レーズンが大好きで、最近はまって毎日食べていますが、レーズンは食べ過ぎると体に悪いと聞いたことがあります。
そこで、レーズンを食べ過ぎるとどんな影響があるのか、1日の適量はどれぐらいなのかとともに、レーズンの気になるカロリーや糖質、栄養成分をご紹介します。
レーズンの食べ過ぎは太る!カロリーや糖質、栄養成分は?
レーズンのカロリーは、100gで301kcalです。
100gは女性の手で一掴みちょっとの量なので、300kcal超えはなかなかカロリーは高いと言えますね。
また、糖質は同じく100gあたり76.6g。
なので、当然ですがレーズンは食べすぎると太ります。
ただ、あの小さいレーズンにはたくさんの栄養が含まれているので、単にカロリーや糖質が多いからと言って敬遠するのはもったいないです!
レーズンに含まれている主な栄養成分は…
カルシウム、鉄分
貧血予防に大事なカルシウムと鉄分は、イライラ防止にもいいんですよね。
特に女性や子どもにとってはとても大切な栄養なので、毎日少しずつ食べる習慣をつけたいところですね。
カリウム、食物繊維
むくみ予防や整腸作用をもたらします。
ビタミン、ミネラル類
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、そして葉酸やマグネシウムなど必須ミネラルも豊富に含まれています。
美肌や体の活性化にもいいですよね。
ポリフェノール
ぶどうと言えばポリフェノールですよね。
レーズンにも抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。
レーズンにはこれらの栄養成分が含まれるのですが、実は脂肪分は少なく、コレステロールはゼロなんです。
なので、適量を食べることでダイエットの強い味方にもなるんです。
冒頭でレーズンは糖質が高いと紹介しましたが、レーズンに含まれるのは良質なブドウ糖です。
ブドウ糖は砂糖などのショ糖と違って、体内に吸収しやすく、すぐにエネルギーに変わる特徴があります。
なので、もちろん大量に食べれば太りやすくはなります。
でも、運動や勉強をする前に少し食べれば、ブドウ糖がすぐに体内でエネルギーに変わるために、力を発揮しやすくなります。
ただし当然ですが、必要以上に食べると、エネルギーが体内に蓄積し脂肪に変わってしまうので、運動後ではなく運動前、夜より朝や昼間に食べるようにするといいですよ。
レーズンの適量は1日何グラム?
では、レーズンを食べ過ぎない「適量」とはいったいどれぐらいなんでしょうか?
1日に食べて良い健康的なレーズンの適量は80g程度です。
間食のカロリーは成人女性の場合、1日200kcalちょっとが目安なので、おやつや間食としてレーズンを食べるなら、だいたい半カップほど、一掴み程度が適量です。
お腹を壊しやすい体質だったり、レーズンだけだと口寂しい場合は、レーズンの分量を控えめにして、低糖質のナッツ類を混ぜるのがおすすめです。
レーズンを食べ過ぎると鼻血が出たり下痢をする?
レーズンを食べると下痢をしたり、鼻血が出る人がいますが、レーズンとの因果関係はあるのでしょうか。
実は、因果関係はあります。
というのも、レーズンにはぶどうの繊維質と糖分がぎっしり詰まっています。
ちっぽけな粒なのでついポイポイと口にしてしまいますが、食物繊維が多いんですよね。
レーズンには不溶性の食物繊維が多く含まれているので、レーズンを食べると水分を含みながら腸まで届き、腸のぜん動運動を活発にします。
このため、レーズンを食べると数時間で反応して、人によっては急に腸がはたらくせいでお腹が痛くなったり、下痢をすることがあるんですね。
また、レーズンを食べると鼻血が出るのは、ブドウ糖が一気にエネルギーに変わるためです。
いわゆる熱量が増えたことで、血流が活発になり鼻血が出やすくなるのです。
もちろん体質にもよりますが、鼻血を出しやすい人や小さい子どもは、一度にレーズンをたくさん食べないようにしたほうがいいですね。
まとめ
レーズンはカロリーも糖質も比較的高いので、食べ過ぎると太りやすくなります。
レーズンを健康的な範囲でおやつに食べるなら、1日80gぐらいが目安です。
ダイエット中であれば、レーズンと一緒に糖質が低いナッツ類を食べるのがおすすめです。
レーズンを食べると下痢をすることがあるのは、レーズンに含まれる繊維質のせいです。
また鼻血が出るのは、レーズンのブドウ糖が一気に体に入って血流がよくなるせいと考えられています。
ちなみに、レーズンは表面がつるつるとオイルコーティングされているものがありますが、なぜオイルコーティングされているかご存知ですか?
なんとなく、あのオイル体に悪そうな気がしませんか!?(私だけ??)
そこで、レーズンがオイルコーティングされている理由|使われている油は体に悪い?では、レーズンのオイルコーティングの理由を紹介しています。
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