養蜂場の純正はちみつ。
産後に滋養がつくようにと親戚が送ってくれました。
その後、キッチンの奥深くにしまい込んでいるのを忘れていて、先日十数年ぶりに発見!
未開封だったのでこれから使えるかと期待していましたが、中のはちみつが黒くなっています。
はちみつは腐ってしまったのでしょうか?
はちみつが黒くなったらもう食べられない!?
はちみつは何年も持つ保存食です!
はちみつの賞味期限と黒くなった年季もののはちみつは食べられるのかをご紹介します!
はちみつは腐るとどうなるの?
はちみつは栄養が豊富なので、食べるだけでなく、化粧品などにも使われていますよね。
小さいミツバチたちが時を重ねて作った蜜を精製したものが純正はちみつとして販売されています。
しかし、貴重なはちみつなだけに、私のように大切にしすぎてそのまま忘れ去られることも多いんだとか!(私だけじゃ無かった・笑)
そうなると気になるのが賞味期限ですよね。
実は、はちみつの賞味期限はないと言われています。
賞味期限がないということは、腐らないということ。
それは、はちみつに含まれる成分が腐食を防ぐ役割をしているからなのです。
まず、はちみつは糖度が高く、水分がほとんどないので腐る要素がありません。
さらに、はちみつを舐めると、ピリリと感じることがありますが、これは酸度が高いことを表しています。
酸度が高いと雑菌が育たないので、いつまでも新鮮さを保てるのです。
このことにより、はちみつは年月が経っても賞味期限が切れることなく、いつまでも食べられるのですね。
はちみつを未開封で長期保存していたなら、さらに状態は採りたて当初とほぼ同じ、と言えますね。
はちみつが賞味期限を過ぎて黒い・・・なぜ変色したの?それでも食べられる?
はちみつには賞味期限がないということがわかりました。
しかし、時間が経つと黄金色のはちみつが褐色、さらに黒く変色することがあります。
私の年季物のはちみつのように・・・
これは、はちみつの糖度とアミノ酸が鉄分と溶合するとメラノイジンというものができることによって、黒くなります。
はちみつには少量の鉄分が含まれていますし、瓶の金属蓋のちょっとした鉄分でさえ、反応してしまいます。
ですから、放置しているうちにはちみつ全体が黒くなってしまうのです。
あの美しい黄金色に比べたら、黒くなってしまったはちみつはちょっとヤバそう・・・と思ってしまいますよね。
ところが、このメラノイジンという成分は味噌などにも含まれるもので、血液や細胞の活発化、便秘解消に良いとされています。
ということは、黒くなったはちみつは腐っているのではないんですね!
それどころか、むしろより体に良いはちみつにパワーアップしたわけです。
ですから、時が経った年季もののはちみつでも普通に食べられますよ。
もしはちみつの黒い色に抵抗があるなら、果実酒を作ったり、お菓子作りや料理の隠し味に
使ってみるといいですよ。
料理に使うのであれば、色はあまり気になりません。
まとめ
はちみつは、そもそも賞味期限がないので、半永久的に食べられるってちょっと意外でしたね!
黒くなってしまったので半分諦めていましたが、慌てて捨てなくて良かった(笑)
100%純正のはちみつは貴重品でかなり高価なものですよね。
黒く変色しても、味も成分も変わらないので捨てずに効果的に使いましょう!