毎朝食べているヨーグルトが安売りしていたのでまとめ買いしたのですが、気づいたら賞味期限が切れていました。
ヨーグルトはそもそも酸っぱいし、まだ開封していないので、賞味期限が切れたものを食べても問題ない気がするのですが、どうなんでしょうか!?
プレーンヨーグルトは未開封なら腐らないと聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか?
未開封のヨーグルトであれば腐らないのか、賞味期限が過ぎたヨーグルトはどれぐらいまで食べられるのか、また食べずに使い切るアイデアもご紹介します。
ヨーグルトは未開封なら腐らないのは本当?どれぐらいまで食べられる?
ヨーグルトは未開封なら腐らないと言われることもありますが、ヨーグルトも腐ります。
ヨーグルトは比較的活発な乳酸菌発酵食品です。
だから、腸内活動の活発化を助ける食品として重宝されるんですよね。
実は、製品化された後も、ヨーグルトは容器の中で発酵が進んでいます。
たしかに「発酵」するのと「腐る」のは違います。
しかし、発酵が進みすぎると、これもやはりにおいがきつくなるなど、食べるには美味しくない段階に到達します。
このような状態になる前が「賞味期限」で、これは「美味しく食べられる期限」という意味です。
目安として賞味期限を過ぎたら徐々に発酵が進み美味しさが劣る、と知らせるボーダーラインと言えます。
ヨーグルトの発酵が進むのは、30〜45℃というけっこう高温な環境です。
なので、通常冷蔵保存するヨーグルトは、製品化してからは発酵が急速に進まない環境をキープされています。
ですから、賞味期限が過ぎてもすぐに捨てる必要はありません。
未開封ならば、賞味期限切れ後も10日〜2週間ほどは食べられますよ!
ヨーグルトの賞味期限は開封後はどれぐらい?
このように、ヨーグルトは賞味期限が切れても、未開封ならしばらくは食べられます。
賞味期限を過ぎたヨーグルトを食べる場合は、念のため、食べる前に臭いや色などの状態を必ずチェックしましょう。
いつもと違うにおいがしたり、色が変わっているなど様子が違う場合は、食べないようにしたほうが安心です。
ちなみに、賞味期限は未開封が原則なので、一度開封したらどんな保存状況でも2〜3日中には食べ切る必要があります。
賞味期限の切れたヨーグルトの使い方アイデア
賞味期限が切れたヨーグルトでも、未開封であればしばらく食べられるとわかっても、そのまま食べるのはちょっと抵抗を感じるかもしれませんね。
そんなときは、普通に食べるのではなく、別の方法で消費しましょう!
プレーンヨーグルトの賞味期限が切れたときの消費アイデアをご紹介します。
肉をヨーグルトに漬ける
筋が多い豚肉や牛肉をソテーする前に、ヨーグルトに漬けて30分〜1時間置くと、肉の繊維が分解されて柔らかくなります。
肉についたヨーグルトを拭き取ってからフライパンで焼けば、焦げずに美味しく焼けますよ。
ヨーグルトをカレーに加える
ヨーグルトには、スパイスの辛味を和らげる効果があります。
家でカレーを作った際、大人用と子ども用のカレーを作り分けている方も多いと思いますが、作り分けずにヨーグルトを加えてみましょう。
普通に大人用のカレーを作り、子ども用に取り分けたカレーにヨーグルトを小さじ1〜2杯ほど加えるだけで、味がまろやかになりますよ。
インド料理店で、辛いカレーにヨーグルトドリンクのラッシーを一緒に飲むのも、辛さを和らげるからなんですね!
お菓子やパン作りにヨーグルトを加える
パン作りの際、水の代わりにヨーグルトを加えると、発酵を助けて風味が良いパンが焼けます。
また、パンケーキやスポンジケーキにヨーグルトを加えると、焼き上がりがふっくらしますよ!
パックや洗顔料としてヨーグルトを使う
ヨーグルトのホエーは、ニキビや皮脂汚れによく効きます。
そこで、ヨーグルトをパックや洗顔料として使うアイデアです。
ヨーグルト大さじ1に対して、小麦粉を大さじ1をよく混ぜて、クレンジング洗顔後の肌に塗ります。
5〜10分したら、ぬるま湯でよく洗い流しましょう。
ただし、乳製品やグルテンにアレルギーがある方は使わないでくださいね。
最初は手などで部分的にテスティングをして、肌に異常がないか確かめましょう。
肌が痒くなったり、熱くなったら使用を止めてくださいね。
私は、よくハンドパックにヨーグルトを使っています。
プレーンヨーグルトをそのまま手の甲に塗って、1~2分置いて洗い流すだけです。
手軽にできるし、手もしっとりするのでおすすめですよ~
今回紹介したアイデア、ヨーグルトが余ったら、ぜひ試してみくださいね!
まとめ
プレーンヨーグルトは未開封であれば、賞味期限を過ぎても10日~2週間ぐらいは食べられます。
ただし、容器の中でも発酵が進んでいるので、かなり酸っぱくなっている可能性があります。
賞味期限切れのヨーグルトをそのまま食べるのはちょっと…という場合は、お肉につけ込むなど料理に使ったり、洗顔料や顔や身体のパックとして使うのがおすすめです。