最近パクチーって人気がありますよね。
特に、若い女性から絶大な支持を集めていますよね。
私にとっては唯一苦手な食べ物なので、「パクチー最高!」と言っている人の気持ちはわかりませんが(笑)
パクチーは独特のクセのある香りにハマるだけでなく、健康効果もすごいので、一気に人気が爆発したそうなんですね。
でも、パクチーは食べ過ぎると弊害もあるってご存知ですか?
そこでこのページでは、パクチーの栄養成分や効能、1日にどれくらい食べて良いかをご紹介します。
パクチーの栄養や女性に嬉しい効能とは?
パクチーはエジプトが原産のセリ科の植物です。
パクチーという名前はタイ語が語源で、英語ではコリアンダー、中国語ではシャンツァイと呼ばれています。
パクチーは香りを楽しむだけでなく、様々な効能があります。
早速ご紹介しましょう。
デトックス効果
パクチーには、体の中に溜まった水銀やカドミウムなどの有害物質を排出させる働きがあります。
パクチーを食べるだけで、体の中の不要なものを捨てることができるのは嬉しいですね。
アンチエイジング効果
パクチーには抗酸化作用があるので、シミやしわ、たるみなどの肌の老化を予防できるのです。
健康的な肌を保ちたければ、パクチーは欠かせない食べ物かも!?
パクチー嫌いの私ですが、アンチエイジングに効果があると聞いて、ちょっとチャレンジしたくなりました(笑)
動脈硬化や糖尿病予防
パクチーには、体内の余分な糖分を体外に排出させる働きがあります。
そのため、動脈硬化や糖尿病の予防も期待できるのだとか。
メタボ気味の人には朗報ですね。
ビタミンやミネラルの補給
パクチーにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
なお、ビタミンやミネラルは熱に弱いので、パクチーは生で食べるのが効果的です。
消化器官の働きを助ける
パクチーを食べると食欲回復や便秘の改善に繋がり、消化器官の働きを助けます。
女性ホルモンを促す
パクチーに含まれているゲラニオールという成分は、女性ホルモンの働きを助けます。
そのため、生理痛や更年期障害の予防や改善が期待できると考えられます。
そのほかにも、むくみの予防、体臭・口臭を抑える効果もあります。
ただ香りが強いだけの草かと思ったら(←パクチー苦手なのでちょっと毒吐きました・笑)、意外な効果がたくさんあってビックリです。
パクチーにこんなに色々な効能があるとなれば、若い女性ばかりでなく、老若男女問わず積極的に食べたくなりますよね。
パクチー嫌いの私もちょっと興味が湧きました。
パクチーを食べ過ぎると下痢や腹痛や吐き気を起こすのは本当?
パクチーは健康効果が高いし、葉っぱなのでカロリーは少ないです。
だからたくさん食べれば健康になれるし、太る心配もないよね~なんて、安心して一度にたくさんパクチーを食べるのはちょっと待ってください!
実はパクチーを食べ過ぎると、思わぬ落とし穴があるんです。
パクチーにはデトックス効果や整腸作用がありますね。
パクチーを適量食べるのであればいいんですけど…。
食べ過ぎると腸の働きが活発になり過ぎて、腹痛や下痢、吐き気の原因になることがあるのです。
また、パクチーに含まれている女性ホルモンを促す成分のゲラニオールを摂り過ぎると、頭痛になることもあるんですね。
とても稀ですが、セリ科のアレルギーがある人がパクチーを食べると、アレルギーを起こすこともあります。
美味しいし、栄養があるからと言って、むやみにたくさん食べるのは危険なんですね。
パクチーの食べ過ぎには注意!1日の適量はどれくらい?
では、1日に食べて良いパクチーの適量はどれくらいなのでしょうか?
実は、これには明確な基準はありません。
本場のタイ料理店でパクチーは、料理にそっと添えられていて、山盛りに出されることはないそうですよ。
ということは、料理の付け合わせ程度なら大丈夫と言えそうですね。
パクチー1株はおよそ10gですので、これぐらいなら食べても大丈夫と言えます。
ちなみに、私は以前エスニック料理の店でサラダを注文したら、お皿にパクチーがてんこ盛りされてきて、半泣き状態になったことがあります。
パクチーが苦手な私にとっては地獄でしかありませんでしたが、パクチー好きな人は、ボウルに山盛りにされたパクチーを活き活きと食べていますよね。
ボウル山盛りのパクチーは、おそらく一度に食べる量としては多すぎると思います。
胃腸が弱い方はどうぞお気をくださいね。
パクチーの効果的な食べ方とは?
パクチーは生のまま料理に添えて食べることが多いですよね。
先ほどもご紹介しましたが、パクチーに含まれているビタミンやミネラルは、熱を加えると壊れやすいので、なるべく生で食べるほうが栄養効果は高いです。
レタスやキャベツなどと混ぜてサラダとして食べたり、ラーメンの具や焼うどんのトッピングにしたり。
加熱し過ぎなければ、みそ汁の具や炒め物に入れてもOKです。
私のようにパクチーの味が苦手ならば、葉の部分だけ摘んで、他の野菜と混ぜてドレッシングで和えると食べやすくなります。
さらに、ごま油やレモンなど香りがあるものを加えると、パクチー独特の香りが和らぎます。
とはいえ…私も試してみましたが、やはりパクチーのクセがすごくて、私はちょっと無理でした。
私のように、ほんの少しでもパクチーが入っていると敏感にパクチーセンサーがはたらくタイプの人は、残念ですがパクチー効果を享受するのは難しいかもしれません。
まとめ
パクチーにはデトックス効果やアンチエイジング効果、整腸作用やメタボ予防などたくさんの効能が期待できます。
ただし、パクチーを食べ過ぎると、整腸作用が働きすぎて、腹痛や下痢、吐き気などを引き起こす場合があります。
また、パクチーに含まれるゲラニオールという成分は、摂りすぎると頭痛を引き起こすことがあるので要注意です。
パクチーの1日の適量は明確な規定があるわけではありませんが、サラダに使ったり、料理の付け合わせ程度が良いでしょう。
健康に良いからと言って、山盛りのパクチーをほおばるのは控えた方がいいですよ。
パクチー好きの人は、リスクも知ったうえでおいしく食べてくださいね!