我が家は、子供たちも夫も風邪を引きやすいので(なぜか私だけは丈夫でピンピン!笑)、ビタミン補給のために、フルーツを常備しています。
キウイが最近目につくので、1パック買ってみました。
晩御飯後のデザートに出そうと早速切ってみたら、ゴリゴリしててめちゃくちゃ固いっ!
これって食べるのにはまだ早かった!?
たくさんあるキウイ、食べるのはしばらく待たなくちゃダメですか?
キウイフルーツをなるべく早く、甘くする方法知りたいです!
まだ固いキウイを甘くする方法と固いキウイでもおいしく食べるアイデア、ご紹介します。
キウイが固いときはレンジで甘くなる?
店頭に並ぶキウイフルーツは、形が揃っていて綺麗ですが、熟していないものがほとんどです。
未完熟のキウイは、触っても固くて、皮を剥くときもガリガリしているし、酸っぱさが増して美味しくありませんよね。
実は、キウイの収穫期ピークは冬なんです。
完熟まで待つと、霜が降りて果実が腐るため、早採りをするのです。
キウイは固いうちに収穫をして熟すのを待つ「追熟法」で、柔らかく甘くします。
収穫をして10日〜2週間ほど常温で置いておくと、キウイは甘く熟します。
でも、「明日のお弁当に入れるために買ったのに」など、すぐ食べたい場合は、以下の方法で甘くなりますよ。
りんごやバナナと一緒に保存する
エチレンガスが出やすい果物であるりんごやバナナと一緒に置くと、キウイは熟しやすくなります。
キウイとりんごやバナナをビニール袋に一緒に入れて、常温で置きます。
キウイに傷をつける
キウイが少しへこむくらい、テーブルなどにぶつけます。
ぶつけるのは一か所でOKです。
ダメージを負うと、キウイは自力でエチレンガスを出し、早く熟します。
電子レンジで温める
切ったキウイに軽くラップをかけて、600Wの電子レンジで1分ほど温めます。
果物は温めると柔らかくなり、酸味が和らいで甘く感じます。
ただし、これは熟すのを即す方法ではないので、自然に追熟した甘みより薄く感じます。
キウイが固いときのおいしい食べ方はこれ!
キウイを甘くするのは、酵素とエチレンガスの作用です。
本来は、キウイが持つ酵素によって日毎に追熟していきます。
また、植物が発するホルモンガスであるエチレンガスがキウイに振りかかると、デンプンが糖に変化して甘くなります。
この二種類の成分を利用して、早く甘くすることができるわけです。
ですが、必ずしも一晩で柔らかく甘くなるわけではありません。
もし、追熟を早める方法を試みても甘くならない場合は、「形を変えて」食べましょう!
他の野菜や果物とミックスしてスムージーにしたり、すりおろしてオリーブオイル、塩とあわせてキウイドレッシングに。
細かく刻んでアイスクリームに混ぜたり、私は朝ヨーグルトを食べるときに、キウイを小さく切って混ぜています。
甘いヨーグルトに混ぜれば、キウイの酸味はそれほど気になりませんし、プレーンヨーグルトの場合は、はちみつやメープルシロップをかけるとおいしく食べられますよ!
また、パウンドケーキやホットケーキに細かく切ったキウイを混ぜて焼くと、生地に甘みがあるので、キウイの酸味がちょうど良いアクセントになります。
まとめ
固いキウイを早く甘くする方法と、固いキウイをおいしく食べるアイデアをご紹介しました。
早くキウイを甘くするには、りんごやバナナと一緒に置いておくのは定番の方法ですが、りんごやバナナがない場合は、ちょっと傷をつけたり、レンジを使う方法を試してみてくださいね。
切ってから「しまった、固い!」という場合は、意外においしいキウイドレッシングにしたり、アイスやヨーグルトに混ぜて食べるのがおすすめです。
ビタミンC、E、葉酸が豊富なキウイは、美容と健康の味方ですよね。
美味しく食べてますます(!)綺麗になりましょう!