ズッキーニはウリ科の一種です。
カボチャやきゅうり、メロン、スイカが同じウリ科のズッキーニの仲間たちです。
これらウリ科の野菜や果物は、皮がついた状態だったとしても、長期保存が利きません。
買ってきてから日にちが経ってしまったズッキーニが、なんだか買ってきたときよりも柔らかくなっていて、食べて良いのか悩むことありませんか?
意外とまだなじみの薄いズッキーニ。
知らないことも多いです。
そこでこのページでは、ズッキーニは腐るとどんな状態になるのか、ズッキーニが食べられるか判断する簡単な方法をご紹介します。
ズッキーニは腐るとどうなる?
ズッキーニが腐るとどのような状態になるのでしょうか。
まずは、ズッキーニの外観、見た目をチェックします。
皮の水分が抜けてしなびている様子はないですか。
それから、触ってみてください。
皮の表面がヌルヌルしていて、妙に柔らかいことに気がつきます。
そして、鼻をつくようなニオイもします。
切ってみると、すが入っていたり、変色を起こしていることもあります。
これらの中でひとつでもあてはまれば、ズッキーニは腐っています。
もったいないかもしれませんが、すみやかに処分しましょう。
ズッキーニが腐ったときの見分け方は?新鮮なズッキーニの特徴は?
ズッキーニが腐っているかどうか見分け方は大きく5つあります。
見た目で判断する
皮の水分の具合をチェックします。
しなびていれば腐っている可能性が高いです。
匂いを嗅いでみる
腐ったときに放つ特有のツンとした匂いがないかチェックします。
普通はそれほど香りが強くないズッキーニから変なニオイがしたら、腐っていると判断できます。
触って確かめる
見た目で判断が難しい場合、皮がしなびていないか触ってみます。
ぐにゃぐにゃっとしたり、ヌルヌルな触感の場合は、腐っている可能性が高いです。
切って切り口を見てみる
見た目やにおい、触った感じから判断できないときは、ズッキーニを切ります。
切り口が変色していたら、腐っている証拠です。
味をみる
最後は味です。
見た目やにおいで大体判断はつきますが、味をみて酸っぱかったり、ねばつく場合は腐っています。
もしもズッキーニが苦かった場合は別の理由があります。
ズッキーニが苦いときは、ズッキーニが苦いのは意外な理由があった!食べてしまったけど大丈夫!?をチェックしてみてください。
では、反対に、新鮮なズッキーニの特徴も覚えておきましょう。
・表面の皮にハリがある
・へたのあたりがみずみずしい
・緑色が濃く、ツヤがある
このような点に注目すれば、新鮮で長持ちしやすいズッキーニを選ぶことができます。
ズッキーニが腐る原因は?腐りにくい保存方法は?
ズッキーニが腐る原因として一番考えられることは、保存方法の問題です。
ズッキーニは新鮮であれば、みずみずしいです。
でも、そのままの状態で放置すると、やがて水分が抜けてスカスカになってしまします。
ではズッキーニはどのように保存すれば腐りにくいのでしょうか?
ズッキーニは常温(15~25℃)で保存することができます。
その際、水分が飛ばないよう、新聞紙やラップなどに包んで、風通しの良い場所で保存しましょう。
この状態での日持ちの目安は1週間くらいです。
ズッキーニは低温が苦手なので、冷蔵庫で保存する場合は冷蔵室ではなく野菜室がおすすめです。
直接冷気がズッキーニにあたらないように、一本ずつラップで包んで保存すると3~5日くらい日持ちします。
ズッキーニは冷凍保存も可能です。
5日以上保存したい場合は、冷凍してしまったほうがいいですね。
ズッキーニを冷凍する場合は冷凍前に、調理で使いやすい大きさに切ってから保存します。
冷凍後のズッキーニは形が崩れやすいので、それを考慮して料理に使いましょう。
とろっとした食感になるので、カレーやラタトゥイユなどの煮込み料理に使うとおいしいですよ!
ズッキーニが腐るとどうなる まとめ
ズッキーニが腐っているか見分けるチェックポイントは、
・匂い
・見た目の皮の様子
・触ってみた感じ
・切った断面の変色
・味
でした。
もしズッキーニに異常があれば、残念ですがすぐに処分しましょう。
もともとズッキーニは、あまり日持ちがしない野菜なので、保存方法にも注意が必要です。
冷蔵や冷凍保存も可能ですが、常温で一本ずつ包んで保存するのが最適です。
正しく保存することで、腐らせるリスクも減らせますね。
栄養も豊富でダイエットにも効果的なズッキーニ。
無駄を出さないよう正しく保存し、鮮度の良いものを選び、おいしく食べましょう。