子どもも大人も大好きなホットケーキ!
朝食にしたり、ちょっとしたおやつにしたりと簡単に作れて便利ですよね。
私はホットケーキが大好きで、一人のときのランチによく作って食べています。
そんなホットケーキですが、見た目は綺麗に焼けて良さそうなのに、生焼けで火が通っていなかったということ、ありますよね。
私はホットケーキを作り慣れているはずなのに、時々ホットケーキの中がドロッとしてしまうことがあります。
そこで、ホットケーキが生焼けかの見分け方、生焼けだったときの対処方、もし生焼けのホットケーキを食べてしまったらどうなるのかを詳しくご紹介します。
ホットケーキが生焼け!食べれるか見分け方は?
ホットケーキを焼いた時、しっかり中まで焼けているか簡単に確認するなら、竹串をホットケーキの真ん中に刺してみると良いですよ。
竹串を刺したときに、生地がどろっとついてきたら、まだ生焼けです。
火が通るまでしっかり焼きましょう。
竹串に何もついてこなかったら焼けていますよ。
ホットケーキは「表面がきつね色に焼けたら焼き上がり」と、ホットケーキのパッケージの袋や箱に書かれていますよね。
でも実はそれだけでは、中まで火が通っているか判断するのは難しいんですよね。
ですので、万全を期すのであれば、竹串での確認がおすすめです。
そして、しっかりとホットケーキが焼けた時のサインは、ふっくら膨らんで厚みが出ることです。
上手に焼き上げるコツは、ホットケーキの生地を流して、生地の表面にふつふつと穴があき始めたら、ひっくり返します。
ひっくり返した後は蓋をしながら弱火で焼くと、焦げることなく、中まで火も通せておいしく焼けますよ。
ホットケーキが生焼けのときの対処法は?
両面が美味しそうにこんがりきつね色で焼けたと思っても、いざっ切ってみると、中がまだ生焼けだった…ということも、たまにありますよね。
これ以上フライパンで焼き続けると、表面が焦げてしまいそう…そんな時は、ホットケーキを皿に載せ、ラップをかけて20秒ぐらい電子レンジで加熱すると良いですよ。
電子レンジにかけすぎると、生地が固くなったりパサパサしてしうので、加熱のしすぎには気をつけてくださいね。
もしくは、まだ焦げができていない場合は、フライパンでごく弱火で蓋をして再加熱もできます。
弱火で焼けば、焦げることなくしっかり中まで火を通すことができますよ。
ただ、すでに表面が焦げているときは、電子レンジの利用がおすすめです。
ホットケーキが生焼け 食べたら腹痛を起こすの?
生焼けのホットケーキを万が一食べてしまったら、お腹を壊したり、腹痛を起こすことはあるのでしょうか?
もし、うっかり食べてしまったときは、どうしたら良いのでしょう。
生焼けのホットケーキは、「できれば」というよりは食べないほうが良いです。
なぜなら、ホットケーキは、小麦粉が入ったホットケーキミックスを水や牛乳、卵を加えて混ぜて作りますよね。
ホットケーキの生地に粘り気が出るのは、小麦粉のデンプンのせいです。
このデンプンを生で食べてしまうと、消化されにくいからなのです。
消化されにくいため、人によっては腸が刺激されて、腹痛や下痢を起こすこともあるので、生焼けのホットケーキは食べないほうが良いのですね。
特に、小さな子供やお年寄りの方など、胃腸が弱い人にとっては注意が必要です。
でも、ほんのちょっとだけなら、それほど気にしなくても大丈夫ですよ。
健康な人なら、生焼けのホットケーキを少し食べたくらいで、お腹を壊したり、痛くなったりすることはまずありません。
ただ、生焼けのホットケーキをうっかり食べちゃった時って、ちょっと焦りますよね。
私も経験がありますが、幸い、お腹が痛くなったことはありませんでした。
油断は禁物ですけどね。
生焼けのホットケーキを食べて、お腹が痛くなってしまったときは、卵にサルモネラ菌がついていて、ホットケーキに火が通っていないことによって、サルモネラ菌がまだ生きていたことが考えられます。
サルモネラ菌は火を通せば死滅するので、ちゃんと加熱すれば大丈夫なのですが、生焼けだったために、菌が生きていたケースです。
もうひとつは、賞味期限切れのホットケーキミックスを使ったときです。
封がしっかり閉まっていなかったり、賞味期限がかなり過ぎていたときなど、小麦粉にダニが発生することがあるんですね。
このダニは加熱しても死なないので、お腹が痛くなったり嘔吐を起こしたりすることがあるのです。
ただし、このようなことになるのはほとんどないので、あまり心配しすぎないほうが良いですよ。
もしもお腹が痛くなってしまったら、様子を見て、その後もしも食中毒のような症状が出たら、病院に行くことをおすすめします。
ホットケーキが生焼けにならない方法は?
そもそも、ホットケーキを生焼けにしないコツですが、まずは焼くときの火加減です。
最初は弱めの中火から焼き始め、片面を焼いて生地の表面がプツプツしてきたら、裏返しにして弱火にします。
裏返しにしてからは蓋をして焼くと、焦げずに中までちゃんと焼けますよ。
必ず焼く前に、強火でフライパンを1度温めてから、濡れ布巾の上にフライパンをおきます。
ジューという音がしなくなったら、再度フライパンを火にかけます。
フライパンに生地を流して、弱めの中火にして焼きましょう。
こうすると、ホットケーキをきれいに焼けますよ。
まとめ
ホットケーキは焼き上がったときに竹串をさして、生地がついてこなければ焼けている証拠です。
生地がついてきたら生焼けですので、ごく弱火で蓋をして再度焼くか、ラップをかけて電子レンジで20秒程度温めれば、しっかり中まで火を通すことができます。
ホットケーキの生焼けを防ぐ方法は、焼くときの火加減がポイント。
中火から弱火で焼くと失敗が少ないです。
また、弱火にした時は蓋をして焼くと、生焼けの確率はグンと下がります。