鰹のたたきは、ご飯にもお酒にも合いますよね!
旬の時期になると、鰹のたたきがスーパーで安売りしていて、勢いでたくさん買ってしまうことがあります。
で、一度に食べ切れない量を買ってしまって、どうしようー!となります。。
そんな時は思い切って冷凍してしまいます!
密封冷凍&ゆっくり解凍すれば、ドリップを出さずにおいしく食べられるんです。
鰹のたたきの冷凍保存方法と消費期限、解凍後においしく食べる方法をご紹介します。
鰹のたたきの冷凍|上手な保存方法と保存期間・賞味期限
鰹のたたきは新鮮な鰹を使っているので、購入後は冷蔵で2〜3日は保存できます。
しかし、あまりにも量が多いと、飽きもくるので、連日食べ続けるわけにはいきませんよね。
そんなときは、やはり冷凍保存が頭に浮かびますね。
ただ、魚は冷凍した後、解凍した時に、中の水分が抜け落ちてドリップとして流れてしまいます。
ドリップは、鰹の旨味も含んでいて、それが流れてしまうので、相当風味がなくなってしまいます。
そこで、後々ドリップが出ないようにするには、まずは鰹のたたき自体をラップでしっかり包みましょう。
真空パックされているものなら、封を切らずにそのまま冷凍できます。
ラップでぴっちり包んだあとは、さらにアルミホイルで包みます。
アルミホイルで包むことで、伝道率が上がり、冷凍庫に入れてすぐに凍りやすく、またドリップを出す原因を阻むのを手伝ってくれます。
ただし、冷凍保存でも家庭の冷凍庫では長くは保存できません。
冷凍庫でだいたい7〜10日ほどはキープできますが、できるだけ早く食べ切りましょう。
鰹のたたきを冷凍したときの食べ方は?
冷凍した鰹のたたきの上手な解凍方法
冷凍した鰹のたたきを食べる場合は、自然解凍します。
ドリップをなるべく出さないようにするには、自然解凍と言っても常温はNGです!
冷蔵庫に移してゆっくり溶かすようにしてください。
流水でゆっくり溶かすのも良いですよ。
鰹のたたきの中心がやや固い半解凍状態にします。
これもドリップが出にくい方法です。
解凍したかつおのたたきをおいしく食べる方法
一手間かけると、冷凍したあと鰹のたたきもおいしく食べることができます。
鰹のたたきを半解凍状態まで解凍したら、もう一度直火で表面を軽く炙ると、香ばしさが蘇りますよ。
フライパンで焼いても良いです。
こんがり焼いた鰹のたたきを好みの厚さに切って、醤油と薬味でいただけます。
しかし、一度冷凍するとやはり多少風味は落ちますし、万が一ドリップが出てしまうと、やや独特の臭いを感じることがあります。
そんな時は、アレンジして美味しくいただきましょう!
かつおの竜田揚げ
鰹のたたきを食べやすい大きさにスライスし、生姜醤油で漬け込んでから、片栗粉をまぶして油で揚げます。
サクッとした歯ごたえと、ふわっと香る生姜風味の鰹は、おかずにもおつまみにも最適ですよ!
かつおのマリネ
鰹のたたきを薄くスライスして、ごま油、ニンニク、醤油と塩でマリネします。
ほんの1〜2時間程漬け込むだけでも味がついて、おいしく食べられますよ。
マリネした鰹と生野菜をマリネ液ごと和えれば、おいしいサラダにも変身!
もう一品ほしいな~という時にも重宝しますよ。
かつおのフライ
鰹のたたきを好みの厚さにスライスして、小麦粉、卵にくぐらせ、パン粉をつけてフライにします。
とんかつソースをかけると、一気に洋食に早変わりします。
かつおのたたきは再冷凍できる?
冷凍保存しても、そう長くは日持ちしない鰹のたたき。
一度冷凍した鰹のたたきを解凍したけれど、それでもまた余ってしまったという時、再冷凍はできるのでしょうか。
残念ながら、再冷凍はおすすめしません。
なぜなら、冷凍・解凍を繰り返すと、鰹自体の素材の組織が壊れて、どんどん味が落ちてしまうからです。
また、冷凍・解凍を繰り返すと、衛生的にも危険が伴います。
冷凍するのは新鮮さを保つのが目的なので、再冷凍はやめて、火を通すアレンジで食べ切る方が無難でしょう。
まとめ
鰹のたたきの冷凍保存方法、賞味期限と解凍後の食べ方をご紹介しました。
鰹のたたきは、冷蔵で2〜3日、冷凍保存では7〜10日が目安です。
冷凍する場合は、ドリップがなるべく発生しないようしっかり密封が必要です。
解凍する場合は、冷蔵庫でゆっくりと。
解凍後に食べる時は、少し炙ると香ばしい香りが蘇ります。
ドリップが出て風味が落ちてしまったかつおのたたきは、竜田揚げやフライ、マリネなどにアレンジすると、おいしく食べられますよ。