野菜ジュースを特売の時に大量に買い込んだのに飲み切れなくて、気づいたら賞味期限が切れていた!なんてこと、ありますよね。
私がよくやってしまう失敗です。
捨てるのはもったいないので、1ヶ月程度であれば賞味期限を過ぎても飲んでいたのですが、そもそも飲んでも大丈夫だったのでしょうか?
そこでこのページでは、野菜ジュースは賞味期限が切れたらどれくらいまで飲んで大丈夫なのかと保存方法や捨て方についてご紹介します。
野菜ジュースの賞味期限切れは未開封なら何ヶ月大丈夫?
賞味期限というのは「美味しく食べられる期限」ですよね。
賞味期限は、「もう食べない方が良い期限」の消費期限よりも短く設定されているので、実際には賞味期限の1.2~1.5倍までの期間は食べても大丈夫だと考えられます。
となると、少々賞味期限が過ぎていても野菜ジュースは飲めるわけです。
野菜ジュースの賞味期限は、パッケージやメーカーによって異なりますがおおよそ以下の通りです。
・ペットボトル入り:製造から約半年~1年
・紙パック入り:製造から約4ヶ月
つまり、缶入りの野菜ジュースは賞味期限切れから約半年、ペットボトルは賞味期限切れから約2ヶ月、紙パックは賞味期限切れから1ヶ月は、飲んでも大丈夫ということになります。
ただし、これは未開封で良い状態で保存した場合です。
直射日光が長い間当たっていたり、温度の高い場所に放置されていた場合は、未開封でも中が劣化している場合があるので注意してくださいね。
野菜ジュースの賞味期限は開封後はどれくらい?保存方法は?
野菜ジュースは、未開封であれば比較的賞味期限が長いですよね。
でも一旦開封した場合、1リットルくらいの大サイズのペットボトルや紙パックの野菜ジュースをコップに注いで飲むなら3~4日で飲み切るのが原則です。
飲み切りサイズの缶やペットボトル、紙パック入りの野菜ジュースは、開封したらその日中に飲み切るようにしましょう。
飲み切りサイズの野菜ジュースは、缶やペットボトルに直接口をつけたり、ストローで飲みますよね。
そうすると、雑菌が増えてしまうからです。
開封した野菜ジュースを保存する場合は、冷蔵庫に入れましょう。
空気に触れると雑菌が入ってしまうので、パッケージの賞味期限ははっきり言って無意味になります。
開封後もつい「冷蔵庫に入れているし賞味期限内だから大丈夫だろう」と冷蔵庫に入れっぱなしにしがちですが、十分気を付けたいですね。
野菜ジュースを大量消費する意外な使い方!ただ飲むだけじゃもったいない
野菜ジュースといえば、当然、飲むものと思いますよね。
でも、冬など寒い時期は飲む機会も減ってしまって、気づいた時は賞味期限が切れていることがあります。
それではせっかく特売で安く買った意味がない!
そこで、賞味期限間近だったり、賞味期限が切れた野菜ジュースが大量に余っている時は、料理に使うのがおすすめです。
トマトベースの野菜ジュースもしくはトマトジュースであれば、トマトソースパスタに使うトマトケチャップの代わりに野菜ジュースを使えば、塩分を抑えることができてヘルシーです。
また、キーマカレーを作る時にトマトベースの野菜ジュースかトマトジュースを使うと、短時間でコクのあるカレーが作れますよ。
ズッキーニやナスなどを煮込むラタトゥイユに野菜ジュースを使っても、長時間煮込まなくても美味しくできて時短になります。
「充実野菜」などニンジンベースの野菜ジュースであれば、パンケーキを焼くときに牛乳の代わりに使えますよ。
オレンジ色で見た目もきれいです。
また、ニンジンベースの野菜ジュースは、スペアリブや骨付きチキンの煮込み料理に使うと、ビックリするほど美味しくなりますよ。
ぜひお試し下さいね。
消費期限を過ぎた野菜ジュースの捨て方は?
気を付けていたつもりでも、開封後の野菜ジュースを冷蔵庫に2週間も入れっぱなしにしてしまった…消費期限を過ぎてしまったら、やっぱり処分した方がいいですよね。
でもどこに捨てたらいいのでしょうか?
一番手っ取り早いのは、キッチンの排水口に流すことです。
固まりができていなければ、そのまま流すことはできます。
ただ、排水を汚すのは環境汚染に繋がるかも…と心配であれば、廃油と同じように処理します。
牛乳パックに新聞紙を詰めて、野菜ジュースをしみ込ませて、可燃ごみとして出しましょう。
ちなみに、トイレに流すという人や花壇に流して肥料代わりにしている人もいますね。
ただし、瓶や缶に野菜ジュースが入ったままゴミに出すのはNGです。
あくまでも良識ある方法で処分しましょう。
まとめ
野菜ジュースの賞味期限は製造日から、缶入りなら約3年、ペットボトルなら約半年~1年、紙パック入りなら約4ヶ月です。
賞味期限切れでも、賞味期限の1.2倍ぐらいまでの期間までは飲んでも大丈夫です。
ただし、開封したら冷蔵庫に入れて3~4日以内に飲みましょう。
飲み切りサイズのペットボトルや紙パックに口をつけたり、ストローで飲む場合は、開封した当日中に飲みましょう。
なぜなら、一度開封して空気に触れると雑菌が入りやすくなるからです。
野菜ジュースを大量消費したい場合、飲むだけでなく、お料理に使うのがおすすめです。
もしどうしても捨てなければならない場合は、キッチンの排水口に流すか、新聞紙などにしみ込ませて可燃ごみに出すのが良いですよ。