たこ焼きやお好み焼きを作るために買った「天かす」。
「揚げ玉」という呼び方をされることもありますが、使い切れず賞味期限が切れてしまうなんてこと、ありますよね。
でも、賞味期限が切れた天かすを使うのはおすすめできません。
なぜなら、天かすを美味しくするために使われているエビやイカなどが傷んだり、油が酸化したりするからです。
そこでこのページでは、天かすの賞味期限が切れたらどのくらいまで食べられるのか、天かすを日持ちさせる保存方法についてご紹介します。
天かすの賞味期限切れ 未開封であればどれくらいまでセーフ?
使うつもりで買っておいた天かすの存在をすっかり忘れていて、使わないままで賞味期限を迎えてしまった!
私はこういうこと、結構あります(汗)
賞味期限が切れたとはいえ、未開封のまま捨ててしまうのは、もったいないですよね。
未開封なら、まだ食べられそうな気がします。
賞味期限は「美味しく食べるための期限」ですから、少し過ぎてしまったからといって、すぐに食べられなくなるわけではありません。
でも、天かすの賞味期限は思ったほど長くはありません。
市販の天かすは、まるで乾物の仲間のように思えたりしますが、乾物ではなく揚げ物です。
揚げ焼きのような方法で作られているものもあります。
どちらにしても問題なのは、油が酸化してしまうことです。
未開封だとしても、完全に密封されているわけではないので、油の酸化を完全に止めることはできません。
だから、未開封でも賞味期限を大きく過ぎてしまった天かすは、食べないほうが良いですよ。
未開封でも賞味期限を過ぎてしまった天かすは、長くても1週間以内には食べた方がいいと思います。
天かすの保存は開封後も常温でいいの?どれくらい日持ちする?
スーパーで買ってきた市販の天かすを開封した後、残りを保存しておきたいのなら、常温ではなく、冷凍保存をおすすめします。
天かすは密封できる袋に入れて、できるだけ空気に触れないようにすれば、1ヶ月くらいは持ちますよ。
常温のままだと、どんどん酸化が進んでしまいますから、できるだけ早く使い切りましょう。
冷凍しないのであれば、できるだけ密封して冷蔵庫に入れたほうが良いですね。
天かすの種類によっては、旨味を出すためにエビやイカ、カツオ節の粉末などが使われています。
そういう天かすは、イカやエビから傷みはじめることもあります。
天かすのパッケージに原材料や保存方法が書かれていれば、よく確認してくださいね。
天かすの賞味期限切れが臭い!これって腐ってる!?
余った天かすを保存していたら賞味期限が切れてしまうのは、よくあることですよね(笑)
でも、もったいないから使おう!と思ったら、天かすがなんだかすごく臭いことがあります。
残念ですが、それはもう天かすの油が酸化してしまったニオイです。
酸化した油は体に毒ですから、決して食べないでくださいね。
もし食べたとしても、とてもマズいですよ。
せっかくの美味しいうどんやたこ焼きなどが台無しになってしまいます。
天かすを捨てることよりも、せっかくの料理が台無しになるほうがよほどもったいないですから、その天かすは処分してくださいね。
天かすの賞味期限は市販のものと手作りでは違う?
家で手作りした天かすと市販の天かすでは、賞味期限は違います。
市販の天かすは、脱酸素剤と一緒に入れられて密封されています。
封さえ切らなければ、酸化しにくい状態で売られているので、手作りの天かすよりも市販のもののほうが長持ちします。
一方、手作りの天かすは空気にさらされているので、油が酸化しやすい状態です。
手作りの天かすを冷蔵庫で保存する場合は、1週間くらいで使い切りましょう。
長く保存したい時は、冷凍してくださいね。
ちなみに、天ぷらを作ったときにできた揚げ玉は、エビなどの旨味や香りが移っていておいしいですよね。
私は市販の天かすより、天ぷらのついでにできた揚げ玉の方が好きです。
たまに、うどん屋さんのレジ横に「どうぞご自由にお持ちください」なんて書かれて置いてあったら、喜んでいただいてきます。
我が家では、うどんやお蕎麦の出汁に浮かべて食べます。
いつものうどんやお蕎麦が、ランクアップしますよね。
冷たい麺のつゆに入れても、コクが出ておいしいですよ。
まとめ
天かすは揚げ物なので、思ったほど賞味期限が長くありません。
油が酸化してしまう前に、早めに使いきりましょう。
酸化した油は毒なので、賞味期限の過ぎたものは食べないでください。
長期保存したい場合は、密封して冷凍するのがおすすめです。
およそ1ヶ月くらいは、保存することができますよ。