お菓子作りは楽しいですね。
ただの小麦粉やバター、卵などを混ぜて焼くだけで、香ばしいクッキーになったり、ふわふわのケーキになるのがたまらなく嬉しいのです。
女の子なら誰だって、一度は挑戦したくなるものですよね。
ワンボウルで作れるパウンドケーキやマフィンはおすすめです。
特にマフィンは、少しの材料で作れるので初心者向きですよ。
でもきちんと計量して、レシピ通りに焼いたのに、マフィンがなんとなくパサパサ!ということもありますね。
やっぱりマフィンはふんわり、そしてしっとりでなくちゃ!
そこで、手作りマフィンがパサパサになる原因と、しっとりマフィンの作り方のコツ、固くなってしまったときの復活方法をご紹介しましょう。
マフィンを手作りするとパサパサになる原因は?
プレーンマフィンの作り方は簡単です。
カップ10個分で
- 無塩バター 100g
- グラニュー糖 150g
- 卵 2個
- 薄力粉 200g、ベーキングパウダー 小さじ2(小麦粉に混ぜてふるっておく)
- 牛乳 100㏄
以上の材料を1.~5.の順序でよく混ぜて、マフィンカップに7~8分目まで入れます。
180度に予熱したオーブンで25分~30分焼くと出来上がりです。
マフィンがパサパサになる原因には次のようなものがあります。
寒さでバターが硬すぎると塊が残ってざらざらになります。
逆にバターが溶け過ぎると、硬い生地になります。
卵を十分にかき混ぜておかないと滑らかに仕上がりません。
また、薄力粉とベーキングパウダーが十分に混ざらないと、ムラができます。
できれば2回ふるうのが理想的ですね。
マフィンがパサパサにならない方法 たった3つのコツとは?
マフィンはレシピ通りに焼いても、パサパサになることもあります。
そんな時はもう一工夫しましょう。
しっとりマフィンを作る3つのコツをご紹介します。
1.焼きあがったら、すぐに取り出して網の上にのせて冷ます
焼き上がったマフィンを型に入れたままにしておくと、乾燥してパサパサになりやすいです。
ですので、焼き上がったらオーブンからすぐに取り出して、網の上に乗せて冷ますようにしましょう。
私もうっかりマフィンをオーブンに入れたまま、取り出すのを忘れたことがあります。
次の朝になってオーブンを開けたら、マフィンがガチガチ!
めちゃくちゃショックでしたね。
2.焼きあがったら網の上に取り出し、しばらく布巾を掛けておく
これはイギリスの老婦人に教わった方法ですが、マフィンが焼き上がったらしばらくふきんを掛けておくんです。
これだけで、マフィンが本当にしっとり、ふっくらになりますよ。
3.オーブンの温度調節を加減する
オーブンにはそれぞれ「くせ」があります。
レシピ通りの温度設定にしても、上手く焼けないこともあるのは、オーブンのクセが原因かもしれません。
同じ温度設定にしても、電気オーブンは低め、ガスオーブンは高めです。
オーブンの大きさや鉄板の置き方でも、熱の伝わり具合が違います。
レシピの時間は目安として、時間通りに止めるのではなく、自分で竹ぐしなどを使って、焼き具合を確かめましょう。
竹串をさしてみて、ドロッとした種がつかずさっと抜けて、表面に焼き色が付いていればほぼ完成です。
十分に焼きあがらないうちにオーブンを止めると、ふっくらと仕上がりません。
さらにしっとり焼きたければ、バターや砂糖を多めに入れるといいですよ。
やっぱり自分の好みに仕上げるには何回か焼いてみて、温度や時間を加減するのがポイントですね。
マフィンが翌日にはパサパサに…復活させるにはこれを試して!
上手に焼けたマフィンでも、翌日にはやっぱりパサついたり、ぼそぼそすることってありますね。
そんなときにも諦めることはありませんよ。
こんな方法を試してみてはいかがでしょう?
ラップをかけて1個につきレンジで20~30秒温めると、美味しく食べられます。
ちょっと時間がかかりますけど、蒸し器で蒸すという方法もあります。
確かにしっとりとなりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
マフィンがパサパサになる原因と対処方 まとめ
マフィンをしっとり焼くには、
・バターをなめらかにして混ぜ込む。
・卵を十分にかき混ぜてから生地に混ぜる。
・薄力粉とベーキングパウダーをよく混ぜてふるう。
などに気を付けましょう。
オーブンの焼き具合は自分で確かめ、焼きあがったマフィンはすぐに取り出して布巾で包むのがコツです。
パサパサになったマフィンはラップに包んで、レンジで20~30秒温めれば美味しく食べられます。
蒸し器で蒸すこともできますね。
マフィンはコツさえつかめば誰でも上手に焼けます。
ぜひ楽しいお菓子作りに挑戦してくださいね。