まるごとのスイカ、自宅に置いておいたら爆発することがあるんです。
ちょっとホラーのような話なんですが・・・スイカが爆発するってどういうことなのでしょうか?
スイカが爆発する理由と爆発させないための保存方法をご紹介します。
スイカが爆発するのは腐るから?その驚きの理由とは?
ここ数年、真夏は猛暑が続いていますよね。
そんな中「スイカが爆発した」という被害が漏れ聞こえてきます。
直売所やスーパーでスイカを買って、家に持って帰って常温で置いておいたら、しばらくしたらスイカが爆発したというのです。
異臭を放つのが特徴で、飛び散ったスイカの果肉と臭いを取るのに苦労するんだとか・・・
私は幸いそんな目に遭ったことはないのですが、なぜスイカが爆発するんでしょう?
これは、食べ頃のスイカをさらに直射日光が当たったり、気温の高い場所に置いておくことが原因であることが多いです。
スイカが熱で熟しきると、果肉からガスが発生して、徐々に内部に充満して一気に爆発するというわけです。
通常、スイカは早めに収穫し追熟させながら、食べごろのタイミングで店頭に並ぶことが多いです。
つまり、お店で買うときにはほぼ食べ頃を迎えているんですね。
ですから、購入後は常温で置きっぱなしにはせず、1〜2日のうちに切り分けて冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵庫で保存する際は、冷蔵庫のにおいが移ったり乾燥を防ぐために、ラップでしっかり包みましょう。
スイカが爆発するのはメロンのせい⁉︎一緒に保存してはいけないの?
スイカが爆発する理由がもう一つあります。
スイカをメロンをいっしょに保存すると、スイカが爆発するというものです。
爆発というか、腐りやすくなると言うほうが正しいのですが。
どうしてスイカをメロンと一緒に保存してはいけないのでしょうか?
それは、メロンに含まれているエチレンガスが理由なんです。
このエチレンガスは、スイカの追熟をうながす特性があり、どの野菜や果物にも多少は含まれています。
特にメロンやバナナ、桃などに多く含まれていて、これらと一緒に保管される野菜や果物が影響を受けるのです。
例えばもし、食べ頃に近いスイカをメロンと一緒に保存しておくと、メロンのエチレンガスによってスイカが熟します。
この状態のまま数日放置すると、スイカが熟しすぎてしまい、運が悪いと爆発することもあります。
・・・なんだか想像するだけで、恐ろしいですけど。。
たとえ冷蔵庫の中でもこの現象は起こりうるので、十分注意しましょう。
メロンとスイカを同じ場所で保存する場合は、メロンは封ができる容器やバッグに入れて、エチレンガスがスイカが浴びないようにするといいですよ。
ちなみに、お中元でスイカとメロンが贈られるケースも多いのですが、スイカとメロンは相性が悪いので、果物屋さんでも同じ箱に入れて発送しないようにしているそうですよ。
スイカは腐ると爆発する!?まとめ
スイカが爆発する原因と怖い目に遭わないための保存方法をご紹介しました。
スイカの中に腐敗したガスが充満して、爆発を引き起こすとは・・・!
丸ごとのスイカとメロンを一緒に置いておくと、爆発の危険性が高まるので、離して保存するようにしましょう。
ちなみに、スイカは丸いまま放置しなければ爆発はしません。
ですので、購入後はすぐに切り分けてラップに包み冷蔵保存するといいですよ。