味噌汁の具が足りない時の救世主として、お麩を時々使っています。
麩は、お椀に浮かべるだけでいいし案外栄養もあるので、常備しておくと便利なんですよね。
でも、麩は腐らないからと安心して、引き出しに入れたまま忘れがちです。
いくら麩の賞味期限が長いと言っても、いつまでも食べられるわけではありませんよね。
そこでこのページでは、麩の賞味期限は一体どのくらいなのか、賞味期限を過ぎた麩はいつまで食べられるのかをご紹介します。
麩の賞味期限はかなり長い!…それってどれくらい?
乾燥している麩は、いつまでも食べられるような気がしますよね。
でもやはり賞味期限は書いてあります。
メーカーサイトで確認したところ、焼き麩の賞味期限は未開封で約2年と書かれていました。
しかし、これは焼いた麩の場合です。
油で揚げてある油麩は酸化しやすいので、賞味期限は3~4ヶ月と短いです。
ちなみに、生麩はその名の通り「生もの」なので、賞味期限は2~3日です。
以下は焼き麩の賞味期限についてお話していきますね。
麩は賞味期限切れても実は食べられる!いつまでセーフ?
賞味期限とは美味しく食べられる期間のことですよね。
通常、賞味期限は、その食材が実際に食べられる期間である消費期限の8割程度に設定されています。
麩の賞味期限は製造から2年間だとすると、単純計算で2年半は食べられることになります。
賞味期限を過ぎても、半年位なら大丈夫ということです。
ただ、賞味期限を半年過ぎても、麩はあまり変化がないように見えますよね。
私の母はよく「乾物は賞味期限なんか気にしなくて大丈夫よ~」と言って、賞味期限などどこ吹く風でした。
そんな母の料理を食べて、お腹を壊したことはありません(笑)
ですので、賞味期限を過ぎた麩がどれくらいまで食べられるかを特定するのは難しいですが、賞味期限切れでも、もう少し長く食べられるというのは事実でしょう。
期限切れの麩を食べてよいのか見分け方は?
でも、麩は賞味期限切れでも食べられるにしても、やっぱり自分の目と鼻と手で確かめるべきです。
カビがはえていたり、虫が付いていれば、これはもう諦めるしかありません。
色が変わっている場合も要注意です。
昔の人はなんでもニオイをかいで食べられるか判断していたと聞きますが、においはかなり重要なヒントですね。
かび臭いような嫌なニオイがする場合は危険です。
触ってみてぬめりがある時も、処分したほうが良いですよ。
麩を長く保存するコツは?これなら期限が過ぎても大丈夫!
乾燥した麩は、常温で保存できるのが強みですよね。
それに、開封後もかなり長持ちするのも嬉しいところです。
開封した麩を良い状態で保存するには、できるだけ外気に触れさせないことがポイントです。
麩はジップロックなど密封できる袋に入れて、きっちり封をしてから冷蔵庫に入れましょう。
もっと長く保存したい場合は、冷凍庫に入れるのが正解です。
私は開封後の麩は、ビニール袋に入れて輪ゴムで止めるだけにしていました。
そして、キッチンの引き出しに入れていたんですよね。
これはどうも落第だったようです。
賞味期限は未開封の場合の期限ですが、開封後の麩もしっかり密封して冷蔵庫で保存すれば2年程度は食べられます。
麩を冷蔵庫に入れておき、賞味期限から1年過ぎたものも食べられたという人がいました。
ただし、これはあくまでも自己責任で判断してくださいね。
冷蔵庫に入れていたとしても、しっかり密封できていない場合は、当然ですが賞味期限は短くなります。
まとめ
乾燥した麩の賞味期限は約2年です。
未開封であれば賞味期限を過ぎても、賞味期限から半年後位までなら食べられます。
ただし、見た目、におい、感触等、いつもと変わりがないかよく確かめましょう。
開封後の麩は常温でも保存できますが、より良い状態を保つには、密封して冷蔵庫に入れるか、さらにしっかり封をして冷凍庫で保管するのがおすすめです。
麩は栄養価が高く、消化も良い食材です。
上手に保存して美味しく食べたいものですね。