料理に使って余ったこんにゃくを冷蔵庫に保存して、もう1週間以上経ちます。
開けたばかりのときと比べて、なんとなく色が変わってきたように見えるですけど、もしかしてこのこんにゃくは傷んでしまったのでしょうか？
こんにゃくは腐るとどうなるのか、判断のポイントと、こんにゃくを開封した後になるべく日持ちさせる保存方法を紹介します。
こんにゃくが腐るとどうなる？判断のポイントは？
こんにゃくは未開封だと2〜4ヶ月は保存可能です。
冷暗な場所なら、常温保存できます。
スーパーでも、常温の棚に置いてありますよね？
買ってきてつい冷蔵庫に入れていましたが、未開封だとその必要はないんですね。
でも、一度開封したこんにゃくは、冷蔵庫保存でも1週間ほど過ぎるとだんだん変化してきます。
長く保存していると、徐々にこんにゃくの中の水が抜けてくるんですね。
そして日が経つにつれて、こんにゃくの袋に入っていた水と一緒に腐っていき、水が白く濁ってきます。
そうなると、異臭を放つようになります。
また、こんにゃくに含まれている水が抜けるので、こんにゃく自体が縮んで小さくなってきます。
さらに時間が経つと、腐った水によってこんにゃく自体がドロドロに溶けてきます。
なんだか、書いているだけでゾゾ…ってしてきますけど（苦笑）
ということで、まだパッと見た感じ、こんにゃくに変化がないと思っても、こんにゃくを浸けている水が濁ってきたら腐ってきたと判断して間違いないです。
臭いや触った感触などで、開封したときと比べて何か変わったところがないか判断しましょう。
また、こんにゃくは腐っていなくても、水が抜けて小さくなってスカスカになったり、乾燥して固くなっていきます。
そうなると、調理がしにくくなり、食感も悪く、食べてもおいしくありません。
こんにゃくが腐るのは開封後どれぐらい経ってから？日持ちさせる保存方法は？
こんにゃくは開封後でも、袋に入っていた水に浸けておけば、しばらくは冷蔵保存が可能です。
しかし、それでも1週間ほどが限度です。
調理後のこんにゃくはさらに傷みが早いので、2〜3日で食べ切ったほうがいいですよ。
冷蔵庫で保存中でも、こんにゃくは変化していきます。
なるべくこんにゃくを長持ちさせる保存の秘訣は、乾燥させないことが第一です。
こんにゃくが入っている袋には、殺菌効果があるアルカリ水が入っています。
水に常に浸かっていないと、こんにゃくから水分が抜けて、劣化が進みます。
乾燥したこんにゃくは小さく縮んで、食感が悪くなります。
こんにゃくを開封して、袋の中の水を全部捨ててしまった後、あまったこんにゃくを保存する場合は、水道水を加えます。
普通の水道水で大丈夫ですので、とにかくこんにゃくが常に水に触れているようにしましょう。
また、日が経つと、こんにゃくを浸けている水もだんだん腐ってきます。
水が白く濁ってくるのは雑菌が繁殖している証拠ですので、こんにゃくも傷んでいる可能性が高いです。
開封後のこんにゃくを2日以上保存する場合は、こまめに水を取り替えると日持ちしやすくなります。
こんにゃくは冷凍保存できるの？
こんにゃくを長期保存する場合、冷凍するのはどうでしょうか？
正直、こんにゃくの冷凍はあまりおすすめできません。
なぜなら、冷凍するとこんにゃくの大半の水分が凍っていきます。
そして、解凍すると霜が溶けるとともに、こんにゃくの水分も流れてスカスカになってしまうからです。
こんにゃくは食感が命だと思いますが、冷凍するとゴムのようになってしまい、こんにゃくのプルンとした食感がなくなってしまうんですよね。
冷凍した普通のこんにゃく、糸こんにゃくは、解凍後に長時間出汁で煮ても、あのぷるぷるした食感は戻りません。
特に、食感を楽しむ刺身こんにゃくは、冷凍には向いていません。
ただ、食感を気にしないのであれば、冷凍なら腐ることもなく2〜4週間は保存ができます。
冷凍は水とともに、または調理をして汁ごと容器に入れて密封保存しましょう。
わざとこんにゃくを凍らせて使うレシピもあるので、本来のぷるぷる食感にこだわらなければ、こんにゃくの冷凍もアリですね！
まとめ
こんにゃくが腐ると、浸けてあった水が白くなってきます。
また、水分が抜けて小さくなったり、異臭がすることもあります。
なるべくこんにゃくを日持ちさせるには、常に水に浸けておくことと、こまめに水を取り替えることです。
こうすれば、開封後のこんにゃくも冷蔵庫で1週間ほどは保存できますよ。
