ステーキやハンバーグの横にちょこっと添えられることが多い緑色の野菜、クレソン。
あまりメジャーな野菜ではないので、食べたことがない人も多いかもしれません。
そこで、このページでは、クレソンはどんな味がするのか、似ているものやクレソンの代用として使えるおすすめの野菜を紹介します。
レシピを見ていたらクレソンと書かれていたものの、わざわざ買うのもちょっと…と思ったり、スーパーに売っていない場合は、このページで紹介する野菜を使ってみてください。
クレソンってどんな味?似てるもの味をしいてあげるとしたら?
クレソンは、別名オランダガラシと呼ばれています。
アブラナの種類で、通常調理して食べます。
「カラシ」という名がついているぐらいなので、味はちょっとピリッとした辛味と苦味があります。
しいて言えば、本わさびや生の大根、ラディッシュの葉と似たイメージの味や香りを持っています。
それは、それらの野菜が持つ苦味の成分「シニグリン」をクレソンも含んでいるからです。
シニグリンには、消化を助ける役割があります。
なので、クレソンはよくステーキなど肉料理の付け合わせに使われます。
単に色どりが良くなるだけかと思っていましたが、お肉と一緒に食べると胃もたれしにくくなる効果があったとは!
クレソンはしっかりとした茎も含め、丸ごと食べられます。
ただ、特に茎に苦味があるので、味を和らげるのに油炒めや鍋などに入れて他の食材と一緒に食べることが多いですね。
最近ではサラダ用のクレソンもよく見かけます。
私はクレソンの味も香りも大好きなので、サラダにもよく使うのですが、クレソンを使うと「少しおしゃれな大人の味」になりますよ。
あくまでも私のクレソンに対するイメージですが(笑)
クレソンの代用として使うのにおすすめの野菜は?
お肉や魚の付け合わせやサラダの具にと、なんとなくクレソンのイメージは脇役っぽい印象ですよね。
でも、実はクレソンは栄養の宝庫なんです。
シニグリンをはじめ、カロテン、カルシウム、鉄分、カリウム、ビタミンが豊富で、アンチエイジングや抗がんの効能が期待できるんです。
でも、まだまだ他の野菜よりは知名度は低く、欲しい時にクレソンがスーパーにない!ということも、多いんですよね。
そこで、クレソンが手に入らないとき、クレソンの代用として使えるおすすめの野菜を紹介しますね。
カラシ菜、わさび菜
クレソン独特の辛味や苦味が欲しいという場合は、からし菜、わさび菜がベストです。
からし菜もわさび菜も、少しツンとするような辛みや苦みを持っているので、クレソンのイメージに近くなります。
ただ、からし菜やわさび菜は、一年中出回っている野菜ではないので、季節によっては手に入れるのが難しいかもしれません。
もしあれば、からし菜かわさび菜をゲットしてください!
菜の花
からし菜やわさび菜よりもっと身近な野菜なら、菜の花がおすすめです。
菜の花も季節ものの野菜ですが、クレソンと似た種類なので、同じような成分が含まれています。
調理した時の風味や食感も似ていますよ。
大根の葉
大根の茎や葉は、クレソンと同じくシニグリンを含んでいます。
大根を買った時に葉の部分を切って保存しておくと、クレソンがない時に大活躍してくれます。
大根の葉は1ヶ月ほど冷凍保存が可能で、常備しておくと用途も多く便利です。
ルッコラ
イタリアンではよく使われる野菜のルッコラは、お肉の付け合わせなど、用途がクレソンに似ています。
ルッコラにも少し辛味が含まれているので、クレソンの代用には適しています。
カイワレ大根
サラダでの代用なら、柔らかく食べやすいカイワレ大根がおすすめです。
カイワレ大根は一年中スーパーで買えますし、少しピリッとした辛みがアクセントになりますよね。
ただ、クレソンとは見た目も食感も結構違いますが…
三つ葉
香りの良い三つ葉も、クレソンをサラダで使う場合の代用品としては可能です。
ただ、三つ葉自体には辛味がないので、クレソンの辛みを期待して使う場合は、少しわさびを加えると風味が近づきます。
セリ
セリも三つ葉同様、香りや食感に特徴があるので、料理のアクセントになる点がクレソンの代用に適しています。
パセリも含め、セリは加熱しても風味が損なわれにくいので、クレソンの代用として使えますよ。
ただ、セリは一年中手に入る野菜ではないので、クレソンよりも出会う確率は低いかもしれませんが、、
まとめ
クレソンはアブラナの種類の野菜で、辛みと苦みが特徴です。
私はクレソンの独特の味が大好きで、ステーキなどに添えられていると、家族の分までもらって食べるタイプです(笑)
クレソンは脇役になることが多いですが、実は栄養がたっぷり含まれています。
クレソンが手に入らない場合は、わさび菜・からし菜、菜の花、大根の葉、ルッコラなど別の野菜で代用できますよ~
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。