夏の定番食材といえば枝豆!
おつまみにもおやつにもいいですよね。
枝付きの枝豆が出回り始めると、気になるのが、枝豆にところどころついている黒い斑点やシミです。
中には豆自体が黒いものもあったりして・・・
見た目もイマイチな黒い枝豆は、食べられるんでしょうか?
黒い枝豆は腐っているのではなく、天候による変色や枝豆の種類が違う可能性がありますよ。
枝豆の皮や実が黒くなっている理由や傷んでいる枝豆の見分け方について、ご紹介します。
枝豆の皮に黒い斑点がついている原因は?食べられる?
夏が近づくと、枝付きやパック詰めされた枝豆が目につきますよね。
我が家では、お弁当用に1年中冷凍枝豆を常備していますが、旬の時期は生の枝豆を買ってきて、茹でたてを食べるのが季節の楽しみです。
最近は、さやごと甘辛く煮たり、茹でてからスパイスをふりかけるなど、アレンジレシピも増えましたね。
でも、買ったばかりの枝豆なのに、枝豆の皮(さやの部分)の表面に黒い斑点がついていることがありますよね。
え?もしかして腐ってる!?と一瞬思いますが、まずは慌てないでチェックしましょう。
枝豆のひとつを摘んで、中の豆を確認してみてください。
茹でる前なのに、中が柔らかかったり、粘りがあったり、カビが生えていたら腐っています。
しかし、中の豆は普通の緑色で、固さがあり、皮の内部にぬめりがなければ正常なので食べられます。
では、どうしてさやに黒い斑点がついてしまうかというと、雨の影響なんです。
枝豆は天気によって影響を受けやすく、雨に多く当たると、さやに黒みを帯びてくるのです。
ただ、中の豆をカバーする硬いさやを持つことによって、中はほとんど影響を受けません。
また、問題ないと確認して枝豆を茹で始めたら、みるみる黒ずんでくる場合があります。
これは、枝豆を茹ですぎたり、茹でる時に塩が足りないと起きる現象です。
この場合も、さやは黒ずみますが、中の豆は変化しないので普通に食べられますよ。
枝豆の薄皮や実が黒いのはなぜ?食べても大丈夫?
枝豆の外皮(さや)が黒いのは、天候の影響による理由が大きいです。
しかし、枝豆の薄皮や豆自体が黒かったり、さやを開いてみると全体的に黒っぽくくすんでいることがあります。
さやがなんでもないのに中だけが黒いと、やはり腐っているのではないか?と疑いますよね。
でもちょっと待って!
実はこれ、もともと黒い「黒豆」の可能性があるんです。
大豆の仲間の枝豆には、「丹波の黒豆」のような黒い種類も含まれます。
真っ黒ではなく、緑の豆にうっすら墨を落としたような色をしています。
もちろん、茹でたときに変なにおいや粘りがなければ、食べても全く問題ありません。
むしろ黒みを帯びた豆は高級品なので、緑の枝豆よりも甘くておいしいくらいです。
枝豆が傷んでるかの見分け方は?外から見てわかる?
ある日、枝豆を茹で始めると、なんとなく酸っぱいような臭いがしてきました。
なんだかおかしいと思って枝豆をチェックしたところ、虫に喰われたように中が崩れて、柔らかくなっていました。
これが腐っていることか・・・と改めて実感しました。
枝豆は、さやを見るだけだと傷んでいるかの判断が難しいんですよね。
枝豆が傷んでいるかの見分け方としては
・豆にぬめりがあり極度に柔らかい
・酸っぱい臭いがする
・食べたら苦かった
があります。
枝豆は、もともと枝を切ると鮮度がどんどん落ちていきます。
日にちが経つと表面がやせて、産毛が減り、緑色も抜けていきます。
買うときには、緑鮮やかな枝付きの枝豆を選ぶようにしてくださいね!
枝豆の皮が黒い まとめ
枝豆の皮や実が黒い場合に食べられるのかと、傷んだ枝豆の見分け方をご紹介しました。
枝豆のさやに黒い斑点があるのは雨による影響、そして、豆自体が黒い品種もあるので、黒いからといって傷んでいるわけではないんですね。
枝豆を買うときには、産地や銘柄を確認しておくと、豆が黒くてもびっくりしませんよ。
また、緑鮮やかな新鮮な枝付きの枝豆を選び、その日のうちに茹でてしまえば、甘みが多くおいしい枝豆が楽しめます。
ぜひ参考にしてくださいね!