コーヒーに使うクリーミングパウダーのクリープ。
クリープを開封した後、どれくらいまで使えるのか賞味期限が気になっていました。
パウダーなので結構長持ちするのかなぁ~と思いきや、瓶の中に固まりができていることもあります。
クリープは開封後いつまで飲めるのか、飲んで良いかの見分け方や上手な保存方法、未開封のクリープが賞味期限を過ぎた場合に使って良いかについて、紹介します。
クリープの賞味期限 開封後はどれぐらいまで飲める?飲んで良いか見分ける方法は?
クリープは、開封後は約1ヶ月ほどで使い切るのが理想です。
メーカーサイトにも書かれています。
ただ、クリープの粉は湿気や高温に弱いので、保管状態が悪いともっと早く劣化することがあります。
クリープに含まれている糖類が一度溶けると、結晶化して固まり、元のサラサラな状態に戻りにくくなります。
クリープが固まってしまうと、熱湯を注いでもなかなか溶けないんですよね。
通常、クリーミングパウダーは原材料に植物性油脂を使ったものが多いですが、クリープは乳製品でできています。
CMでも、「クリープは乳製品でできています」とアピールしていますよね(笑)
そのため、クリープはデリケートなので、保管には気をつけないとダメなんですね。
もし湿気を含んだ状態でクリープを置いておくと、だんだんホコリっぽい匂いがしてきたり、カビが生えたり、変色したりすることがあります。
こうなったら、開封後1ヶ月以内でも使うのは諦めましょう。
クリープは湿気が大敵!上手な保存方法は?実は冷蔵庫はNG!
クリープを使う時は必ず乾いたスプーンを使うようにします。
また、クリープを開封したら、瓶の内側に貼られているシートはきれいに剥がしておきましょう。
この内側に貼ってあるシートは、なんとなく中身を保護してくれるような気がして、残しちゃったことありませんか?
私は実経験があるんですけれど、シートを完全に剥がさずに残しておくと、シートがだんだん外ぶたに噛んでいって、蓋を閉めてもしっかり閉まっていない状態になるんです。
閉めてるような気がするのですが、実際は隙間が開いちゃって逆効果という(笑)
なおで、この内側のシートは完全に剥がすほうがいいですよ。
インスタントコーヒーの瓶も同じことが言えます。
クリープを使った後は、毎回しっかり蓋を閉めて冷暗な場所に保管しておきましょう。
冷暗所と聞いて、真っ先に冷蔵庫が頭に浮かぶかもしれませんが、冷蔵庫保管は出し入れの時に
結露が出て、これも湿気を吸う原因になります。
なので、クリープは常温保存がオススメですよ。
クリープの賞味期限が切れていた!未開封の場合どれくらいまで飲める?
クリープの賞味期限は、製造日から1年です。
消費期限は賞味期限の1.1倍〜1.2倍の長さと決められているので、消費期限は、賞味期限プラス1〜2ヶ月です。
つまり、未開封であれば、賞味期限の日付から1〜2ヶ月過ぎていても使えることになります。
ただし、たとえ未開封であっても保管状況によっては、瓶の中でクリープが溶けたり固まって、品質劣化が起きている場合もあります。
まだ開けてもいないし、賞味期限前なので大丈夫だろうと思っていざ開けてみたら、ガチガチに固まっていた…なんてこともありえます。
もし色が変わっていたり、変な匂いがしたり、極度にかたまりが多い場合は、使用を避けた方が良いです。
クリープは固まってしまうと、熱湯でも溶けにくくなります。
使えるかどうか確かめるには、少量をお湯で溶かしてみましょう。
溶けにくかったり、ダマができたり、白く分離するようなら、劣化している証拠です。
少量なら体に影響はありませんが、劣化したクリープは風味が落ちて、おいしくありません。
私ならそんなクリープは無理に使わず、諦めて牛乳を入れますね。
その方がコーヒーの香りを邪魔せず飲めますし…
クリープの瓶の容器は、高温多湿に耐えるようにできていますし、賞味期限内はいちおう保証されているものの、未開封でも保管するときには適切な場所を選びましょう。
ちなみに、個包装されているスティックタイプのクリープは、意外にも熱に弱いです。
長い間放置していたスティックタイプのクリープを開けたら、チーズのような匂いがしたと言う話を聞いたことがあります。
スティックタイプのクリープは、外箱を開けてバラで保管できるように、スティックそれぞれに賞味期限が印字されています。
賞味期限切れのクリープは、使う前に様子をしっかりチェックしてから使うようにしましょう。
クリープの賞味期限 まとめ
クリープは開封後の賞味期限は、1ヶ月が目安です。
ただし、1ヶ月経過する前でも、変色や極度に固まってしまった場合は使わない方がよいです。
未開封のクリープは、賞味期限を1~2ヶ月過ぎても使うことはできます。
ただし、未開封であっても、高温多湿の場所に長く置いておいた場合は、中身が劣化している場合があります。
劣化していると、熱湯でも溶けにくくなるので、まずは熱湯に少量溶かしてチェックしてみてくださいね。