お歳暮にはちみつをいただきました。
保存するのは涼しいところがいいかな!?と思って、とりあえず冷蔵庫に入れておきました。
先日、息子がはちみつの瓶を見つけて「白くなってるよ!」というので見たら、ガチガチに固まってしまっていました。。なんだかショックです。
この白くなったはちみつは、まだ食べられますよね!?
元の黄金色のはちみつに復活させる方法はあるんでしょうか?
大丈夫です!
冷蔵庫に入れて固まったはちみつの復活は簡単ですよ!
はちみつが白く固まる理由と正しい保存方法、そして白く固まったはちみつを復活させる方法をご紹介します!
はちみつが固まるのはなぜ?上手な保存方法は?
そのまま食べても、料理やお菓子に使っても美味しいはちみつ。
糖度が多く、滋養成分が高いので、古くから栄養保存食として愛されていますよね。
そんな優れもののはちみつですが、置いておくとどんどん固まって、白くなってしまうことがあります。
あんなに艶やかで柔らかいはちみつだったのに!不思議ですよね。
これは、保存している場所の温度によるものなんです。
はちみつのブドウ糖は低温が苦手で、5℃〜14℃の場所に保管すると結晶化してしまいます。
結晶化することで色が白っぽくなるんです。
正しいはちみつの保存環境は、ハチが巣の中で保管する条件と同じ環境。
それは、室温が一定に保たれ、直射日光が当たらない場所です。
大体18℃〜24℃が適温で、直射日光を避ければ、はちみつの品質を保つことができます。
窓際に面していない、暖かいキッチンの食品棚などに置ければベストですね!
はちみつが固まった!復活させる簡単な方法とは?
私は一時ヨーロッパに住んでいたことがあるのですが、ヨーロッパの市場や朝市には、必ず養蜂場直売のはちみつ屋さんがありました。
友人たちのお宅には、お気に入りのはちみつがキッチンの棚にいくつも並んでいるのをよく見かけたものです。
ヨーロッパでは、はちみつは買ってきたらすぐに瓶ごと水を張った小鍋に入れて、湯煎をします。
全体がまんべんなく透明になったら、蓋をして常温保存すると二度と結晶化しません。
長年はちみつを愛する人たちから生まれた知恵ですね!
あらかじめこのように湯煎しておけば固まらなくなりますが、時間をおいて白くなったはちみつも、同じように湯煎をすれば復活しますよ。
ガラス瓶はガラスが割れないように、水から鍋に瓶を入れて湯煎するようにしましょう。
プラスティック容器は、陶器やガラス瓶に移します。
この方が色の変化も見やすくなりますよ。
結晶が少しでも残ると、再び時間が経つと白くなります。
また、温度が高温すぎると風味が悪くなります。
慌てずにゆっくり中火以下で湯煎を続けましょう。
徐々に温められた結晶が馴染んで、再び黄金色に戻りますよ!
忙しい朝、はちみつをすぐ使いたいということもありますよね。
その時は、はちみつを使う分だけ耐熱ガラスに取り出して、電子レンジで温めます。
この時も、かき混ぜながら30秒〜1分ずつ様子を見ながら温めましょう。
まとめ
はちみつが冷蔵庫で固まった理由と復活させる方法を紹介しました。
はちみつは温度にデリケートなんですね。
白くなっても品質には変わりはないので、もし白く固まってしまった場合は、湯煎して元の状態に復活させて美味しくいただきましょう!
ぜひ参考にしてみてくださいね。