スペイン旅行で海辺のレストランで食べたシーフードパエリアの味が、今でも忘れられません!
日本に帰ってきてからもあの味を食べたい!と思って、パエリアの素をお土産に買ってきました。
ところが、パエリアの素のパッケージは全部スペイン語だし、どうやって作ったらいいかわからない・・・
実家の母にもパエリアの素をお土産にあげたのですが、「どうやって作ればいいの?」とクレームを受ける始末。
スペイン在住の知人に作り方を聞いたところ、パエリアの素を作る会社がレシピビデオを作っていて、それを参考にすれば、本格的なパエリアが簡単に作れちゃうことが判明しました!
スペインのソウルフード「パエリア」をパエリアの素を使って作る、簡単レシピをご紹介します!
パエリアの素を使って作る簡単パエリアレシピ
ではさっそく、パエリアの素を使って簡単に作れる基本的なレシピを紹介します。
本格的なパエリアは、エビやカニの殻を煮出したダシを作ったり、具材別に分けて仕込みをするなど手間がかかります。
しかし、ここではいたってシンプルバージョンを!
パエリアの素があれば、味付けも仕上げも簡単です。
今回は、こちらのビデオのレシピを参考にします。(スペイン語)
こちらのメーカーはスペインのスパイス会社として有名なので、お土産にはこのパエリアの素が選ばれることが多いです。
↓↓↓
材料(3〜4人分)
・オリーブオイル 大さじ6
・にんにく 丸ごと1個
・赤ピーマン(パプリカ) 1個 ※なるべく大きいもの
・鶏肉 300g ※モモ肉がおすすめですが、胸肉でもOK
・生米 400g ※お米は研がずにそのまま入れます
・パエリアの素 1袋
・水 1.4L
作り方
①パエリア鍋、又は大きめのフライパンを温め、オリーブオイルを入れます。
②にんにくを皮を剥かずに丸ごと鍋に入れて炒め、短冊形に切った赤ピーマンも炒めます。
③赤ピーマンが柔らかくなったら一旦取り出して、鶏肉を炒めます。その間、にんにくは鍋の中です。
④鶏肉に焼き色がついたら水を1.4L注ぎ、パエリアの素をまんべんなく振りかけ、塩を少々加えます。
⑤水が沸騰したら、生米を流し入れ、木じゃくしなどで平らに慣らします。
⑥水が半分ぐらいに減るまで炊いたら、赤ピーマンを並べます。
⑦蓋はせず、水分が飛ぶまで強火で炊きます。
⑧表面の水分が飛んだら、火を止めて3分ほど蒸らしてできあがりです。この時は蓋をしても良いです。
簡単パエリアのポイント
最後に蒸らす際に蓋をすると、お米が比較的ふっくらと仕上がります。
スペイン人好みのお米はやや硬めなので、蓋をせずにおくこともあります。
丸ごと使ったにんにくは、食べる時に取り除くか、皮を剥いてパエリアに添えてもOKです。
にんにくは皮ごと火にかけたので、においが強すぎず、ほくほくでおいしいですよ!
イカやエビなど魚介類を加える場合は、前もって炒めて火を通しておき、赤ピーマンを入れるタイミングで一緒に並べましょう。
スペインではパエリアは男性が作る料理!?
一口にパエリアと言っても、地域や各家庭によってレシピは様々です。
同じ地域でも、家庭によって材料から使う調味料まで違うので、家庭によってパエリアの味は違うんですね。
パエリアのお米のあの黄色い色はサフランの色ですが、高価なサフランの代わりに加工された着色粉末を使うこともあります。
パエリアはもともと週末に家族と食べる庶民的な料理です。
そして、大抵その家の男性たちが家族の人数に合わせたパエリア鍋で、ダイナミックに作っていきます。
季節問わず家族が集まれば、その日のお昼はパエリアで決まり。
野外の料理としてもバーベキューと匹敵する定番メニューです。
家庭それぞれの好みの具材とお米をだし汁で炊き込んで作ります。
パエリアが出来たら、家族でワイワイ取り分けながらビールやワイン、サングリアなどと共に楽しくおいしくいただきます。
美味しいパエリアを囲むといつもより会話が弾み、陽気なひとときを過ごせます。
パエリアの色の素、サフランには気分をポジティブに高揚させる効果があるんです。
今週は忙しかったなぁ、なんて言う週末に、仲間や家族とパエリアを囲めば気分も晴れ晴れ。
パエリアは、スペイン人の元気の原動力なのかもしれませんね。
まとめ
パエリアの素を使った簡単パエリアの作り方をご紹介しました。
パエリアの素には出汁やサフランが入っているので、水と共に加えると一気にパエリアらしくなりますよ。
これでお土産のパエリアの素を使って、簡単においしいパエリアが作れますね!