ゴーヤチャンプルーを作ろうと買っておいたゴーヤを冷蔵庫にしばらく入れておいたら、なんとなく柔らかい・・・なんてことありますよね。
腐っているのかどうやって見分ければいいのでしょうか。
冷蔵庫にただ入れておくだけで良かったのか、正しい保存方法も気になります。
そこで、このページでは、ゴーヤが腐っているかの見分け方とゴーヤを日持ちさせるための保存方法についてご紹介します。
ゴーヤが腐ると臭いや色はどうなるの?
近くのスーパーで、緑鮮やかな新鮮なゴーヤを見つけたので買ってきました。
帰ってきてから、冷蔵庫の野菜室に入れておいたのですが、その後どんどん冷蔵庫の奥に追いやられ、ゴーヤを買ったことすら忘れていました(^_^;
ゴーヤを冷蔵庫の奥から発見したときは、なんとなく黄色っぽい色が出てきて、買った時よりもかなり柔らかくなっていました。
みずみずしい新鮮なゴーヤは全体が緑色でツヤがありますよね。
しかし、高温多湿な場所に置いておくとだんだん熟していき、最終的には腐ります。
ゴーヤが腐った時の特徴
茶色っぽい色に変色する
ゴーヤは緑→黄色→茶色と時間が経つにつれ変色していきます。
茶色になるとほぼ食べられません。
独特な異臭がする
ゴーヤが腐ると、ゴーヤの内部から水分が腐り異臭を放ちます。
いつもと違う臭いを感じたら、食べないほうが良いでしょう。
カビが生える
水分が多いゴーヤは、高温多湿の条件と重なると菌を繁殖させカビを増やします。
もちろんカビが生えたゴーヤは食べられません。
触るとぶよぶよする
いちばん多いのがこのパターンですね。
ゴーヤの中の繊維質が腐った水分に侵食されて、柔らかくなっていきます。
ぶよぶよしてしまったゴーヤは、残念ですが廃棄してくださいね。
ゴーヤが柔らかいけど食べられる?
新鮮なゴーヤの表面は、ハリがあって硬いですよね。
しかし、ゴーヤは日が経つと、だんだん柔らかくなってきます。
買ったときと比べると、ちょっとドキッとするぐらい「ぶよ」っとしますよね(^_^;
柔らかくなってきたゴーヤは、同時に色も黄色に変化してきます。
全体が黄色になったゴーヤを切ってみると、タネが赤くなっています。
実はこの状態は、ゴーヤの甘熟期のサインなんです。
もう苦味もなく、食べるとフルーツのように甘く美味しいんですよ。
このように、ゴーヤは単に柔らかくなっただけで、いちがいに腐ったとは判断しにくいのです。
硬さと同時に、先ほどご紹介したゴーヤが腐っているときの特徴を参考に、色やにおいなどもチェックして食べられるかどうか判断の目安にしてくださいね。
ゴーヤを日持ちさせる保存は冷蔵庫?冷凍もできるの?
ゴーヤチャンプルーだけでなく、おひたし、サラダ、炒め物、天ぷらなどゴーヤはさまざまな調理方法で美味しく食べられますよね。
ゴーヤは、27度以上の場所に置いておくと熟すのが早くなります。
ですので、日持ちさせたい場合の保存は、低温乾燥の環境が適しています。
冷蔵での保存方法
冷蔵保存する場合は、ゴーヤをまるごとラップに包んで、冷蔵庫の野菜室へ入れます。
できれば縦に立てて置くと良いですよ。
冷蔵庫だと、新鮮なゴーヤであれば5日ほど保存することができます。
もっと長持ちさせたい場合は、ちょっと一手間加えます。
ゴーヤを縦に切り、中のワタとタネを取り除きます。
それをラップでしっかり包み、切り口を下側にして置き、冷蔵庫に保存します。
ワタとタネを付けたままだと、熟しやすくなるのです。
ワタと種を除いたゴーヤであれば、冷蔵庫で7〜10日は保ちます。
ただし、一度切るので乾燥しやすい状態になります。
ラップできっちり包むようにしてくださいね。
冷凍での保存方法
ゴーヤを冷凍する場合は、すぐに調理できることを前提に保存しておくと便利です。
ゴーヤは縦半分に切ってからワタとタネを取り除き、使いやすいように切り分けて
ジッパーバッグに入れます。
ジッパーバックの空気を抜いて、しっかり密封してから冷凍庫へ入れます。
冷凍での保存期限は、約1ヶ月ほどです。
冷凍保存した後のゴーヤを解凍すると柔らかくなるので、冷凍ゴーヤは解凍せずにそのまま調理するのがおすすめです。
ゴーヤの苦味が気になる場合は、冷凍する前に下処理をしておくといいですよ。
ゴーヤは切り分けた後、硬めに下茹でするか、または塩もみして、水分をしっかり拭き取ってからジッパーバックに入れて密封します。
これで、調理後もゴーヤの苦味が感じにくくなります。
私はゴーヤチャンプルーが大好きなので、冷凍ゴーヤはほぼチャンプルーに使います。
なので、ゴーヤは5mmぐらいの厚さにスライスして冷凍するようにしていますよ。
ゴーヤの苦味が好きなので、下茹でや塩もみはせずに、そのまま冷凍庫に直行です!
まとめ
ゴーヤが腐った時の見分け方と日持ちする保存の仕方についてご紹介しました。
柔らかくなったゴーヤでも、表面が茶色く変色したり変な臭いがなければ、食べることができます。
ゴーヤを日持ちさせる保存方法は冷蔵庫か冷凍庫での低温保存です。
乾燥を防ぐために、しっかり密封してくださいね。
夏バテ防止にぴったりな栄養たっぷりなゴーヤ、旬の時期はお値段も手頃になりますし、家庭菜園で作っている方も多いですよね。
上手に保存して、おいしく食べましょう!