スーパーで買ってきたサニーレタス。
パッと見、汚れはあまりついていないので、ふと、そのまま洗わずに食べても大丈夫なのでは?と思ったのですが、サニーレタスを洗わないのはアリなのでしょうか?
結論から言うと、サニーレタスは絶対洗って食べたほうがいいです!
その理由と、簡単なサニーレタスの洗い方、洗うと泡立つのはなぜかをご紹介します。
サニーレタスを洗わないといけない理由とは?
買ってきたばかりのサニーレタスは、見た目にもシャキッとしていて、洗わずにそのまま食べても平気そうに見えます。
でも、サニーレタスに限らず、市販の野菜はさっとでも水洗いの後に食べる方が無難です。
なぜなら、産地から出荷の際に、ほとんどの野菜は洗浄されずに梱包されるからです。
これは野菜の鮮度を維持するとともに、葉に折れや傷みを作らないためです。
小売店やスーパーで販売される際も、水洗いすると傷みやすくなるので、普通は洗浄されません。
サニーレタスは、加熱せずに生のまま食べる葉物野菜です。
有機栽培や無農薬栽培の葉物野菜は、小さな虫や土がついていることがあります。
これは逆に、消費者側から見れば食べても安全なことを意味するのですが、やはり虫や土は一緒に食べたくないですよね、、、
農薬使用のものならばなおさらのこと、サニーレタスは食べる前に洗うようにしましょう。
簡単なサニーレタスの洗い方はこれ!
サニーレタスはどのように洗うのがいいのでしょうか。
サニーレタスは柔らかいので、流水で洗うと、柔らかい葉っぱが切れたり、芯の部分が折れてしまうことがよくあります。
一枚ずつ水でささっと洗えば確かに手早いですが、強くこすったりすると、先端がちぎれたり、根元が折れたりするんですよね、、
そんなお悩みは、ボウルや大きめの鍋、そしてザルを使うと一気に解決できます!
流水で洗うのではなく、つけ置き洗いするのです。
まずは、ボウルや大きめの鍋に水を張り、そこに一枚づつはがしたサニーレタスの葉を浸して、30分ほど置いておきます。
シャキッとした歯ごたえを残すには、30分ほどでOK。
ご飯の準備の最初にサニーレタスを水に浸しておき、その合間に調理に取りかかれば、手間もかかりませんね。
見えない小さな虫が気になる時は、小さじ1〜2杯ほどのお酢を水に混ぜてサニーレタスを浸けておきます。
時間が経つと小さい虫は浮いてきます。
お酢のにおいは、その後水で流せば気になりません。
サニーレタスを水に浸した後はザルにあげ、軽く水で流し、水を切れば出来上がりです。
サニーレタス洗うと泡立つのはなぜ?
水に漬けて、ささっとサニーレタスを振ると、結構多めの泡が立つことがあります。
サニーレタスが泡立つので、もしや残留洗剤では!?と不安になるかもしれませんが、業者さんが洗剤で野菜を洗っているわけではありません!
実はこれ、サニーレタスに含まれるラクチュコピクリンという成分が作る泡なんです。
ラクチュコピクリンはポリフェノールの一種で、いわば野菜のアクのようなものです。
ポリフェノールの一種ですから体にも良い成分ですし、多ければそれだけサニーレタスがよく育ったことを表します。
ですので、洗った時に出る泡が多ければ、ラクチュコピクリンが多い証拠にもなります。
また、少しぬめりもありますが、これも成分の特徴なので、泡が切れるまで洗いつくす必要もありません。
サニーレタスを水洗いして泡が見えても、さっと流して水を切れば、食べるのにはまったく問題はありませんよ。
まとめ
サニーレタスは、きれいそうに見えても、洗ってから食べるようにしましょう。
取れにくい小さな虫や土を落とすには、水につけ置きして洗うのが簡単です。
サニーレタスを洗ったときに、水が泡立つ場合がありますが、これはレタスに含まれているポリフェノールの一種のラクチュコピクリンという成分のせいで、身体に悪いものではありません。