レモンのハチミツ漬け「はちみつレモン」は、学生時代の部活の思い出が詰まった懐かしい食べ物でもあります。
運動後にはちみつレモンを食べると、疲れも吹き飛びますよね。
はちみつレモンは簡単に作れるので、最近は夏バテ対策のために手作りしています。
でも、保存するとなると、
どれくらいが賞味期限なのか?
どうやって保存すれば日持ちするのか?
もしカビが生えたら捨てるしかないのか?
など、手作りだと気になることがけっこうあります。
そこでこのページでは、手作りのはちみつレモンの賞味期限や日持ちさせる保存方法、カビが生えてしまった場合の対処方法をご紹介します。
自家製はちみつレモンの賞味期限はどれくらい?保存方法は常温でも良いの?
自家製のはちみつレモンの賞味期限は約半年が目安です。
はちみつに殺菌効果があるので、約半年間も食べられるのですね。
ただしこれは、以下のような作り方で作ったはちみつレモンの場合です。
1.保存瓶を熱湯消毒します。
2.レモンをきれいに洗ってから十分に水分を拭き取り、薄い輪切りにします。
3.消毒した瓶に輪切りのレモンを入れ、たっぷりはちみつを注ぎ込めば出来上がりです。
保存瓶がしっかり消毒されていないと長持ちしない場合がありますので、瓶はしっかり熱湯消毒してくださいね。
はちみつに殺菌効果があるからと油断してはいけません。
よほど寒い時期以外は、作ったはちみつレモンを保存する場合は、冷蔵庫に入れましょう。
常温で放置するとカビが生える原因になります。
せっかく作った自家製はちみつレモンに、数日でカビが生えてしまった!では残念ですよね。
冷蔵庫に入れたはちみつレモンは、2~3日に1回、瓶を振ってレモンに蜂蜜をなじませます。
こうすれば、はちみつレモンは良い状態に保てます。
ただ、冷蔵庫に入れたからと安心しきってはいけません。
長く保存すれば、味や風味は落ちるし、カビが生えるリスクも高くなります。
ですから、やはりできるだけ早く食べ切るのが賢明ですね。
はちみつレモンにカビが生えた!カビを取り除けば食べられる?
かなり気を付けて作って保存したつもりでも、はちみつレモンにカビが生えることもあります。
はちみつレモンにカビが生える原因は、次のようなことが考えられます。
・はちみつの量が足りなかった
・レモン自体が新鮮ではなかった
・瓶の消毒が十分にできていなかった
こんな場合にカビが生えることがあるのですね。
レモンの表面に白いカビがついているのを見つけたけど、せっかく作ったし捨てるのはもったいない。
はちみつの糖度は高いから大丈夫じゃない!?
…そう思いたいですよね。
カビの部分だけ取り除いて食べたという人もいますが、これは安全とは言えません。
見えないカビの菌糸がレモンの奥まで、そしてエキスにまで広がっているかもしれませんよ。
カビを食べてしまうと、腹痛の原因にもなりかねません。
残念ですが、はちみつレモンにカビが生えているのを見つけたら、無理して食べようとしないで、処分した方がいいですよ。
はちみつレモンの冷凍と解凍方法は?
レモンがたくさん手に入ったけれど食べ切れないから、はちみつレモンにしておこう!
でも、途中でカビが生えたりしたら困りますよね。
そんな時は、冷蔵庫ではなく、冷凍庫で保存しましょう。
はちみつレモンは冷凍保存もできますよ。
輪切りのレモンを重ならないようにラップに広げて包んだら、冷凍保存袋に入れればOKです。
くし形のレモンなら、ジップロックコンテナなどの保存容器に入れて、しっかり蓋をするのがおすすめです。
冷凍庫に入れて保存すれば、冷蔵保存よりさらに良い状態で長く保存できます。
冷凍後のはちみつレモンを使うときは、冷蔵庫に移して自然解凍するのが一番です。
レモンを一切れずつ取り出せば、解凍にはそれほど時間はかかりません。
冷たい炭酸水やアイスティー、温かい紅茶に入れて飲んでも美味しいですよ。
アイスクリームやヨーグルトに添えるのもおすすめです。
まとめ
自家製のはちみつレモンは、ときどき瓶を振ってはちみつとレモンをなじませれば、冷蔵庫保存で半年ぐらい食べられます。
もしカビが生えた場合には、少しもったいないですが無理に食べようとせず処分した方が安心です。
カビを生えにくくするには、瓶の消毒を十分に行うこと、新鮮なレモンを使うこと、レモンの水分をしっかり拭き取ること、レモンが全部隠れるほどハチミツをたっぷり使うことがポイントです。
はちみつレモンは冷凍できるので、量が多い場合は冷凍すればさらに良い状態で長期保存できます。
上手に保存して、美味しく食べたいものですね。