自宅でチーズフォンデュを作ってみたのですが、チーズが分離して固まり、だまになってしまいました。
チーズフォンデュが分離してしまったのは、何がいけなかったのでしょうか?
チーズが固まって分離してしまったチーズフォンデュを再生させる方法や失敗しないコツを紹介します。
チーズフォンデュのチーズが分離するのはなぜ?修正するには?
チーズフォンデュが分離するのは、ほぼ加熱するときの温度が原因です。
温度とともに、チーズが完全に溶けるまでは慎重さがポイント!
高温で一気に温めてチーズを溶かそうとすると、加えるワインと分離してしまいます。
一度固まってしまうと手の施しようがなくなるので、高温にしすぎたら一度鍋を火から降ろし、しばらくしっかりグルグルかき混ぜましょう。
鍋の底に近いチーズが固まっているはずなので、鍋底からチーズをしっかりこそぎながら混ぜます。
グルグル混ぜて、全体が馴染み始めて柔らかくなってきたら、鍋を弱火にかけて少しずつワインを足していきます。
鍋を火にかけ始めたら、とにかく絶対に手を休めずにかき混ぜ続けます。
また、まれに複数の種類のチーズを混ぜて使おうとすると、分離したり、ダマができてしまうこともあります。
なぜなら、チーズは種類によって溶ける温度が違うんです。
なので、チーズの扱いに慣れていないと失敗する確率は高くなるので、使うチーズは1種類にしたほうが失敗は少ないですよ。
チーズフォンデュがだまにならないコツ
チーズをかたまりのまま鍋に入れて溶かそうとすると、どうしてもダマになりやすくなります。
チーズは溶けやすいように細かくすりおろし、弱火にかけて、しっかり混ぜながら溶かすのがだまにならないコツです。
もちろんチーズの溶かし方は重要ですが、チーズにワインを注ぎ入れる時に失敗することも多いです。
チーズフォンデュのチーズと白ワインは、400gのチーズに対して、150〜200mlの辛口白ワインを加えるのがオーソドックスな割合です。
チーズにワインを加えるとき、冷たいワインを一気にたくさん注ぎ足すと、急に温度が下がるので、チーズが混ぜにくくなります。
チーズと馴染ませるように、少しずつワインを加えるのも、ダマを作らずにおいしいフォンデュを作るコツです。
チーズフォンデュにはさらに小さじ1〜2杯のコーンスターチを加えますが、できればコーンスターチもふるいにかけて、全体にまぶすように加えるとダマになりません。
材料を全部加えたら、チーズ全体がほかの材料になじみ、温められてほどよい柔らかさになるまで、だいたい20分ほど混ぜます。
そうです!
ダマを作らないためには、ひたすら手を休めずにかき混ぜ続けるところが最も重要なんです。
表面がふつふつとしてきた時には、底のチーズがすでに焦げていることもあるので、底面までしっかり混ぜましょう。
ただ混ぜるだけかと思いきや、案外なめらかなチーズフォンデュにするには手がかかるんですね(笑)
それでもチーズフォンデュが失敗したらリメイクして乗り切る!?
チーズフォンデュは一度ひどく分離してしまうと、なかなか理想的ななめらかな状態にはなりにくいものです。
失敗すると中途半端な固さのチーズの層が残ります。
分離してしまったら、とりあえず火から鍋をおろし、分離して浮いたワインなどの水分を取り除きましょう。
水分を取り除いて火にかけ直してもチーズがうまく溶けなかった場合は、残念ですが失敗です。。
失敗したチーズフォンデュをリメイクして使えないかと思うのですが、フォンデュができないほどの分離や焦げの場合は、もったいないかもしれませんが諦めます。
チーズフォンデュにはかなりの量のワインを入れますし、アルコールはチーズに混ざると簡単には飛ばないものなんですよね。
分離したところから食べられる部分を取リ出すのも一苦労ですし…。
ネット上に失敗したときのアレンジアイデアは紹介されてますが、分離したものを正常な状態に戻してから使うアイデアが多く、それならフォンデュに使えるじゃん…と思います(苦笑)
それだけアレンジできる状態にまで戻せるなら、普通にチーズフォンデュして食べられますからね。
チーズフォンデュは温まるし、腹持ちの良い料理ではあるのですが、その分消化が悪いので、もしアレンジに使えたとしても、あまり健康的とは言えないです。
しかも分離してますし。。
アルコールを含んだチーズは味がしつこいので、個人的にはリメイクは難しいと思っています。
まとめ
チーズフォンデュのチーズが固まるのは、温度が高すぎたり、冷たいワインを一気に注ぐのが原因です。
失敗しないようにするには、チーズを溶けやすいように削り、火にかけている間はずっとかき混ぜ続けることです。
急に温度が変わらないように、ワインは少しずつ加えるようにしましょう。