おいしいサツマイモが手に入ったので、家で焼き芋を作ってみたものの、量が多くて食べきれないのでしばらく放置しておきました。
火が通っているので日持ちするだろうと思ったら、ところどころ変色していたり、焼き芋を割ってみたら、なんとなく粘りが出ているような気がします。
焼き芋が腐っているかどうかって、どこを見れば良いのかちょっと悩みますよね?
このページでは、焼き芋が腐っているかどうかの見分け方、焼き芋を冷蔵庫に入れた時と常温での賞味期限、上手な保存方法を紹介します!
焼き芋が腐ってるかの見分け方は?
以前は、焼き芋を放置していると、中が粘ってきて腐ったかどうかすぐ見分けがついたものです。
最近では、安納芋などサツマイモの種類によっては、焼くとねっとりと蜜を含むものがあって、見た目では分かりにくいですよね。
新しい品種のサツマイモが次々出てきますしね!
ただ、同じねっとり系の焼き芋でも、焼きたての美味しい状態のときは、形がしっかりとしています。
それが腐ってくると、ずっしりとするものの、割ろうとすると中がグシャッと崩れます。
そして、割ってみると途端に酸っぱいにおいが漂います。
また、焼き芋の内部が柔らかく糸を引いた液体が見えたときも、食べるのは絶対に控えましょう。
ときどき、特に酸っぱいにおいもなく、ただ芋が黒ずんでいるものもあります。
さらに青っぽいカビなどあっても、変色した部分を削って食べる人もいますが、これらは要注意です。
変色部分は腐りかけのシグナルで、目には見えなくても細菌やカビは、芋の中まで浸透していることがあります。
焼き立ての状態と違うと感じたら、とにかく食べるのは控えましょう。
焼き芋を冷蔵庫に入れておいたときの賞味期限はどれぐらい?
冷蔵保存の場合、焼き芋を十分に冷ました後1本ずつラップに包んでおけば、4日ほどはキープできます。
焼き芋を冷蔵保存する際に注意することは、焼き芋を温かいままラップに包んで冷蔵庫に入れないことです。
焼き芋が温かいうちに冷蔵庫に入れると、急な温度変化で表面に水滴がつきやすくなります。
すると、焼き芋についた水滴からカビが発生する恐れがあるからです。
しかも、ラップで包んでいるので、細菌が育ちやすい環境を作っているようなもの。
焼き芋はよく冷まし、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ってから、ラップで包みましょう。
ただし、食べかけやすでに切ってある焼き芋は、断面に細菌がくっついている可能性があります。
食べかけや切った焼き芋は、冷蔵庫で保存していても衛生上安全とは限りませんので、2日以内を目安に食べ切りましょう。
焼き芋は冷凍保存もできる!賞味期限は?
ちなみに、焼き芋は冷凍保存することもできますよ!
よく冷ました焼き芋をラップにぴっちりと包んで、ジップロックなどのフリーザーバッグに入れます。
焼き芋を冷凍した場合の賞味期限は2ヶ月が目安です。
食べるときは、レンジで解凍するか、自然解凍した後にオーブントースターで焼くと、ホクホク感が蘇ります!
焼き芋の賞味期限は常温だとこんなに短い⁉︎
焼き芋の常温保存は、あまりおすすめできません。
なぜなら、焼き芋が冷めた後、表面に湯気がついたままになりやすい状態だからです。
焼き芋の糖分や水分は、外気に漂うカビや細菌の温床になりやすいのです。
また、たとえ冬場であっても、暖房や加湿器などが置いてある部屋では、焼き芋の常温保存にはまず適さない環境と言えます。
もし焼き芋を常温で置くときは、余分な水分を吸い取って、外気から守ってくれる新聞紙にしっかり包みましょう。
そして、なるべく高温多湿の場所は避けて、冷暗な場所を選んで置いておきます。
それでも賞味期限は冷蔵庫に入れておくよりはかなり短く、当日から遅くとも翌日中には食べ切ってしまいましょう。
特に、食べかけや切ってある焼き芋は、できれば当日中に食べてしまいましょう。
しばらく置いておいて冷めた焼き芋を食べるときは、電子レンジやトースターで再加熱したほうが断然おいしいです。
加熱をしておけば、多少の細菌は滅らすことができますしね。
もし焼き芋がたくさん余ってしまって、そのままではすぐに食べきれないときは、潰してスイートポテトやポタージュにしたり、煮物に加えると、大量消費できますよ。
まとめ
焼き芋を保存する場合は、常温放置せず冷蔵保存がおすすめです。
冷蔵保存であれば、だいたい4日間は日持ちします。
ただし、食べかけや切った焼き芋は、切り口に細菌が付きやすいので2日間程度を目安に食べきるようにしましょう。
食べきれない場合は、冷凍してしまいましょう!
冷凍であれば、だいたい2ヶ月は保存できますよ。