見た目がカワイイ女性に大人気のマカロン。
自分でも作ってみたくてチャレンジしたのですが、難しいんですよね。
焦がすのは厳禁と思って焼いてみたら、逆に生焼けになったというのはマカロン作りのよくある失敗です。
マカロンが生焼けの場合は作り直すしかないのでしょうか?
それとも、二度焼きできるのでしょうか?
マカロンはすぐに焼き直せば大丈夫!
そして、マカロンが生焼けにならないポイントは、マカロナージュと焼き方です。
マカロンの生焼けの対処方法と上手に焼くコツをご紹介します!
マカロンが生焼けのときは二度焼き!上手な対処方法とは?
かわいらしいフランス菓子のマカロンを手作りしたいと思って、レシピを探して作ってみました。
ですが、レシピ通りに焼いてみたのに、なんだか全体がぺちゃんこでマカロン特有のピエもできていません。
マカロン生地に触れてみると、表面がまだ柔らかくて、クッキングシートに張りついています。
試しに食べてみると、ねちゃっとして、表面がサクッとしていないのです。。
生焼けだと思ったけれど、オーブン止めちゃったし・・・!
マカロンを焼いたときには時々こんなことがあるので、オーブンは設定温度のままでチェックしましょう。
レシピの時間どおりに焼きあげても表面がまだ湿っている場合は、1〜2分焼き直すと表面が焼けます。
時間が経ってから焼き直すと、しぼんだ生地が固まってしまって膨らみませんので、焼き具合をチェックして生焼けと思ったら、早めに焼き直すようにしてくださいね。
マカロンが生焼けで食べたらお腹を壊す?
マカロンが生焼けになっていないか試しに食べていると、家族から、
生焼けは食べちゃダメ!
お腹壊すよ!
と止められました。
生焼けのマカロンを食べるのと、お腹を壊すのでしょうか?
マカロンが「生焼け」という状態は、スポンジケーキやお肉が焼き足りないという状態とはちょっと違います。
マカロンにはちょっとネチっとした歯ざわりがありますが、これはマカロンが「飴化」した状態なんです。
これは、一度生地が焼かれて膨らんでも、オーブンの温度が下がると途端にしぼみ、そのまま冷え固まると起こります。
マカロンを焼くときは、オーブンの設定温度を160℃から140℃に下げて焼くという指示のレシピが多いです。
でも、オーブン機能によっては、温度を切り替えると、設定温度より低くなってしまうことがあります。
また、マカロン生地が焼き固まる途中でオーブンの扉を開けてしまうと、マカロンはしぼんでしまいます。
ですから「生焼け」というのは、マカロンがしぼむことで砂糖が飴化しただけと言えます。
火は十分通っているので、この状態のマカロンを食べてもお腹を壊すことはまずありません。
マカロンが空洞化するのはなぜ?上手に焼くには?
マカロンの見た目はなんとなく成功かな?と見えても、やはり生焼けだと食感がしっくりきません。
マカロン独特の外はサックリ、中はしっとりした食感がやはりおいしいものですよね。
焼きあがったマカロン生地を割ってみると、表面が膨らみ、底面から離れたような大きな空洞がある場合があります。
これがマカロンの「空洞化」で、底面が焼き上がらず、上ばかりふくらんだ状態のことを言います。
なぜ空洞化が起こるのかというと、生地が重く、底を焼き切る温度が足りないせいです。
もしマカロンが空洞化してしまったら、天板をオーブンの下段にセットして、マカロンの底面にも火が通るようにしましょう。
それでも空洞ができる時は、最初のマカロナージュが十分でなかったことが考えられます。
マカロナージュとは、固く泡立てたメレンゲと他の材料を混ぜることです。
材料とうまく混ぜ合わせながら、ある程度メレンゲの泡を潰しつつ、滑らかにする作業のことですね。
十分にマカロナージュできると、生地にきれいなツヤが出ます。
マカロナージュは、ヘラですくって、生地が繋がって落ちる状態がベストです。
ここで混ざりが足りないとポテッとした生地になり、マカロン生地を絞るときに厚みが出てしまい、底面まで火が回りません。
ある程度の固さを保ちつつ滑らかにマカロナージュして、厚すぎない形に絞ります。
絞った時にマカロン生地が横に広がるのは、逆に混ぜ過ぎて、メレンゲの泡が潰されてしまった状態です。
これもマカロンが十分膨らまず、生焼けの原因となります。
空洞化を防ぐには、マカロナージュがとても大切なんですね!
まとめ
マカロンの生焼けの対処方法や上手に焼くコツをご紹介しました。
もしマカロンが生焼けになったとしても、生地が冷める前に二度焼きすればなんとかなります!
また、マカロンが生焼けにならないためには、オーブンの温度設定が大事です。
マカロン生地を上手に焼くには、材料の混ぜ方もポイントですので、マカロナージュするときにはメレンゲを潰しすぎないように気をつけてくださいね。