らっきょうは、食物繊維が豊富で血液をサラサラにしてくれる体に良い健康食品です。
特にカレーを食べるときには、私にとっては絶対欠かせないもの!
カレーのお供として、いつも10個以上は食べてしまいます(笑)
ただ、らっきょうを食べた後、口の臭いが気になりますよね。
食べ終わっても、口の中や喉の奥に残るらっきょうの臭い…なかなか取れないので、らっきょうは大好きなんですが臭いが悩みの種です。
そこで、このページでは、らっきょうを食べたときに口が臭くなるのはなぜなのか、口に残ったらっきょうの嫌な臭いを消す方法をご紹介します。
これを知っておけば、カレーのときにらっきょうを思う存分食べられます!
らっきょうを食べると口が臭くなるのはなぜ?
そもそも、らっきょうを食べると口が臭くなるのはなぜなのでしょうか?
らっきょうの臭いの正体は、らっきょうに含まれる「アリシン」という物質です。
アリシンは、玉ネギやニンニクにも含まれていて、独特の強い臭いが特徴です。
らっきょうを食べた後、玉ねぎを食べた後と同じように感じるのは、同じ物質のせいだったんですね。
らっきょうが胃に入った後、アリシンはアリルメチルスルフィドという物質に変化します。
このアリルメチルスルフィドが厄介者で、体内から臭いを発し、なかなか消えない性質があるんですね。
そのせいで、らっきょうを食べた後、いつまでも臭いが残ってしまうわけです。
らっきょうを食べた後、すぐに口臭を消すならこの方法を試して!
会社のランチでカレーを食べに行き、うっかり大好きならっきょうをたくさん食べて、午後は口臭がずっと気になって仕事どころではなくなった経験があります(苦笑)
らっきょうを食べたせいで口臭が気になったとき、できるだけ早く消す方法をご紹介しましょう。
歯磨き
まずは基本の歯磨き。
らっきょうの残りかすも臭いの元になります。
臭いの元を断つなら、まずはお口のお掃除から。
マウスウォッシュ
口の中をマウスウォッシュで洗い流すことで、臭いを軽減させることができます。
できれば、歯磨きしたにマウスウォッシュで口をすすぎましょう。
ただし、臭いの元を完全に消すことは難しく、口の中を掃除する程度です。
歯磨きも、マウスウォッシュも、残念ながら消臭効果は5~10分くらいしか持続しません。
歯磨きとマウスウォッシュをダブルでした後、さらに他の方法をプラスして行うのがおすすめです。
ブレスケア
私が試したなかで一番効果を感じたのは、ブレスケアです。
カプセルタイプのものは、胃で溶けて、胃の中から発する臭いの元をブロックします。
胃に届くまでに少し時間はかかりますが、ブレスケアを飲んでから歯磨きすると、臭いは薄くなりますよ。
知らない間に臭いがなくなっている感じです。
フリスク
外出先で歯磨きする時間がない場合の一時しのぎには、フリスク。
一時的に臭いが少なくなりますが、効果が持続しないのが欠点ですね。
人と会うときなどは、フリスクを食べ続けなければなりません。。
人と会う前には、らっきょうを食べるのは控えた方がいいかもしれませんね。
らっきょうを食べたときの口臭対策は?食べる前や一緒に食べるもので防ぐことはできる?
らっきょうを食べる前に、臭いを発生させない対策は取れるのでしょうか。
実はあります!
らっきょうに含まれる臭いの原因であるアリシンは、たんぱく質と結合しやすい性質を持っています。
そこで、らっきょうを食べる前に牛乳を一杯飲んでおくんです。
そうすると、牛乳のたんぱく質とアリシンが結合して、臭いを防ぐことができるんですね。
また、らっきょうを食べてから30分以内にりんごを食べると、臭いを軽減できます。
リンゴの持つポリフェノールには消臭作用があるからなんですね。
ポリフェノールは特に皮に多く含まれているので、りんごは皮ごと食べるのがおすすめです。
りんごなら、食後のデザートとして食べやすいですよね。
他にポリフェノールを含むものとしては、紅茶、ウーロン茶、コーヒー、チョコレートなどがあります。
らっきょうを食べるときや食後に、紅茶、ウーロン茶、コーヒーを飲むようにすると、らっきょうを食べたときの口臭対策となりますよ。
また、意外なものでは、パセリにも効果があります。
パセリに含まれているアルファーピレンという物質に消臭作用があるので、もしサラダなどにパセリが添えられていたら、積極的に食べてみつのもおすすめですよ。
らっきょうを食べたときの口臭の原因と対策 まとめ
らっきょうを食べると気になる口臭の原因は、アリシンという物質がアリルメチルスルフィドに変化して、体内に残るからでした。
ネギやニンニクの臭い物質も、同じものが原因です。
らっきょうを食べた後に、嫌な口臭をできるだけ早く消すには、歯磨き、マウスウォッシュ、ブレスケア、フリスクがおすすめです。
ただし、歯磨きとマウスウォッシュ、フリスクの持続効果は短めです。
ブレスケアは胃の中の臭いを軽減するので、私の経験上、一番効果がありました。
らっきょうを食べる前に牛乳を飲むと、牛乳に含まれるたんぱく質とアリシンが結合することで、臭いの軽減に繋がります。
また、ポリフェノールを含む食べ物や飲み物で、らっきょうを食べたときの臭いを減らすこともできます。
食後にポリフェノールを多く含むりんごを皮ごと食べたり、飲み物を紅茶、ウーロン茶、コーヒーにすると良いですよ。
らっきょうを食べた後の口の臭いが気になる方は、ぜひ対策を知っておいて、臭いを気にせずらっきょうをモリモリ食べましょう!