目に良いと言われているブルーベリーは、甘くて美味しいし、簡単につまんで食べることができるので、ついつい食べ過ぎてしまうことありませんか?
小さな粒だからと油断して、私は1回に半パックぐらい(30個ぐらい!?)は平気で食べてしまいます。
でも、それなりに甘いし、ブルーベリーを食べすぎると太ってしまうのか、栄養を摂り過ぎてかえって逆効果…なんてことがないのか気になります。
そこで、ブルーベリーの食べ過ぎは太るのか、カロリーや糖質、1日の適量をご紹介します。
ブルーベリーの食べ過ぎは太る?カロリーや糖質をチェック
まずは、ブルーベリーを食べ過ぎると太るのか?について、カロリーや糖質をチェックしましょう。
生のブルーベリー100gあたりのカロリーは49kcalで、糖質は9.6gです。
※参考:文部科学省「食品成分データベース」
100gのうち、水分が86.4gも含まれているので、実はほとんど水分でできていることが判明!
思いのほかカロリーも糖質も少ないので、よほどのことがない限り、ブルーベリーだけを食べて太る、ということはないと言えます。
ブルーベリーの食べ過ぎの目安は?1日どれくらいまでならOK?
では、ブルーベリーの1日の適量や食べ過ぎの目安はどのくらいなのでしょうか?
ブルーベリーはカロリーも糖質も低いので、たくさん食べても大丈夫かな?と思ってしまいますが、1日の適量は、約40g(30~40粒)が良いとされています。
参考までに、厚生労働省によると、1日の果物の適量は200gです。
これをブルーベリーだけで食べようとすると約200粒ですので、計算上は200粒以上は食べ過ぎとなります。
ブルーベリー狩りに出かけたときや、コストコなどで大量にブルーベリーを買ったときに気をつければ、普段はそれほど食べ過ぎになる心配はないですね。
ブルーベリーの効能や栄養は?
ブルーベリーのあの小さな粒にはたくさんの栄養素が含まれています。
代表的なものとしては、アントシアニン、亜鉛、マンガン、ビタミン類(とくにビタミンE、ビタミンC)、食物繊維などです。
アントシアニン
目に良いと言われているのは、ポリフェノールの1つアントシアニンがたくさん含まれているためです。
アントシアニンには、目の疲労や視力低下を防ぐはたらきがあると考えられています。
また、ガンや生活習慣の原因の活性酸素を抑えたり、骨粗しょう症の予防にも効果があると言われています。
亜鉛
亜鉛は、不足してしまうと皮膚炎や味覚障害につながると考えられています。
普通の食事から亜鉛を十分に摂るのは難しいので、ブルーベリーで亜鉛が摂れるのは助かりますよね。
マンガン
マンガンはあまり聞き慣れないですが、運動機能や骨代謝などに関わってくるミネラルの1つです。
これもブルーベリーの中に含まれているので、補うことができますよ。
ビタミンE、ビタミンC
ビタミンEには、体の中の活性酸素を減らして老化を防ぐはたらきがあります。
ビタミンCは、美肌を保つ助けにもなるので、女性には嬉しい成分が含まれています。
食物繊維
ブルーベリー100gあたり、3.3gの食物繊維が含まれています。
便通を整えてくれたり整腸効果も期待できますよ。
ブルーベリーを食べ過ぎると腹痛、下痢、便秘を起こすのは本当?それはなぜ?
ブルーベリーをたくさん食べると、腹痛や下痢を起こす場合があるのは本当です。
これまでに紹介したように、ブルーベリーには食物繊維と水分が豊富に含まれているからです。
ですので、人によっては、この食物繊維と水分によって、腹痛や下痢を起こしてしまうこともあるのですね。
もちろん体質によっても違いますが、体調によっては逆に便秘にもなることもあります。
美味しいからといって大量に食べるのではなく、1日40粒程度を目安に、適量を守って食べるようにしてくださいね。
どんなに身体に良い食べ物でも、やはり食べ過ぎは逆効果になってしまいます。
ブルーベリーの食べ過ぎ まとめ
ブルーベリーにはたくさんの栄養素が含まれていて、女性には食べて嬉しいフルーツのひとつです。
1日に200g以上食べなければ食べ過ぎにはならないし、カロリーも糖質も低いので太りにくいと考えられます。
ただし、体質や体調によっては、お腹を下したり、腹痛を起こす場合もあるので、1日の目安としては40g(40粒程度)に抑えておいた方が安心です。
ちなみに、ブルーベリーは生で食べるよりも、冷凍したほうが栄養価が上がります。
ブルーベリー狩りなどで生のブルーベリーをたくさん手に入れたときは、新鮮なうちに冷凍してしまうのがおすすめです。
ぜひ参考になさってくださいね。