手作りのカップケーキを彼氏や友人にプレゼントしたい!
と思い立ったけど、プレゼントする直前に作る時間がないので前もって作っておきたい・・・ということありますよね。
誕生日やクリスマス、バレンタインデーなど、プレゼントしたい日の何日前までに作れば、賞味期限的にセーフなのでしょうか?
そこで、手作りカップケーキの賞味期限、作ってからどのように保存すればいいのか、日持ちしやすいカップケーキの材料や注意点を紹介します!
手作りカップケーキの賞味期限は?材料によって違うので注意!
まず、生クリームやフルーツなどを使わない手作りカップケーキの場合の賞味期限は、常温で3日ほどです。
この賞味期限はあくまでも、プレーンのカップケーキに限ります。
フルーツや生クリームやアイシングでデコレーション済みのものは、それぞれの素材の賞味期限が短いので、日持ちしません。
そのため、作ってすぐに食べない場合は、デコレーションはせずにそのまま保存して、食べる直前にデコレーションするのがいいですよ!
カップケーキの生地の材料によっても、小麦粉など粉類の比率が多いものは乾燥しやすいです。
そのため、粉類の割合が多い作り方の場合、賞味期限は3日程度といっても、硬くなってしまうこともあります。
手作りカップケーキを日持ちさせたいならこの材料で!
手作りのカップケーキをなるべく日持ちさせるのに適した材料があるので、紹介しますね!
ドライフルーツを入れる
レーズンなど好きなドライフルーツを、ブランデーやウィスキーなどの洋酒に一晩漬けます。
お酒の水分をよく切ったドライフルーツに小麦粉をまぶして、カップケーキの生地に混ぜ込んで焼きます。
ドライフルーツは日持ちするし、洋酒の香りもよく、トッピングなしでも華やかな仕上がりになりますよ。
ハチミツを加える
砂糖がたっぷり入った甘味が強いお菓子は、日持ちします。
ケーキを実際に作ってみると、かなり砂糖を大量に使うのでビックリしますよね。
手作りカップケーキを日持ちさせたい時には、砂糖の分量の数%をハチミツに代えてみてください。
ハチミツは、カビの防止やケーキのしっとり感を保つはたらきがあります。
また、ハチミツを入れたカップケーキは、ケーキを焼いた後の表面に照りが増し、砂糖よりも甘味を多く感じるので、砂糖の量も控えることができますよ。
バターを多めに入れる
ヨーロッパのケーキはバターをたっぷり入れて作りますが、これ、実はケーキを日持ちさせるための知恵なんです。
バターたっぷりだとカロリーが少し気になりますが、数グラム多くバターを加えるだけでも、しっとりした乾燥しにくいカップケーキに仕上がりますよ。
また、カップケーキを日持ちさせたい場合、作り方の注意点はしっかり中まで焼いておくことです。
当然ながら、生焼けのカップケーキもカビ発生の原因となります。
・・・というか、そもそも生焼けのカップケーキをプレゼントするなんて、嫌がらせか!と思われちゃいますね(^_^;
手作りカップケーキの保存方法は?常温と冷蔵どっちがいい?
前もって作っておいたカップケーキは、プレゼントする日まではどのような保存方法がよいのでしょうか?
手作りカップケーキは常温保存できますが、保存する際の注意点は、高温多湿な場所を避けること。
部屋の中の気温が高かったり、湿度が高い場所に置いておくと、カビが生えやすいからです。
常温保存の場合は、ケーキクーラーで冷ましたあと、ラップをしてなるべく冷暗な場所に置きましょう。
また、暑い季節や部屋の温度が高い場合は、冷蔵保存のほうが安心です。
カップケーキを焼いた後、粗熱をとってから冷蔵保存すれば、常温保存の賞味期限よりさらに1〜2日長く保存できます。
ただ、冷蔵庫に入れて保存すると、乾燥しやすいことと、冷蔵庫の他のもののにおいが移りやすいというデメリットがあります。
なので、冷蔵庫に入れるときは、カップケーキを1個ずつラップにぴっちり包んで、ジップロックかよく洗って乾かしたタッパーなどで密封してくださいね。
手作りカップケーキは冷凍もOK!解凍方法は?
手作りカップケーキの賞味期限は3日間が目安ですが、プレゼントするのがもっと先の場合は、冷凍保存しておくこともできます。
冷蔵庫で保存する場合と同じく、焼き上がったカップケーキはしっかり粗熱をとります。
粗熱が取れたら、1個ずつラップで包んで、冷凍保存袋かタッパーなどの容器に並べて密封させます。
形が崩れやすいので、冷凍する場合は、タッパーやホウロウの容器に並べて入れるのがおすすですよ。
冷凍する場合の注意点は、粗熱をしっかり取ること。
粗熱が取れていないうちに冷凍庫に入れると、冷凍しているうちに霜が降り、解凍後にべたつくことがあります。
また、容器の密封が甘いときも、同じく霜が降りたり冷凍庫のにおいが移るので、注意してくださいね!
プレゼント用なので、ぬかりなく!
冷凍したカップケーキを解凍する場合は、冷蔵庫に移して3時間以上かけてゆっくり解凍します。
カップケーキの大きさにもよりますが、プレゼントする前日の夜に冷蔵庫に移しておくのが良いと思いますよ。
ちなみに、凍ったカップケーキをそのままラッピングして贈るのは絶対NGです!!
カップケーキ生地の隙間の凍った空気が、徐々に溶け出してきて、ベチャベチャになっちゃいますので。。
もしも急いで冷凍したカップケーキを解凍したい場合は、電子レンジの熱で凍った空気を一気に溶かして飛ばします。
凍ったカップケーキをラップのまま、500~600Wの電子レンジで30~40秒温めます。
そしてすぐにラップを外せば、余計な蒸気が飛んで、しっとりしたカップケーキに仕上がります。
温める時間は、加減を見ながら調節してくださいね。
まとめ
手作りしたカップケーキの賞味期限は、デコレーションなどしていないプレーンなカップケーキの場合、常温保存で3日程度です。
冷蔵保存した場合は、さらに1~2日程度長く日持ちさせることができます。
冷凍保存もできますが、冷蔵も冷凍も、乾燥しやすくにおいも移りやすいので、密封するように心がけてくださいね!