かりんとうは一度袋を開封してしまうと、すぐに湿気ってしまいますよね。
いちおう袋に賞味期限は書かれていますが、それは未開封のとき。
かりんとうは開封後は「なんだか美味しくないなぁ…」と思ったときが賞味期限です。
かりんとうを上手に保存するには、暗いところに密封することがポイントなんです!
かりんとうの賞味期限はどれくらいなのか、賞味期限はどう判断すべきか、おいしく食べる上手な保存方法をご紹介します。
かりんとうの賞味期限はどれくらい?
かりんとうの賞味期限は、一般的には製造後2~3ヶ月くらいです。
でも、これには条件があります。
それは、密封されていて、暗いところに保管されていること。
かりんとうは、水分がとても少ない食品です。
しかも、かりんとうを保存するために砂糖が多く入っています。
だから、かりんとうには細菌が繁殖することはありません。
それなら、どうしてかりんとうに賞味期限があるのか不思議ですよね。
実は、かりんとうの賞味期限は、かりんとうを揚げるときに使われる油の期限なんです。
油は、光や空気に触れると酸化します。
酸化した油は、体に毒ですよね。
だから、油は空気や光に触れぬよう、密閉して暗い所に保存するのです。
細菌がほとんど繁殖しないかりんとうは、油が酸化する期限が賞味期限と思ってください。
かりんとうは賞味期限切れでも食べられる?
私はかりんとうが大好きでよく買い置きしているのですが、買ったことを忘れて未開封のまま、かりんとうの賞味期限が切れていたことが時々あります…。
未開封であれば、かりんとうは賞味期限が切れていても食べられるんでしょうか!?
かりんとうは、たとえ未開封でも完全に密封されているわけではありません。
その証拠に、長い間放置していたかりんとうは、湿気っていたりしますよね。
それは、袋のわずかなすき間から、湿気や酸素が入り込んでいるからです。
ですが、保存状態が良くて油が酸化していなければ、かりんとうは賞味期限が切れていても食べられます。
「でも、油が酸化してるかどうかなんて、どうすればわかるの!?」と思いますよね。
それが、簡単にわかるんです!
油は、酸化すると味が落ちてまずくなります。
だから、食べてみて「おいしくない」と思ったら、それは油が酸化している証拠。
もう賞味期限が切れている、ということです。
こうなったら、もう食べないでください。
逆に、「美味しい!まだ普通に食べれるじゃん!」と思ったら、食べても大丈夫です。
えっ?味音痴の人はどうするのかって!?
大丈夫ですよ。
酸化した油って、半端なくまずいですから(笑)
味音痴の人でもちゃんとわかります。
それぐらい、差は歴然としています。
かりんとうは腐るって本当?
かりんとうは、微生物が増殖するための水分がとても少ない食べ物です。
だから、よほどのことがない限り、かりんとうが腐るということはありません。
わざと腐らせようとして、水に浸けておいた?
開封したままにして、何年も忘れてた?
そりゃぁ、そんなことをしたら腐るでしょう!
でもそうなったら、絶対食べませんよね(苦笑)
油は酸化するので、まずいと思ったら食べるのはやめましょう。
私は以前、かりんとうではないのですが、賞味期限が切れの油で揚げたスナック菓子を食べて、お腹を壊したことがあります。
なんとなく油のにおいがいつもと違ったのですが、あまり美味しくないと思いながらも、つい食べてしまったんですよね。。
症状はそれほど重くはなかったのですが、それ以来、油を使ったお菓子を食べるときに少しでも違和感を覚えたら、食べないように心がけています。
油が酸化したお菓子は、食べない方がいいですよ…
かりんとうを湿気させない保存方法は?冷凍できる?
かりんとうは好きだけど、カロリー高いし糖分も多いから少しずつ食べたい!
そう思っている人、多いと思います。
でもそうすると、だんだん湿気ってきちゃうんですよね。
かりんとうが湿気らないように保存する方法は、あるのでしょうか?
一度封を切ったかりんとうは、湿気や酸化を防ぐのが難しくなります。
開封したら、大体1週間以内に食べるのが理想です。
それ以上カリカリをキープしたいなら、冷蔵庫に保存するのがおすすめです。
なぜ冷蔵庫かって?
それは、冷蔵庫の中が乾燥しているからです。
野菜をラップなしで冷蔵庫に保存したら、どうなるでしょう?
水分が抜けて、シワシワに干からびてしまいますよね!?
そんな場所ですから、そこへかりんとうを入れたら、湿気るのを防いでカリカリがキープできるんです。
大きな缶に、いろいろな種類のかりんとうが入ったものが送られてきた?
封を切った後、もっと長く保存したい?
そんな時は、小分けにして冷凍しましょう。
ですが、ここでも気をつけなければならないのは、油の酸化です。
冷凍しても、油の酸化を防ぐことはできません。
冷凍庫で保存する場合でも、1ヶ月以内に食べるようにしてくださいね。
冷蔵庫や冷凍庫に保存することで、シケシケのかりんとうにはさよならしましょう!
まとめ
かりんとうの賞味期限は、未開封で暗いところに保管すれば2~3ヶ月保存できます。
賞味期限が切れていたとしても、味に変わりがなければ食べても大丈夫です。
もし不味いと感じたら、油が酸化しているので食べないでください。
酸化した油は、体に毒です。
もし酸化した油を食べたら、私のようにお腹を壊す可能性があります。
冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合も、油は酸化します。
冷凍保存でも1か月以内に食べきりましょう!