市販のクッキーやいただきものの缶入りのクッキー。
「開封後はお早めにお召し上がりください」と書かれているけど、一度封を開けたら、いったいどれぐらいで食べきればいいのでしょうか?
そこで、クッキーの開封後の賞味期限と上手な保存方法、もしも湿気ってしまった場合にサクサクに復活させる方法を紹介します!
クッキーの開封後の賞味期限は?
クッキーの開封後の賞味期限は、正しい保存状態であるという前提で
・常温なら4〜5日
・冷蔵保存なら1週間
・冷凍なら1ヶ月
が目安です。
クッキーは、生地をしっかり焼き上げて乾燥させた状態のものが多いため、常温保存でも比較的日持ちします。
ただし、品質を保ち、高温多湿の夏でも美味しくキープするには、保存には十分気をつけなくてはいけません。
その理由はクッキーの原料にあります。
クッキーを作る小麦粉や米粉は、湿気を帯びるとカビたり、時には虫がわくことがあります。(ひぃーーーっ!)
また、含まれるバターの量が多いクッキーは、油分が酸化して傷むことがあります。
特に夏場はバターの傷みが早く、食べると酸っぱく感じたりすることが起きます。
ですから、クッキーをおいしい状態で保存するには
・密封状態にする
・冷暗場所で保存する
この3点を前提に保管する必要があるのです。
冒頭で紹介したクッキーの開封後の賞味期限は、あくまでもこの前提に基づく場合なので、もし出しっぱなしにしてしまった場合は、当然賞味期限は短くなります。
クッキーは冷蔵庫でしける?どこで保存するのがベスト?
クッキーをおいしく保存するために必要な条件は、湿度、密封、低温です。
中袋を開けた後は、ラップでクッキーを包んだり、ジッパー付き袋に入れて空気を抜いて密封します。
そして、それを入っていた缶や箱に戻し、なるべく直射日光を避けた涼しい場所で保管しましょう。
湿気を防ぐため、クッキーのパッケージの中に入っていた乾燥剤は、捨てずに一緒に入れておきます。
この状態での冷蔵庫での保存が、クッキーを保管するにはおすすめです。
時々、冷蔵庫保存はしけるという話を聞きますが、これは冷蔵庫保存のせいというより、常温から冷蔵庫に入れるときに、しっかり密封できていないせいです。
クッキーを湿気させないためには、密封性の高い袋などに乾燥剤も一緒に入れて、しっかり封をすることが必要になります。
また、冷蔵庫で保存していたクッキーは、常温保存のものより早くしけることがあります。
それは、冷蔵庫の冷気が外で水分となり、クッキーにくっつきやすくなるためです。
クッキーは冷凍保存すれば長期保存が可能
もちろんクッキーは冷凍保存も可能です。
冷凍の場合は、保存期間も1ヶ月と長期保存には最も適しています。
冷凍したクッキーは自然解凍して食べるのが基本ですが、すぐに食べたいときは、私は電子レンジでチンしてしまいます。(せっかちなので・笑)
クッキーの量にもよりますが、1分程度チンすれば食べられますよ。
クッキーがしけったときの復活方法はコレ!
クッキーがしけた時に元の状態に復活させるには、電子レンジでチンがおすすめです。
クッキーはお皿に載せて、ラップをかけずに、500Wの電子レンジで30秒〜1分弱温めます。
すぐに電子レンジから取り出して、しばらく置いておいて粗熱をとります。
こうすることで、元のようにサクッとしたクッキーに戻りますよ!
ちなみにオーブントースターでも、湿気ったクッキーを元に戻すことができます。
オーブントースターにアルミホイルを敷き、クッキーを並べて、その上からアルミホイルを軽く被せて3分ほど焼きます。
アルミホイルを被せるのは、焦げを防ぐためです。
オーブントースターから取り出したら、被せていたホイルを外し、粗熱をとります。
ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
クッキーの開封後の賞味期限は、常温で4~5日、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月が目安です。
ただし、空気に触れさせると賞味期限は短くなるので、保管するときは必ずしっかり密封しましょう。
もしも、クッキーが湿気ってしまったら、レンジでチンするか、オーブントースターで軽く焼くことで、元のサクッとした食感が復活しますよ~