に魚からドリップが出やすくなるので注意しましょう。
冷凍した塩鯖 解凍後の賞味期限は?再冷凍はできる?
冷凍の塩サバを解凍する際は、冷蔵庫に移してゆっくり溶かすと、余分なドリップが出にくいです。
私はそのまま魚焼きグリルでシンプルに焼いて食べることが多いですが、そのまま塩焼きにするときは、サバは凍ったままグリルに入れてしまいます。
揚げ物などにする時は、余分な水分を拭き取って焼くとカラッと仕上がりますよ。
冷凍塩サバの賞味期限は1〜2ヶ月ですが、一旦解凍したものは、冷蔵保存してもわずか2〜3日と賞味期限が激減します。
これは、もともと青魚が傷みやすいからです。
また、たとえ上手に冷凍できたとしても、やはり解凍時には多少のドリップが出ます。
そして、一度解凍した塩サバがまた余ってしまった!というときは、再冷凍は厳禁です!
解凍した時点で、すでに既に旨味が減っているのと、家の冷凍室で再び凍らせるには、時間がかかるからです。
冷凍している間に、サバの組織が壊れて乾燥してしまうため、再度解凍して調理しても、臭いが強く、パサパサしておいしくありません。
また、何度も外気にふれたり、手で触れることからも、衛生的にもおすすめできません。
ですから、冷凍塩サバの解凍は1回きりとして、2〜3日中には食べ切るようにしましょう。
焼いた塩サバの賞味期限は?冷蔵と冷凍ではこんなに違う
解凍した後の冷凍塩サバは、そのまま冷蔵保存では2〜3日が限度なので短いですよね。
でも、冷凍塩サバを解凍したものの、余ってしまって、どうしてもさらに保存しておきたいこともありますよね。
そんな時は、塩サバを焼いてしまいましょう。
焼いた塩サバなら、脂質や水分を腐らせることなく、保存できます。
塩サバは、焼いて粗熱が取れたら、ラップで包んで密封させると、旨味を閉じ込めて風味を保つことができます。
焼いた塩サバは、冷凍保存で1週間、冷蔵保存では3〜5日が目安です。
冷凍した焼きサバを再び食べる時は、やはり最初に比べると味が落ちてしまいます。
ですので、そのまま食べるのではなく、焼きサバは野菜と一緒に甘辛く煮たり、ほぐしてフレーク状にしてふりかけにするのはおすすめです。
これならパサつき感は解消されて、おいしく食べ切ることができますよ!
まとめ
冷凍塩サバの賞味期限と上手な保存方法をご紹介しました。
冷凍塩サバは、買ってきたらすぐに、凍ったまま小分けして冷凍するのがいちばん重宝する保存方法です。
塩サバを解凍するときは、冷蔵庫でゆっくりするのがベストです。
解凍後は2〜3日中に食べ切るようにして、余ったら再冷凍せず、焼いてから保存しましょう。
おいしいまま冷凍塩サバを保存するコツ、ぜひ参考にしてくださいね!