お土産にいただいた有名なくずもち。
とてもおいしいんですけど、量が多いのですぐに食べきれそうにありません。
そんなときに知ってると役に立つ、くずもちの保存方法とおいしく食べ切るアイデアをご紹介します。
葛餅の賞味期限は意外と短い!なるべく長く保存する方法とは?
くずもちの賞味期限は意外と短く、製造日からだいたい2~3日です。
くずもちは、原料のデンプンを加熱させた後、糊状にして、型に流し冷やし固めて作られます。
水分が飛ぶにつれて固体に変化するので、日にちがたつと、自然に硬くなっていくのです。
その変化は早く、2〜3日もするとボソボソになるほどなんですね。
くずもちの保存は、冷蔵庫や冷暗場所が適しています。
ただ、くずもちが外気に触れたり、乾燥が著しい場所だと、あっという間にカチカチになってしまいます。
そのため、くずもちをおいしく保存するには、くずもちを空気に触れさせないようにするのがポイントです。
残ったくずもちは、付属のシートを表面にぴったりかぶせるか、ラップでしっかり覆って保存しましょう。
くずもち独特の風味や歯ごたえをキープするためには、長い時間冷蔵庫に入れておいたり、冷凍保存は向いていません。
特に冷凍については、たとえ空気をしっかり抜いて密封したとしても、解凍するとボソボソになってしまうんですね。
なんでも冷凍してしまう私にとっては、かなり残念な情報です(;´∀`)
くずもちがおいしいまま食べたければ、空気に触れないようにしっかり表面を包んで保存し、できるだけ2日以内に食べ切るようにしましょう。
くずもちをおいしく食べるアレンジアイデア
くずもちは、関西と関東では少し違うって知っていました?
関西では、その名前の通り、原料に葛粉を使います。
関東では、小麦粉を乳酸菌で長期発酵させたデンプンを使います。
また、関東では「久寿餅」と書いて、お祝いの日のお菓子や縁起物としても親しまれているんです。
しかし、いずれにせよデリケートな和菓子なので、冷蔵庫に入れておいて固くなって結局食べきれなかった!なんて残念なこともありますよね。
そこで、同じ食べ方だと飽きてしまうくずもちをアレンジするアイデアを紹介します。
くずもちwithアイスクリーム
くずもちとバニラアイス、意外と合うんですよ!
一口大に切ったくずもちを器に盛りつけ、バニラアイスを添えます。
さらに、缶詰のミックスフルーツを加えれば、さらにリッチなデザートになります。
甘味処の新作デザートみたい!
くずもちwithコーヒー
くずもちには普通は黒蜜をかけて食べますが、黒蜜の代わりにコーヒーをかけます!
あらかじめ、濃い目で甘いアイスコーヒーを作っておきます。
市販のボトルコーヒーでもいいかもしれませんね。
くずもちは細かく切って器に盛りつけ、アイスコーヒーを注ぎます。
コーヒーフレッシュを少し落とすと、大人っぽい新感覚なデザートになりますよ。
コーヒーの苦みが意外と合います!
くずもちdeしるこ
最初はぷるんとしていたくずもちも、日が経つにつれ固くなっていくので、温めて柔らかくしておしるこのように食べるアイデアです。
くずもちは、水にくぐらせてレンジで1〜2分温めます。
ゆるく煮たあんこに、やわらかくしたくずもちを浮かべれば、くずもちでおしるこ風の和風デザートができあがり!
お餅や白玉だんごとは違う独特な食感が、やみつきになっちゃうかも!
くずもちを炒めてご飯のおかずに
これが一番意外なアレンジアイデアだと思うのですが、なんとくずもちを炒めておかずにしてしまいます。
イメージとしては、こんにゃくの代わりと考えれば違和感も薄いでしょうかね(笑)
肉や野菜と一緒にさっと炒めて、甘辛い味付けにします。
少しとろりとした食感が楽しいですよ!
まとめ
くずもちの賞味期限は2~3日と意外と短く、冷凍してしまうと、解凍したときに食感が変わってしまうので、おすすめできません。
空気に触れると固くなるので、ぴっちり密封して冷蔵庫で保存するようにしましょう。
もし固くなったら、水にくぐらせて、電子レンジで1~2分チンすれば柔らかくなります。
ただ、やはり一番おいしいのは開封した直後ですよね。
もし食べきれずに余ってしまったら、その後は風味を変えてアレンジしてみてくださいね。
くずもちの意外なポテンシャルを感じられますよ!