ファーストフードのシェイク、今流行りの健康飲料スムージー、スタバで飲むフラペチーノ。
どれも冷たくてなんとなく喉越しが似ているドリンクですが、違いはなんだかわかりますか?
ドリンクに使う材料?それとも作り方が違うのでしょうか?
シェイクとスムージーとフラペチーノは材料と作り方、そして生まれた歴史にそれぞれ違いや特徴があるんですよ。
早速、シェイク、スムージー、フラペチーノの違いや特徴をチェックしてみましょう!
シェイクとは?材料や作り方の特徴は?
甘い味がまろやかな冷たいシェイクは、マクドナルドなどのファーストフードで人気のドリンクですよね。
私はかなりいい年の大人ですが(笑)、マックシェイクやモスシェイクが大好き!
上の写真はタリーズの「チョコリスタ」ですが、これはチョコレートシェイクなんです。
てっきり、フラペチーノ的なものかと思っていました(笑)
シェイクは「振る(shake)」という英語から来た名前です。
バーでノンアルコールカクテルとしてシェーカーで作ったのが、シェイクという名前の由来です。
シェイクはアメリカ発祥のミルクセーキが元祖とも言われていて、ミルク、アイスクリーム、砂糖、バニラエッセンスが基本の材料です。
そこに、フルーツやチョコレートなどを加えてフレーバーを変えます。
この基本の材料で作るのがアメリカンスタイルのシェイクです。
一方、フレンチスタイルのシェイクというものもあります。
アメリカンスタイルの材料のうち、ミルクの代わりにコンデンスミルク、アイスクリームの代わりに卵を使います。
どちらかというと、ミルクセーキに近いのがフレンチスタイルですね。
スムージーとは?材料や作り方の特徴は?
スムージーはヘルシーなドリンクとして人気がありますよね。
スムージー専門店も多いですし、コンビニでもパック入りのスムージーが買えます。
私はコストコのフードコートのスムージーが大好きで、コストコに行くたびに買って飲んでいるんですが、スムージーってどうやって作るものなのかずっと気になっていました。
スムージーは野菜ジュースと混同してる人もいますが、野菜ジュースとはちょっと違います。
スムージーの作り方の特徴は、材料をあらかじめ凍らせておくことです。
凍らせた野菜やフルーツをブレンダーで砕きながら混ぜたドリンクがスムージーです。
スムージーは氷や水を使っていないので、野菜やフルーツそのものの味や成分が濃く残ります。
だから野菜やフルーツの栄養成分まるごと採れてヘルシーなんですね!
フラペチーノとは?フラッペとは違うもの?
フラペチーノはスターバックスでおなじみのドリンクですね。
もともとそういう名前のドリンクが、どこかの国に前からあるように思っている人も多いと思います。
実は、フラペチーノはスタバオリジナルの商品名なんです。
そういわれてみたら、スタバ以外で「フラペチーノ」と名乗るドリンクを見かけたこと無いですよね!?
フラペチーノは、スタバの登録商標なんですね。
フラペチーノとは、「フラッペ」と「カプチーノ」を合わせた造語で、「カプチーノベースのフラッペ」という意味です。
ですから、コーヒー、ミルク、クリームを氷を砕きながら混ぜて作るフラペチーノは、スターバックスでしか飲めません。
似たようなドリンクを別のお店では、コーヒーフラッペというような名前で売っているのは、そういった事情からです。
さて、そうなるとちょっと気になるのが「フラッペ」。
フラッペとはそもそもなんなのでしょうか。
フラッペはもともと、氷を細かく砕いたり削った上にリキュールや果汁を垂らしたものです。
イメージとしてはかき氷に近いですね。
氷を使ったドリンクという意味では、フラペチーノはフラッペの一種とも言えます。
当初、フラペチーノは名前の通り、コーヒーフレーバーに特化していました。
が、そのうち、コーヒーが入っていない抹茶やマンゴーなどのフレーバーのフラペチーノが販売されるようになったんですね。
もはやカプチーノなんて関係なくなってるフラペチーノも多くありますが、商品名だと思えばそれでいいですね(笑)
まとめ
シェイク、スムージー、フラペチーノの違いやそれぞれの特徴を紹介しました。
それぞれなんとなく似ている「冷たい飲み物」ですが、材料や作り方やその歴史が違っていて、面白いですね!
私は自宅でスムージーが作れるマシンがほしくてたまりません(笑)