ベイクドチーズケーキを手作りしたとき、焼き上がったチーズケーキをパッと見て、しっかり焼けているか判断に迷うことありますよね。
チーズケーキが生焼けじゃないかは、どのようにチェックすればいいのでしょう?
また、生焼けだったときはどのように対処すればいいのでしょうか?
ベイクドチーズケーキが生焼けかどうかの見分け方、焼き直し方法、もし生焼けのチーズケーキを食べたらどうなるのか、についてご紹介します。
ベイクドチーズケーキが生焼けかの見分け方は竹串を刺して確認
ベイクドチーズケーキが生焼けかどうかを見分けるには、ケーキの中央に垂直に竹串を刺してみるのが一番簡単なチェック方法です。
抜いた竹串にどろっとした生地が張り付かず、唇に竹串を当てると温かい状態であれば、焼けている証拠です。
チーズケーキの中まで熱がしっかり通っていると、竹串に熱が移ります。
多少生地が柔らかくても、ベイクドチーズケーキは余熱で固まりやすいケーキです。
なので、生焼けかどうかは竹串に伝わった温度をチェックするといいですよ。
ベイクドチーズケーキが生焼けだったらレンジで温めればOK?
ベイクドチーズケーキは少し焼きが甘いと感じても、材料に使っている小麦粉の量が少なめなので、冷やせば固まります。
しかし、チーズケーキを切ると生地が流れてきたり、どろっとしているのであれば、中まで熱が通っていないので火を通す必要があります。
ベイクドチーズケーキの焼き直しは、焼いたオーブンの余熱で温めるのが手っ取り早いです。
でも、既にオーブンが冷えてしまっていたら、またオーブンを温め直すのは面倒ですよね。
そこで、手早く火を通すのであれば、おすすめなのは電子レンジです。
600Wの電子レンジで30秒〜1分ほど、ラップをかけずにチーズケーキを温めます。
食べ物の中から熱を通す仕組みの電子レンジは、生焼けのチーズケーキの焼き直しにぴったりなんですよね。
電子レンジにかける時間が短いな…と思ったかもしれませんが、チーズケーキを一気に長時間レンジで温めると、焼きムラやパサつきが出ます。
また、チーズケーキの大きさや高さによって、熱が通るまでの時間も変わります。
なので、電子レンジを使う場合は、竹串を刺しながら30秒から1分ぐらいずつ様子を見ながら温めましょう。
実はベイクドチーズケーキは生焼けでも食べても大丈夫⁉︎もし食べたらどうなる?
「チーズケーキは生焼けでも食べられる」と聞いたことがあるかもしれませんが、注意しなくてはいけないのが、チーズケーキの材料に使われている卵や小麦粉の状態です。
焼き上がったチーズケーキを食べてみたときに、卵の生臭さや小麦粉の粉っぽさを感じるようなら、一旦食べるのはやめて、レンジで少し温めましょう。
チーズケーキは生焼けだから食べられないわけではありません。
ただ、卵の生臭さや粉っぽさを感じる状態では、正直美味しくありませんよね。
また、卵や小麦粉のグルテンで腹痛を起こす可能性もあるので、やはりチーズケーキには十分熱を通した方が安心です。
チーズケーキの材料のうち、最も使われる量が多いクリームチーズは、そのままでも食べられる食材です。
ですから、小麦粉の量が多いスポンジケーキに比べると、チーズケーキはおおよそ焼けていれば、食べても体に不調が起こることはめったにありません。
生焼けよりも、むしろ日にちが経ったチーズケーキを食べてお腹を壊すことの方が多いです(苦笑)
手作りのベイクドチーズケーキの日持ちは冷蔵庫で3~4日なので、この日数を目安に食べるようにしましょう。
一口にベイクドチーズケーキと言っても、焼き上がりの状態が異なるものがあります。
例えば、バスクチーズケーキは、高温・短時間で焦がし焼きをします。
すると、外は真っ黒ですが焼き上がったものを揺らしてみると、プリンのようにゆらゆらと緩く動きます。
バスクチーズケーキは焼き上がった後、じっくり冷やすことで固まり、ほどよくしっとりとした食感のチーズケーキになります。
バスクチーズケーキの柔らかさは、生焼けではなく、クリームチーズや卵の特徴を利用した独特な作り方によるものですので、この状態でおいしく食べられるんですね。
ベイクドチーズケーキが生焼けの時の対処法まとめ
ベイクドチーズケーキが生焼けかどうかは、竹串を刺してチェックするのが一番簡単な方法です。
もし刺した竹串に生地がついていれば生焼けなので、焼き直しが必要です。
まだオーブンが温かければ、追加で数分焼いてみましょう。
すでにオーブンが冷めていれば、電子レンジで30秒~1分ぐらいずつ、ラップなしで温めるのがおすすめです。