ポテトサラダを作り置きしようと多めに作り、冷凍して数日後、解凍したらなんだか水っぽい・・・なんてこと、ありますよね。
ポテトサラダの水っぽさは、 サラダに加えたじゃがいも以外の野菜が原因であることが多いんですよ。
冷凍に失敗して水っぽくなってしまったポテトサラダをリメイクして美味しく食べるアイデアと、失敗しない上手な冷凍方法をご紹介します。
ポテトサラダを冷凍して解凍すると水っぽいのはなぜ?
じゃがいもは傷みやすいと聞くので、ポテトサラダを何日も冷蔵庫に入れっぱなしにするのは、ちょっと心配ですよね。
ある日、スーパーで冷凍ポテトサラダを見かけました。
市販のものがあるのだから、自分で作ったポテトサラダも冷凍できるはず!と思って、冷凍してみました。
ところが、冷凍しておいたポテトサラダを自然解凍してみると、なんだか水っぽいのです。
食べてみると、味も薄くなっていて全然美味しくない・・・
冷凍したポテトサラダを解凍するとなんだか水っぽいのは、実はじゃがいも以外の野菜からの水分が溶けて、染み出しているのが原因であることが多いです。
また、冷凍するとき、容器や袋をしっかり密封しないと、冷凍庫で霜が降りてしまい、解凍したときに水分が出ることもあります。
ゆでたニンジン、キャベツ、輪切りのキュウリなどが入ると、ポテトサラダはおいしいですよね。
でも、これらの野菜の水気をしっかり切ってから混ぜないと、解凍したときに水分が浮いてくるんです。
また、ポテトサラダに使う調味料の水分にも注意が必要です。
マヨネーズやかくし味の生クリームなど、水分があるものを入れすぎると、やはり解凍後にべちゃっとしてしまいます。
ポテトサラダの冷凍方法はこうすれば失敗しない!
市販の冷凍ポテトサラダは、じゃがいも以外の野菜の水分をじゅうぶんに除いて混ぜ込んでいます。
自分でポテトサラダを作り、冷凍する予定があるときは、水分が出そうな材料や調味料はなるべく使わないないようにするか、水分をなるべく残さないように作ると失敗しにくいですよ。
冷凍庫に入れる前の温度も注意が必要です。
ゆでたじゃがいもがまだ熱いまま冷凍しても、水分が出やすくなります。
また、じゃがいもをあまり潰さずにゴロゴロした状態で冷凍すると、解凍したときにスカスカ感を感じやすくなります。
ですから、じゃがいもは比較的マッシュしたものを冷凍すると失敗が少ないです。
水分が出る野菜は、解凍して食べる時に混ぜればおいしく食べられます。
私も失敗を教訓に、今はマッシュポテトだけを作って冷凍しています。
他の野菜や調味料は、食べる直前にあえると、できたてのようなポテトサラダになって、おいしく食べられます!
ポテトサラダの冷凍に失敗したときのリメイクアイデア
もし解凍後にポテトサラダが水っぽくなってしまったら、リメイクしておいしく食べられますよ!
ポタージュスープに
ポテトサラダに、ブイヨンを溶かしたお湯を加えながら、ブレンダー好みの柔らかさに伸ばしていきます。
牛乳を加えると、よりマイルドでクリーミーな味わいになります。
塩こしょうで味を整えれば、風味の良いポタージュスープが簡単にできます。
コロッケに
ポテトサラダに小麦粉を少し加えて、固めやすくするために冷蔵庫で少し冷やします。
量にもよりますが、だいたい30分ぐらい冷やして固くなったら、ポテトサラダを俵形または小判型に成形して、小麦粉、卵、パン粉の順につけて、油で揚げます。
我が家では、隠し味にちょっぴりお砂糖を加えます。
ほのかに甘いコロッケは、ソース無しでもおいしいですよ。
具だくさんのコロッケは、こどもも喜びます。
グラタンに
耐熱容器にポテトサラダを入れ、溶けるチーズをたっぷりかけて、オーブンやトースターでこんがりと焼き目がつくまで焼きます。
失敗したポテトサラダとは思えないほど、おいしく食べられますよ!
ご飯のおかずにもいいですし、軽くトーストしたバゲットに載せてワインのおともにするのにも、ぴったりです。
まとめ
ポテトサラダの冷凍に失敗する原因と上手な冷凍方法、冷凍に失敗して水っぽくなったポテトサラダのアレンジアイデアをご紹介しました。
ポテトサラダに加えた他の野菜からの水分で、解凍時に水っぽくなりがちです。
ポテトサラダを冷凍するときは、水分の出やすいキュウリやゆでニンジンなどの野菜は控えて、ハムやチーズを混ぜると、水っぽくなりにくいです。
じゃがいもは、ゆでた後、なるべくじゃがいもがなめらかになるようマッシュしてから冷凍すると、解凍後もスカスカになりません。
もし冷凍に失敗しても、がっかりせずにアレンジアイデアを試してみてくださいね。
スープやグラタンにすると、思った以上においしいですよ!