アップルパイを作るなら、味の決め手になるのはやはりシナモンですよね。
ピリッとして爽やかなシナモンの香りは、リンゴの味を引き立ててくれます。
私は今でこそシナモンは好きなのですが、以前はシナモンが苦手でした。
案外シナモンが苦手という人も多いですよね。
それに、シナモンはそう毎日使うものではありませんよね。
アップルパイを焼こうと思った時に家にシナモンがない!なんてこともあります。
そこでこのページでは、お菓子を作る時にシナモンの代用になるものをご紹介します。
お菓子を作る準備をしたのにシナモンがなくて困った時やシナモンが苦手な人はぜひご覧ください。
シナモンが苦手な人へ~お菓子作りのシナモンの代用品の選び方とは?
シナモンはセイロンシナモンやカシヤの木の樹皮を乾燥させたものです。
甘みを引き立てる独特の香りが特徴ですね。
私はあの独特な香りが好きですが、シナモンが苦手な人には結構キツい香りだと思います。
そこで、シナモンが苦手な人にお菓子作りで使うシナモンの代用品としておすすめできるのは、次のようなものです。
・ナツメグ
・クローブ
・ブランデー
・ジンジャーパウダー
シナモンの香りに似ているものではニッキがありますが、ニッキは清涼感が強すぎるので、シナモンの代用には向きません。
個人的には、ニッキはシナモンよりもクセが強い気がするので、シナモンが苦手な人はニッキも苦手ではないかなぁ…と思います。
上記でご紹介したシナモンの代用としておすすめのバニラエッセンス等を使う時は、レシピのシナモンの量と同量使うと香りが強すぎる場合があります。
お菓子本来の風味を損なわないように、いきなり同量入れるのではなく、様子を見ながら少しずつ加えるようにしてみてくださいね。
ケーキなら小さいものを一つ作ってみるとか、クッキーも少しだけ試してみるほうが失敗が少ないですよ。
お菓子作りでシナモンの代用はバニラエッセンスがおすすめの理由とは?
ケーキやクッキーを作る時に香りづけに使うバニラエッセンスは、シナモンの代用品としても使えます。
バニラエッセンスには味はありませんが、甘い香りがお菓子作りには相性がいいんですよね。
ただ、バニラエッセンスはバニラの香りをつけるものなので、シナモンとは風味は全然違います。
もしバニラエッセンスだけでは味気ないという場合は、レモンの皮やレモンのしぼり汁を加えると、味にアクセントがついて美味しいですよ。
また、しょうがのしぼり汁やジンジャーパウダーも、焼き菓子との相性はバッチリです。
お菓子のシナモンの代用にナツメグやオールスパイスは使える?
ハンバーグ等の肉料理に使うナツメグやオールスパイスがあれば、それらもお菓子作りに使えますよ。
ナツメグは甘い香りでクセは少なく、甘味と苦味があって、シナモンに似ているので使いやすいです。
また、オールスパイスは、シナモン、クローブ、ナツメグを混ぜ合わせたような香りがあるスパイスです。
ですから、シナモンの代用として使えるということですね。
ただし、ナツメグやオールスパイスをシナモンと全く同じ量使ってしまうと、スパイスの香りが強すぎてしまいます。
ナツメグやオールスパイスをシナモンの代用として使う場合は、少しずつ使うようにしてくださいね。
チュロスやアップルパイにおすすめのシナモンの代用品は?
シナモンを使ったお菓子で代表的なお菓子と言えば、チュロスやアップルパイですね。
チュロスは油で揚げた後に、砂糖とシナモンパウダーを混ぜてからめるのが一般的です。
もしチュロス作りの時にシナモンがない時は、シナモンにこだわらなくても美味しいチュロスができますよ。
例えば、コーヒーシュガーをまぶしたり、チョコレートをコーティングしたり、ハチミツやメープルシロップをかけたり、私はきな粉をまぶして食べるのも好きです。
抹茶と砂糖をまぶしたチュロスも美味しいですし、もし何もなければ、普通の上白糖やグラニュー糖、黒糖でも十分に美味しいですよ。
では、アップルパイならどうでしょう?
アップルパイも、シナモンがない場合は、オールスパイス、ミックススパイス、ナツメグ、レモン、ハチミツ、メープルシロップ、ショウガ、それにキャラメルなんかでも代用できます。
自分好みで、オリジナルのアップルパイを楽しんでください。
お菓子作りでのシナモンの代用品 まとめ
お菓子作りで使うシナモンの代用にはバニラエッセンス、ナツメグ、クローブ、ブランデー、ジンジャーパウダー、オールスパイス等が使えます。
シナモンを使うお菓子の代表のチュロスなら、シナモンシュガー、コーヒーシュガー、チョコレートやきな粉でコーティングするのもいいでしょう。
アップルパイも、オールスパイスやミックススパイスを使い、あえてシナモンを入れずに作ることもできます。
シナモンが無い時も代用品を上手に使って、お菓子作りを楽しみましょう!