クッキーを手作りしていてテンションが下がるのが、クッキー生地のひび割れですよね。
いざ型抜きしてあとは焼くだけ!って段階で、生地を伸ばしても伸ばしてもひび割れができると、完全にやる気ダウンです(→経験者は語る)
そこで、クッキー生地がバラバラにひび割れてしまったときの対処法と、なぜ生地にひび割れができるのかと、ひび割れない生地にする方法をご紹介します。
これでクッキー作りも失敗知らずです!
クッキーの生地がバラバラにひび割れたときはどうすればいい?
クッキーの生地を冷蔵庫で寝かせた後、生地が固くひび割れることがあります。
それどころか、バラバラになってしまうことも。
ひび割れてしまった生地は、少しずつ牛乳を加えて伸ばして、再び冷蔵庫で寝かせます。
でも、一度生地をまとめてしまった後では、なかなか馴染ませるのは難しいんですよね。
水分を足してみても、なめらかにならずにクッキーの生地がひび割れてしまった場合は、アレンジして使い切りましょう!
ひび割れたクッキー生地をアレンジして使い切るアイデアを紹介しますね。
ひび割れたクッキー生地のアレンジアイデアその1:クランブルにする
クランブルというのは、顆粒状の甘く焼いたパンやクッキーのことです。
クッキーとしてではなく、スイーツなどのトッピングに使うクランブルにしてしまうのです!
バラバラになったクッキー生地を焼き上げ、ブレンダーで細かくします。
クランブルは、アイスクリームやヨーグルトに混ぜたり、パイや甘く煮たフルーツなどにトッピングすると、ちょっと贅沢なスイーツに変身しますよ!
わざわざ作りたくなるかも(笑)
ひび割れたクッキー生地のアレンジアイデアその2:ボーロにする
ボーロは、小さい丸状のクッキーです。
子どものおやつの「卵ボーロ」を思い出すかもしれませんね!
そうです!あのボーロです。
ボーロにするには、バラバラのクッキー生地を1〜1.5cmほどに細かく切り分けて、丸く成形して焼きます。
わざわざオーブンを使わなくても、パンを焼くトースターでも短時間でこんがり焼くことができますよ。
不格好でもあまり気にならないし、小さくて食べやすく香ばしいので、子どもにも喜ばれるおやつになること間違いなしです!
クッキー生地が割れる原因は材料?混ぜ方?寝かせる時間?
そもそもクッキーの生地がバラバラになるぐらいにひび割れてしまうのは、いくつかの原因があります。
次回クッキーを作るときに失敗しないように、クッキー生地が割れる原因と対処法をご紹介します。
クッキー生地ひび割れの原因その1:乾燥
クッキー生地のひび割れの原因で一番多いのは、生地を冷蔵庫で寝かせている間に乾燥してしまうことです。
クッキーの生地をまとめた後、冷蔵庫で寝かせる時には、必ずラップでぴっちり包んで、空気に触れないようにしましょう。
冷蔵庫に入れて冷やすと、小麦粉のグルテンの発達を抑えますが、同時に生地も乾燥します。
水分が飛んで乾燥すると、生地の繋ぎが減ってひび割れてしまうんですね。
クッキー生地ひび割れの原因その2:バターが固まる
冷蔵庫で寝かせた後、めん棒で伸ばすときに生地が冷えているために、固くひび割れることもあります。
その場合は、生地を少しの間常温で置いておきましょう。
クッキー生地に含まれているバターが生地になじむ前に冷えて固まると、めん棒で伸ばした生地はひび割れやすくなります。
生地が温まって柔らかくなると、ひび割れなくなりますよ。
クッキー生地ひび割れの原因その3:材料を正しく計量していない
クッキーの生地がひび割れるのは、材料を正しく軽量できていないことが原因の場合もあります。
ですので、クッキーづくりに慣れていない場合は、まずはレシピ通りに材料を計量して、手順通り作ってみましょう。
計量を誤って粉類が多くなってしまった場合は、いくら生地を寝かせてもボソボソしてしまいます。
先ほど紹介しましたが、一度まとめてしまった生地に牛乳やバターを足すのはすごく難しいので、軽量は甘く見ないことです!
クッキー生地ひび割れの原因その4:材料を混ぜすぎている
クッキー生地を作る際、材料を捏ねるように混ぜすぎてしまうことも、ひび割れの原因の一つです。
力を入れてグルグル混ぜると、グルテンを増やし密度の高い生地になるので、ひび割れに繋がることがあります。
材料を混ぜるときは、なるべく粘りを出さないように切るように混ぜましょう。
クッキー生地ひび割れの原因その5:ベーキングパウダー
最近、ホットケーキミックスを使ったクッキーのレシピが多いですよね。
ホットケーキミックスの中には、生地を膨らますためにベーキングパウダーが含まれています。
ベーキングパウダーが生地の中に気泡を作り、中から膨らんで生地を押し広げることで、表面にひび割れができます。
滑らかなクッキー生地を作るには、ベーキングパウダーやベーキングソーダは避けたほうが失敗は少ないです。
クッキー生地ひび割れの原因その6:寝かせる時間が短い
クッキーの生地は、焼く前に冷蔵庫で寝かせますよね。
生地の材料を馴染ませるには、最低でも1時間は必要です。
寝かす時間が十分でないと、生地が滑らかに伸びないことがあります。
クッキーの生地を寝かせる工程は、サクサクで香ばしいクッキーを作るのにとても重要なんですね。
クッキー生地を寝かせる時間は十分に確保しましょう。
まとめ
クッキーの生地がひび割れて型抜きができない場合の対処法と、そもそもなぜ生地にひび割れができるのかを紹介しました。
もしも生地がひび割れてしまった場合は、少しずつ牛乳を加えて混ぜて、再び冷蔵庫で寝かせてみてください。
それでも、ひび割れてしまう場合は、クッキー生地を使って、クランブルやボーロなどにアレンジしておいしく食べましょう!
クッキー生地がひび割れる原因はさまざまありますが、私の失敗パターンは計量ミスでした(^^;
お菓子作りって、材料のバランスが大事なんですよね。
自己流で適当に混ぜると、かなりの確率で失敗します(笑)
お菓子作り初心者は特に、材料の計量をちゃんとやったほうがいいですよ~
失敗経験者の叫びでした。