薄いクレープの生地のタネ、意外と作りすぎちゃうんですよね。
焼く前の余った生地はどう保存すればいいのでしょうか?
冷蔵?それとも冷凍できるの?
賞味期限はどれぐらいなのでしょうか?
余ったクレープ生地は、5℃以下の冷蔵保存で2〜3日は日持ちします。
そして、さらに長期保存には、焼いてから冷凍保存するのがおすすめです。
焼く前のクレープ生地の保存の仕方と賞味期限についてご紹介します。
クレープ生地 焼く前の状態の保存の仕方は?消費期限は?
我が家のクレープ作りは主人の役目なんです。
学生時代に、フランス人の同級生から本場のレシピ教わったんだとか。
週末の朝の登場頻度が高いのですが、ブランチとしてちょっと贅沢。
カットフルーツやチョコレートソースをトッピングしてちょっと豪華に。
仕上げに強火で表面をパリッと焼くと香ばしく美味しくて止まらないんです!
でも、それ以上になぜか生地が余っちゃうんですよね。
本人曰く、「ちょうどいい生地の固さを勘で覚えている」のだそう。
緩すぎて小麦粉を足したり、固くなってクリームを足したり、そんなことをしているとどんどん大量に。
なので、週末クレープを食べた後は、2日間冷蔵庫に入れて月曜の朝ごはんに。
でも、今まで余ったクレープ生地の消費期限は意識していませんでした。
大抵のレシピには、砂糖、卵、牛乳または生クリーム、小麦粉が入っています。
砂糖が多ければ保存が効きますが、そこまで甘い生地にはなりませんよね。
さらにクリームや卵は生ものなので、あまり日持ちしません。
ですから、消費する期限としては、せいぜい2〜3日というところです。
パティシエの方によると、クレープ生地のグルテンを休ませるために、あえて1〜2日冷蔵庫で寝かせるとか。
そうすることで、焼くときに薄く伸ばせるようになるそうですよ。
そのような作り方からすれば、我が家のクレープは主人が作る週末より月曜のほうがおいしい、ということになりますね。
クレープ生地は焼いた後に冷凍保存するのがおすすめな理由と保存方法
パンケーキより生地が薄く食べやすく、ヨーロッパではデザートとしてだけでなく、軽食やおかずとして登場するクレープ。
実は、炒めた野菜や調理した肉や魚にも合う優れものです。
我が家でも、野菜サラダやツナ、カニカマにマヨネーズを巻いて食べることもありますよ。
専門家やパティシエの話では、クレープ生地は5℃以下の冷蔵保存で2〜3日は保存できるとのことですが、家庭での手作りクレープ生地に関しては、雑菌の繁殖の心配がありますよね。
その点は、生焼けにならないようにしっかり火を通してしまえば、その心配はほぼナシなんです。
そう考えると、クレープ生地を衛生的に長く日持ちさせたい場合は、生地を焼いてから保存するのがベストですね。
さらに長期間の保存には、定番の冷凍保存がおすすめです。
クレープを丸い形状に焼いた後、しっかり粗熱を取ります。
そして、クレープの間にオーブン用のクッキングペーパーを挟みます。
挟むのはラップでも良いのですが、クッキングペーパーのほうが余分な水分を吸ってくれて、解凍後も生地がべたつきません。
このように数枚重ね、ラップで空気を抜きつつ、包んでから冷凍しましょう。
この保存方法であれば、10日から2週間は保存することができますよ。
ただし、熱々の生地のまま保存すると、水滴が霜の発生を即してしまい、臭い移りの原因になりますのでご注意を。
食べるときは、冷蔵庫に移してゆっくり自然解凍します。
急ぎの場合は、600wの電子レンジで2〜3分温めてください。
まだ冷たいと感じる時は、フライパンを使って弱火〜中火で軽く炙るように焼くと、おいしく戻ります。
でも暑い夏場などは、冷たいクレープ生地もおいしいですよ。
冷え冷えのホイップクリームやアイスのトッピングは、冷たいクレープとベストマッチです!
まとめ
焼く前のクレープ生地の保存方法と賞味期限、そしてクレープを焼いた後に冷凍する方法をご紹介しました。
クレープ生地は焼く前の状態でも、冷蔵保存なら2~3日は日持ちします。
さらに長く保存したい場合は、焼いてから冷凍するのがおすすめです。
いずれの保存方法も、ラップをぴっちりして、乾燥や臭い移りを防ぎましょう。
上手なクレープ生地の保存方法、是非お試しくださいね!