食材としても、調味料としても重宝するアンチョビ。
パスタが好きな我が家では、アンチョビは結構な頻度で使っています。
今日も夕飯はパスタを作ろうと、アンチョビの缶詰を探したけれど、なんと買い忘れてました!
うわ、どうしよう、ほかの食材もう切っちゃったし・・・困りますよね。。
アンチョビがない時に代用できるものはなにか、ご紹介します。
アンチョビがない!代用できるものは?
アンチョビはパスタだけでなく、サラダやオードブル、バーニャカウダなど、イタリアンには欠かせないですよね。
ヨーロッパでは、料理の材料の役割ばかりでなく、調味料として、どこの家庭にもアンチョビのビン詰か缶詰が常備されています。
そもそもアンチョビとは何かというと、カタクチイワシを開いたものを塩とオイルに漬けたものです。
かなりの量の塩で漬け、発酵させてあるので、大量に使用することは滅多になく、味のワンポイントや隠し味に使われますよね。
アンチョビの代用はオイルサーディンが使える
同じイワシが材料でピンとくるものといえば、オイルサーディンです。
アンチョビの代わりにオイルサーディンで代用することは可能です。
ただ、オイルサーディンは、マイワシや小イワシを塩漬けにした後、煮立てた油に通してから油漬けにしたものです。
塩分はアンチョビよりは少ないです。
オイルサーディンは内臓が取り除かれていますが、ほぼ姿漬けなので、ツナやサバ缶と同様に魚自体をそのまま食べるものなんですね。
アンチョビとオイルサーディンは似てはいますが、アンチョビは生、オイルサーディンは加熱処理済みというところも違っています。
ですので、アンチョビの代わりにオイルサーディンを使う場合は、オイルサーディンに多めの塩を振れば、アンチョビにごく近いものになります。
さらにアンチョビらしくするには、オイルサーディンを手開きにして骨を取るか、全体をフレーク状に潰します。
そして塩を振った後、缶に戻してラップをし、一晩もしくは数時間冷蔵庫に置くと、塩がなじんで使いやすくなります。
ただし、この方法は塩を振ってからしばらく時間がかかるので、すぐに料理をしたい場合は向いていませんが・・・
アンチョビの代用はツナ缶やサバ缶でも
すぐに料理をしたい場合、代わりにツナ缶やサバの水煮缶を代用として使う方法もあります。
ツナ缶もサバ缶も塩分が入っていないので、アンチョビの代わりに使う場合は、多めに塩を足し、コクが足りないと思ったら、少し醤油を含ませると良いですよ。
ただ、見た目と味はやはりツナやサバなので・・・そこを割り切って代用するという感じになります。
ちなみに、アンチョビを調味料やソースなどの隠し味として使用するのであれば、魚醤やナンプラーでも代用可能ですよ。
アンチョビの代用は塩辛がベスト?
アンチョビにはかなりの塩分が使われているので、実際に使うときはごく少量ですよね。
ですから、大量に代用品を探す必要はありません。
アンチョビのように塩辛くて旨味のある食材・・・もしイカの塩辛があれば試してみてください!
イカの塩辛を少量、細かく刻み、少し塩辛の汁を足してパスタなどに混ぜると、アンチョビと同じような風味を出すことができます。
酒盗やカツオの塩辛なら、具の粒が小さいのでさらに使いやすいですよ。
アンチョビを旨味調味料として使う料理であれば、実はなんでも塩辛で代用することができます。
ただ、塩辛は保存のために調理酒が使われています。
そのため、もし小さいお子さんに食べさせる料理に使う場合は、そのままの使用は控えたほうが安心です。
どうしてもという場合は、ごく少量使うか、加熱調理をしてアルコールを飛ばすといいですよ。
まとめ
アンチョビがなかったときに、アンチョビの代わりになるものについてご紹介しました。
アンチョビの代用品としては、オイルサーディンやツナ缶、サバ缶が使えます。
調味料としてなら、イカの塩辛がおすすめです。
もしアンチョビを買い忘れた!というときは、参考にしてみてくださいね。