えのきは値段が手頃だし、カロリーもほとんどないのでダイエットにもピッタリですよね。
真っ白でシャキシャキしているのがえのきの特徴ですが、買ってきて何日か経つと、茶色っぽく色が変わっていてドキッとすることがあります。
白いえのきが茶色くなるのは腐ったからなのでしょうか?
あまり気にせずに食べていましたが、本当は食べない方が良いのでしょうか?
また、えのきが茶色に変色するのを防ぐにはどうしたらいのでしょうか?
そこでこのページでは、えのきが茶色に変色する理由、食べても大丈夫か見分ける方法、長持ちさせる保存方法についてご紹介します。
えのきが茶色くなるのは腐っているから?食べても大丈夫か見分ける方法は?
白いえのきが茶色っぽく変わったら、それはやはり傷みかけている証拠です。
えのきが腐ると、次のような状態になります。
・ハリがなくしんなりする
・袋の中に水滴がつく
・生臭いニオイがする
・酸っぱい味がする
・ぬめりが出る
・えのきの傘がぽろっととれる
私は、多少色が変わったり、しんなりした程度だと食べてしまっていますが、このような状態になったら処分したほうが安心ですね。
特に、いつもと違う嫌なニオイがしたり、ぬるぬるとした感触があったら諦めましょう。
無理に食べると、食中毒になって、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状が出ることがあります。
私はキノコが原因ではありませんでしたが、食中毒の経験があります。
まさに、下痢、嘔吐、腹痛、発熱全ての症状が出て、3日間寝込みました。
くれぐれも注意してくださいね。
えのきが茶色に変色するのを防ぐには?えのきの上手な保存のコツとは?
えのきはちょっと油断すると、すぐに茶色っぽくなってしまいますよね。
私はスーパーから買ってきてついそのまま冷蔵庫の野菜室に入れてしまうのですが、2~3日も経つと、しんなりとして茶色っぽくなっています。
えのきは傷みやすいので、冷蔵庫での保存期間は3日ぐらいが限度なんですよね。
冷蔵庫で長持ちさせるには、えのきを袋から出して新聞紙に包んでから、ビニール袋に入れて冷蔵室に入れます。
こうすれば、1週間ぐらいは日持ちします。
つい野菜室に入れてしまいますが、実は温度が低い冷蔵室の方が長持ちしますよ。
もっと長持ちさせたければ、冷凍しましょう。
えのきを切り分けてラップに包み、それをジップロックなどの冷凍保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。
私は面倒なのでラップは省略して、そのままジップロックに入れていますが…笑
これで1ヶ月は保存できます。
冷凍する場合は、なるべくえのきが新鮮なうちがいいですよ。
凍ったえのきは解凍せずにそのまま調理に使います。
みそ汁やスープなどの汁物を作る時は、火も通りやすいので重宝しています。
さらにえのきを長期保存したい場合、干ししいたけのように天日干しにすることもできますよ。
えのきの根元を切り落として、ざるに広げて丸1日程度、風に当てて乾燥させます。
よく乾燥させれば干しえのきになり、こうすると半年位は保存が利きます。
乾燥えのきも、水で戻したりせずにそのまま炒め物や煮物に使えるので便利ですよ。
最初から茶色いえのきの名前?どんなレシピがおすすめ?
そういえば最近、スーパーで茶色いえのきを見かけることはありませんか。
この茶色いえのきは、「かきの木茸」あるいは「ブラウンえのき」という名前で売られています。
茶色のえのきも白いえのきと同じ種類です。
白いえのきは日光を当てずに育てるので、真っ白になります。
一方ブラウンえのきは、日光に当てることで色が変わります。
ブラウンえのきは白いえのきに比べて、なんとアミノ酸が3倍も含まれているんですね!
一般的なえのきだけよりも、シャキシャキした歯ごたえがあるのも特徴です。
ブラウンえのきは白いえのきと同じように使えますが、おすすめのレシピを2つご紹介しますね。
茶色いえのきのおすすめレシピ その1 : なめたけ
まず、ブラウンえのき1パックを三等分に切ります。
続いて、鍋にえのきと醤油、みりん、酒を大さじ3ずつ、砂糖を大さじ2/3、水を適量入れて煮詰めます。
粘りが出たら酢を大さじ1加えて、さっと混ぜて完成です。
冷ましてから保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。
ブラウンえのきで手作りしたなめたけは、市販のなめたけに勝る美味しさですよ。
茶色いえのきのおすすめレシピ その2 : えのきと豆腐の味噌汁
なんのひねりもないようですが、ブラウンえのきは豆腐と合わせて味噌汁の具にすると、とてもおいしいです。
白いえのきよりもブラウンえのきのほうが、太くてシャキシャキ感があるので、食べ応えがあるんですよ。
ブラウンえのきがあると、私は率先して買ってしまうほどです。
なめたけも味噌汁もどちらも簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
えのきは真っ白でハリがあるものが新鮮です。
えのきが茶色に変色し、粘りや悪臭があるときは傷んでいます。
食中毒を避けるためにも処分したほうがいいですね。
えのきを保存する場合、袋から取り出して新聞紙で包んでから保存袋に入れて、冷蔵庫の冷蔵室に入れるのがおすすめです。
これで約1週間日持ちします。
もっと長く保存したい場合は冷凍も可能です。
冷凍保存の目安は1ヶ月です。
天日干しなら半年ほど保存できます。
最近は茶色いえのきも流通しています。
最初から茶色のえのきは腐っているわけではなく、日光を当てて育てるので色が茶色なんですね。
茶色いブラウンえのきは、アミノ酸が豊富に含まれていて栄養があり、シャキシャキした歯ごたえが特徴です。
なめたけやみそ汁など応用範囲は広いので、見つけたらぜひお試しくださいね。