夏になると食べたくなるスイカ。
冷やして食べると、とても美味しいですよね!
みずみずしくて、乾いた喉を潤してくれて、ついつい食べ過ぎてしまうことも…
スイカはほとんど水分でできていると聞いたことがあるし、カロリーは低そう。
でも、本当にカロリーは低いのか?たくさん食べても太らないから大丈夫なのか気になりますよね。
そこでこのページでは、スイカは食べ過ぎると太るのかについて、スイカのカロリーや糖質と1日の適量をご紹介します。
スイカの食べ過ぎは太る?カロリーや糖質をチェック
スイカの食べ過ぎで太ってしまうことはあるのでしょうか?
ほとんど水分でできているから大丈夫じゃないか?と思っている方が多いと思います。
私もスイカが好きで、夏は毎日食べているのですが、カロリーなんて今まで気にしたこともありませんでした。
多分、スイカ好きはカロリーなんて考えて食べている人は少ないと思います(笑)
スイカのカロリーは、1回に食べる量を8分の1個分(約225g)と考えると、83kcalです。
ご飯に換算すると、お茶碗の3分の1ぐらいのカロリーしかありません。
スイカの栄養成分は、予想通り、ほとんどが水分でできています。
けっこう甘みはありますが、実際はとても低カロリーなフルーツなんですね。
他の果物…例えばバナナと比較してみると、バナナは100gあたり、カロリーが86kcalで、糖質は21.4gです。
これに対して、スイカは100gあたり、カロリーが37kcalで、糖質は9.2gしかないのです。
ですので、スイカを食べ過ぎてしまっても、スイカだけで太るということはまずないと考えられます。
スイカを食べて太ったとしたら、それは恐らく一時的に水分が身体に蓄えられたせいでしょう。
ただし、カロリーや糖質が比較的少ないとはいえ、全く糖分がないわけではありません。
ですから、夜遅くに食べるとダイエットの妨げになることはあります。
ダイエット中にスイカを食べるのであれば、時間帯に気をつけましょう。
スイカの食べ過ぎの目安は?1日どれくらいまでならOK?
では、スイカの食べ過ぎの目安はいったいどのくらいなのでしょうか?
1日に食べるスイカの量は、どれくらいまでなら身体に悪くないのでしょうか。
スイカの適量の目安は、大人の場合は、1日あたり1/2玉で、子供の場合はその半分の1/4玉です。
スイカの大きさにもよりますが、大人でも1/2玉を食べるのは結構大変ですよね。
普通に好きでスイカを食べる分には、よほどのことがない限り食べ過ぎることはないので、あまり心配しすぎなくて大丈夫です。
スイカの効能や栄養は?
ほとんど水分が占めているスイカですが、意外にも多くの栄養素が含まれています。
スイカに含まれている主な栄養素は、カリウム、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB6、βカロテン、シトルリンなどです。
特にビタミンA、ビタミンC、カリウムは比較的多く含まれています。
ビタミンAには、皮膚や粘膜を強くし、細菌などから体を守るはたらきがあります。
ビタミンCは、肌によい栄養素としておなじみですよね。
カリウムは、身体の中にある余分な塩分を身体の外に排出するはたらきがあります。
そして、あまり聞いたことがないシトルリンという栄養素は、血液の循環をよくするはたらきがあると言われています。
スイカには、成長ホルモンの分泌を促進し、血圧を下げて安定させ、さらにむくみも解消する効果もあるんですね。
水分ばかりかと思ったら、案外いろいろな栄養があってちょっとビックリですよね。
スイカを食べ過ぎると腹痛、下痢、便秘を起こすのはなぜ?
スイカは1日あたり1/2個までなら、大人は特に身体に異常をきたすようなことはありません。
では、それ以上スイカを食べるとどうなるのでしょうか。
実はスイカを食べ過ぎると、胃痛や腹痛を起こしたり、下痢や便秘になることもあるんですね。
というのも、先ほどスイカにはカリウムが多く含まれているとご紹介しましたが、このカリウムによって利尿作用が進み、さらに体温を下げるので、内臓を冷やしてしまうことに繋がるからです。
暑いときにスイカを食べると身体がさーっと涼しくなりますが、これは気のせいではなく、スイカの成分によるものなんですね。
ですので、適量食べる分には、夏の暑さでほてった身体の熱を取るのために良いのですが、食べ過ぎると冷やしすぎて逆効果になってしまうんです。
身体を冷やしやすいので、妊娠中は特にスイカの食べ過ぎには注意が必要です。
スイカの食べ過ぎ まとめ
スイカは水分が多く、果物の中ではカロリーや糖質が少ないので、スイカを食べすぎて太るという心配はあまりしなくて大丈夫です。
大人なら、1日あたりスイカ1/2個ぐらいまでなら食べても問題ありません。
ですが、スイカを食べ過ぎて太るというよりは、体の冷えに注意が必要です。
スイカを食べ過ぎると内臓を冷やすことになり、胃痛や腹痛、下痢を起こすことがあります。
夏バテで食欲がないときや、暑いときの水分補給にぴったりなスイカですが、スイカを食べ過ぎてお腹を冷やしすぎないように注意しましょう。