レアチーズケーキって、おいしいですよね。
冷たくてしっとりしていて、暑い季節にもぴったりだし、寒い時期に暖かい部屋で食べるのも絶妙!
材料がシンプルなので時々手作りするのですが、ちゃんとレシピ通りに作ったのに冷蔵庫から出してみたら固まっていない…がっかりしますよね。
クリームチーズや生クリームはけっこう値段が高いので、そのまま捨ててしまっては、あまりにも残念です。
そこで、レアチーズケーキが固まらない原因と簡単な対処法、そして失敗してもアレンジしておいしく食べるアイデアをご紹介しましょう。
レアチーズケーキが固まらないのはなぜ?
レアチーズケーキが固まらないのは、材料のゼラチンに原因がある場合が多いです。
ゼラチンは案外デリケートな食材です。
ゼラチンの量は、材料全体の2パーセントぐらいが目安です。
それ以下だと十分に固まりません。
また、ゼラチンを溶かし入れる時にダマができてしまうと、レアチーズケーキは固まりません。
少量の水にゼラチンを振り入れるようにして混ぜ、小さい泡立て器で十分にかき混ぜましょう。
この時点でダマになっていないことが重要です。
電子レンジや湯せんで温めるとさらに溶けやすくなります。
ちなみに、材料のクリームチーズは室温に戻します。
冬の寒い時期ならば室温が低いので、湯せんで温めると失敗が少ないですよ。
クリームチーズと生クリーム、そのほかの材料を混ぜた生地にゼラチンを混ぜる時もコツが要ります。
ゼラチンを一気に混ぜるのではなく、ふやかしたゼラチンに少量の生地を混ぜて馴染ませます。
次に、残りの生地に溶けたゼラチンを流し入れよく混ぜます。
この時ダマになっていなければ、かなり安全です。
あとは冷蔵庫に入れて冷やしますが、2時間以上は冷やしましょう。
早く食べたいからと言って、1時間もしないうちに取り出して、固まっていないと思うのは早合点ですよ。
レアチーズケーキが固まらないときは冷凍?焼く?ベストな対処法は?
ゼラチンの分量を守っても、ダマになってしまった。
80度以上の高い温度にしてしまった。
あるいは温めたり、冷やしたりしてしまった。
…こんな場合も、レアチーズケーキは固まらなくなります。
ゼラチンがダマになった場合は、茶こしでこしてダマを取り除き、もう一度分量のゼラチンをよくふやかして混ぜ込み、冷やすと固まります。
ゼラチンを固める力が弱くなった場合も同じです。
生地が分離した場合は湯せんで溶かして、もう一度ゼラチンを入れ直します。
ゼラチンを溶かし直してもレアチーズケーキが固まらなかった場合、冷凍庫に入れて冷凍してしまえば、アイスクリームとして食べることができますよ。
また、小麦粉や卵、砂糖を混ぜて、ケーキ風に焼くこともできます。
…もはやレアチーズケーキではありませんが(笑)材料を無駄にせずにおいしく食べられますよ!
レアチーズケーキが失敗しても捨てないで!おいしく食べるアレンジアイデア5選
レアチーズケーキがうまく固まらなくて失敗しても、やっぱり何とかして生地を活用したいですよね。
次のようなアレンジアイデアはどうでしょうか。
- 凍らせてアイスやシャーベット風にして食べる
- スポンジケーキに塗ってケーキとしてアレンジする
- フレンチトースト風にパンにのせて焼いて食べる
- 粉と砂糖と卵を足してフルーツグラタンにする
- マフィンやバターケーキの味付けとして入れて焼く
個人的におすすめなのは、凍らせてアイス風にして食べることです。
何より、冷凍するだけなので手間がかかりませんし、シンプルにおいしいです。
手作りアイスって、なんとも贅沢ですよね!
あきらめずに上手にリメイクしたいものですね。
まとめ
レアチーズケーキが固まらない理由は
- ゼラチンが足りなかった
- ゼラチンのふやかし方が不十分だった
- 80度以上の温度になるか、温度の変化を繰り返した
- チーズケーキの生地に混ぜ込むとき入れ方をまちがえた
などがあります。
ゼラチンの効き目がなくなってしまった場合は、もう一度ゼラチンを足してやり直すことができます。
また失敗した生地は、冷凍してアイスにする、ケーキに混ぜる、フレンチトーストにするなどのアレンジ法があります。
失敗は成功のもと!
あきらめずにレアチーズ作りに挑戦し、今度こそ美味しいレアチーズケーキを成功させてくださいね。