きゅうりは、95%が水分で低カロリーな野菜としておなじみですよね。
だから「いくら食べても太らない」と思っていたのに、逆に太ったような気がする!?
夏になると、こんな怪現象が私の身体には起こります。。
暑い夏に体温を下げてくれる、夏野菜のきゅうり。
そうなんです。
実はきゅうりを食べると、体が冷えて代謝が落ちるんですね。
このページでは、きゅうりを食べ過ぎると太るのか?と、きゅうりの身体への影響、そして、きゅうりの1日の適量はどれくらいなのかをご紹介します。
きゅうりを食べ過ぎると太るのは本当?
きゅうりは、ほとんどが水分で低カロリー。
理論上、太るはずはないのに、きゅうりを食べ過ぎると太るのはなぜなのでしょう?
きゅうりを食べるとき、どうやって食べていますか?
そのまま、塩をかけてボリボリかじってる?
スティック状にして、マヨネーズにディップして食べてる?
小さく切って、ノンオイルドレッシングをかけて食べる?
塩をかけるだけなら、カロリーも増えないし、太らないと思いますよね。
でも、塩をかけたきゅうりを食べ過ぎるということは、塩分も摂り過ぎるということになります。
塩分を摂りすぎると、からだに水分をため込んでしまいます。
水分をため込むと、水太りになりますね。
カロリーが低くても、油断できません。
では、マヨネーズはどうでしょう?
マヨネーズは、いわば油のかたまりです。
マヨネーズは100gあたり、およそ700kcalもあるんですよ!
たった10gでも、これだけで70kcalです。
いくらきゅうりが低カロリーでも、一口ごとにマヨネーズをたっぷりつけていたら、たちまち高カロリーになってしまうんですね。
私はきゅうりをスティック状に切って、明太マヨネーズや味噌マヨネーズをつけてボリボリ食べるのが大好きなのですが、この習慣は改めたほうが良さそうです。。
それなら、ノンオイルドレッシングはどうでしょうか?
ノンオイルであれば、油が使われていないので、いくらかけても大丈夫そうですよね!?
確かに、ノンオイルドレッシングは、マヨネーズに比べればカロリーはグンと低くなります。
ただし、だからといってジャブジャブ使っているとそこには落とし穴が…。
それは、ノンオイルドレッシングの原材料に使われているブドウ糖です。
ブドウ糖は身体への吸収が速く、血糖値を急上昇させます。
そもそも血糖値の「糖」って、ブドウ糖のことですからね。
それがダイレクトに体の中に入ってくるのですから、ノンオイルドレッシングをジャブジャブかけてたくさん食べていると、血糖値が上がって肥満の原因になります。
ということで、きゅうりを食べると太るのは、きゅうりそのものではなく、調味料が原因であることが多いのです。
きゅうりを食べるときは、調味料に気をつけましょうね。
きゅうりの食べ過ぎは体に悪いの?食べ過ぎのデメリットとは?
どんなに体に良いと言われる食べ物でも、たくさん食べ過ぎるのはかえって逆効果になります。
きゅうりは食べ過ぎると体に悪いのでしょうか?
きゅうりはスーパーで一年中買うことができますが、本当は夏の野菜です。
夏野菜には、体を冷やす作用がありますよね。
これを夏以外の季節にたくさん食べたら、どうなるでしょうか?
体が冷えすぎて、冷え性に繋がります。
私は夏以外、ほとんどきゅうりを食べません。
体が冷えると、いろいろと体調がおかしくなるんです。
たとえ夏でも、部屋の中はクーラーが効いていますから、きゅうりの食べ過ぎは要注意ですよ。
でも、猛暑でほてった体を冷やしたい時には、きゅうりは最適です。
きゅうりにはミネラルも含まれているので、熱中症の予防にぴったりですよ。
きゅうりに栄養がないというのは嘘?1日の適量は?
95%が水分なら、きゅうりには栄養なんてない!?
いいえ、そんなことはありませんよ。
きゅうりには、カリウムが豊富に含まれています。
それに、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCも含まれているんですね。
カリウムには、細胞の水分を調節する役割があります。
体の中で一定の濃さが保てるように、腎臓で再吸収して使われています。
多すぎる時は、腎臓から排出されます。
ただ、きゅうりを短時間にたくさん食べすぎると、体の中にカリウムがたくさんたまって、うまく排出できなくなる場合があります。
カリウムは、他の食品にも多く含まれているので、きゅうりは多くても1日2本までにしておきましょう。
子供がきゅうりを食べ過ぎると何か影響はある?
子供にきゅうりを食べさせる場合は、子供は大人よりも体が小さいですから、大人が食べる量よりも少なくする必要があります。
それから、子供には、きゅうりの両端を切り捨ててから与えてくださいね。
きゅうりの両端には、硝酸イオンという物質が微量に含まれています。
これは、体の中に入ると発がん性の物質に変化すると考えられていて、子供の小さな体には、微量でも影響を及ぼす可能性があります。
もしお子さんがきゅうりを「苦い」と言って吐き出したら、それは子供の敏感な舌が硝酸イオンの味を感じ取ったからかもしれません。
その場合は、無理して食べさせずに、そのまま処分した方が良いですよ。
きゅうりを食べ過ぎると太る まとめ
きゅうりを食べ過ぎると、きゅうりにつける調味料の量も増えるので、それが原因で太ってしまう可能性があります。
きゅうりは体を冷やす作用があるので、寒い季節に食べ過ぎると冷え性の原因になるので、冷え性の方は気をつけてください。
きゅうりに含まれているカリウムの量を考えると、きゅうりの適量は1日2本くらいが目安です。
子供は体が小さいので、微量の有害物質にも注意したほうが良いですよ。