私は柑橘系のフルーツが大好きでグレープフルーツも良く買いますが、時々グループフルーツが苦いと感じることがあります。
独特のちょっとほろ苦い味もグレープフルーツの特徴ですが、時々やけに苦く感じることがあるんですよね。
買ってきたばかりのグレープフルーツなので、腐っていることはないはずなのですが…
実は、グレープフルーツが苦いのは意外な理由があったのです。
そこでこのページでは、グレープフルーツが苦い理由と気になる苦味を消す方法をご紹介します。
グレープフルーツが苦いのはなぜ?疲れると苦みを感じる!?
グレープフルーツを食べるとちょっと苦い味がするのは、ナリンギンというポリフェノールの一種が含まれているからです。
ナリンギンは針のようにとがった結晶のため、ナリンギンを摂ると苦みを感じ、舌にピリッとした感覚が残ります。
それでグレープフルーツを食べると苦いと感じるのですね。
体の調子が悪い時にグレープフルーツを食べると、いつもよりも苦く感じるという人もいます。
これは、体が弱っているときに刺激の強いものを食べると、体の防御本能で刺激物を避けようとして、より苦味や酸味を感じやすくなるからです。
一方、運動などで身体が疲れている時には、無性にすっぱいものが食べたくなる人もいます。
レモンやグレープフルーツが、いつもより甘くて美味しく感じることもありますよね。
これもちゃんと理由があって、クエン酸をたくさん摂ると疲労回復に繋がります。
レモンやグレープルーツに含まれているクエン酸は酸っぱいものですが、疲労回復のために、脳がクエン酸を甘いと感じるよう指令を出すんですね。
私はジョギングした後に、グレープフルーツジュースを飲んだりはちみつレモンを食べることがあります。
普通は酸っぱくて一気に飲んだり食べたりできないものですが、運動後は不思議と酸味はあまり感じません。
これ、私の気のせいではなかったのですね!
グレープフルーツの苦みを簡単に消す方法とは?
でもやっぱりグレープフルーツの苦みがどうも嫌だな…という場合は、簡単にグレープフルーツの苦みを感じにくくする方法がありますよ。
砂糖やはちみつをかける
子供の頃はグレープフルーツの苦みや酸味が苦手で、砂糖やはちみつをかけて食べていました。
単純ですが、最速で苦みを消すには砂糖やはちみつなどの甘味に助けてもらうのが手っ取り早いです。
ただ、砂糖やはちみつを大量にかけると、当然ながらカロリーオーバーになりますし、グレープルーツの本来の味が消されてしまいます。
健康のためにグレープフルーツを食べるのであれば、砂糖やはちみつはほんの少しだけにしたほうが良いですよ。
ヨーグルトに混ぜる
ヨーグルトもグレープフルーツも酸味があるもの同士ですが、意外にもグレープルーツとヨーグルトはよく合います。
ヨーグルトに混ぜると、グレープフルーツの苦味は緩和されて食べやすくなりますよ。
酸味が気になる場合は、はちみつやオリゴ糖などをプラスするのがおすすめです。
オーブンで焼く
フルーツを焼くことはあまり普段しないと思うのですが、意外や意外!
グレープフルーツに砂糖やシナモンパウダーをかけてオーブンで焼くと、美味しいスイーツになりますよ。
ジュースやジャムにして食べる
グレープフルーツに苦みを感じる場合、生でそのまま食べるのではなく、ジャムにしたり
ジュースにすると、苦みを気にせずにたくさん食べられますよ。
サラダに加えたり、果汁を絞ってサラダのドレッシングにするのもおすすめです。
苦いグレープフルーツジュースの使い道は?
グレープフルーツの苦みの原因であるナリンギンは、
・花粉症を緩和する
・免疫力を高める
など良い効能があります。
そうであれば、手軽にグレープフルーツの栄養が摂れるグレープフルーツジュースも積極的に飲みたいですよね。
でも、100%のグレープフルーツジュースの苦さが気になってあまり好きになれない…という時におすすめの、苦いグレープフルーツジュースの活用方法をご紹介します。
ハチミツやオリゴ糖を混ぜて飲む
グレープフルーツジュースにハチミツやオリゴ糖を少し加えれば、苦みは気にならなくなります。
砂糖はジュースに溶けにくいのと、それ自体にも栄養があるはちみつやオリゴ糖がおすすめです。
サイダーや炭酸水で割る
特に夏におすすめなのが、グレープフルーツジュースをサイダーや炭酸水で割って飲むことです。
ちょっとしたカクテル気分で美味しく飲めますよ。
苦味や酸味が気になる場合は、炭酸水より甘味のついたサイダーのほうが飲みやすいです。
ゼリーやシャーベットにして食べる
グレープフルーツジュースに砂糖やはちみつなどを加えて、ゼリーやシャーベットにして食べるのもおすすめです。
他のアイデアに比べると少し手間はかかりますが、手作りのゼリーやシャーベットは格別ですよ~
グレープフルーツの苦味を消す方法 まとめ
グレープフルーツはポリフェノールの一種のナリンギンが含まれており、ナリンギンの性質によって苦味があります。
体が弱っていると体がナリンギンの刺激を嫌って、より苦く感じることもあります。
汗をかいて疲れた時には、逆にグレープフルーツが甘く感じられて、クエン酸の吸収に都合がよくなることもあるんですね。
グレープフルーツの苦さが苦手な場合は、砂糖やはちみつを少しかけたり、ヨーグルトに混ぜたり、ジャムやサラダで食べると苦みを感じにくいですよ。
グレープフルーツジュースの苦味が気になる場合は、ハチミツやオリゴ糖を加えたり、サイダーで割って飲むのがおすすめです。